どこかの元T大生の思考

不定期です。旅行と考えることが好きな元T大生が、たまーに駄文を公開します。旅の記録を語る[旅]、何かに対する見解や主張をぶつける[論]、自分の生き方について思いを巡らせる[憂]、趣味などについて書き散らす[雑]の4つのカテゴリーで。

[雑2]バイトの指南

ちょっと遅れたけど、振り返り。あとは多数のバイトに追われた人が伝える、バイトの選び方。

 

 

 

夏休み第2週(?)が終わったようだ。いやあ、今週もなかなか面白い週だった。

そして今回は、寝落ちによりその日のうちにブログを書き忘れるというヘマをした。もう繰り返したくないなこれ。日付は編集したけど。

 


さて、まずは週の振り返り。

7/29(月)、10ヶ月間やってきたコンビニバイトを8:00-14:00の6時間(うち休憩30分、実働5.5時間で5,500円)やって辞めた。その後自転車でUber Eats(もはや出前)の配達に繰り出し、渋谷区・新宿区付近でなんか6,000円くらい稼いだ。稼いだ日だった。そして夜の新宿は綺麗だった。

7/30(火)、でかい配達バッグを持って東京へ向かい、新宿区付近の配達で5,350円くらい稼いだ。暑かった。配達では東京のシェアサイクルを使っているのだが、いざ借りようとしても電池残量0%のものばかりで激しい不満を抱いた。もっと稼げたはずなのに……。あと溜まってた所属団体のタスクを処理した。

7/31(水)、自身の普通の鞄を使って渋谷区付近で配達。3,900円くらい。そして新宿から本郷へシェアサイクルで大急ぎで向かい、とある省庁の説明会へ。どうせ時間あるなら早いうちから将来のことも考えとかなきゃな、と思って。それが終わると駒場に向かい、ようやくサークルの立て看板を解体。

8/1(木)、自身の鞄を使った配達で2,600円くらい稼いで、昼からは友人と過ごした。いろいろな話ができて楽しかった。新宿御苑は良かった。うまいものも食って金が吹っ飛んだ。帰りは終電……。

8/2(金)、この日もでかい配達バッグを持って東京へ。ボーナス的なのも含めて14,000円くらい稼いだ。途中またシェアサイクル難民になって非常に困ったものだ。夜の中央区は良かった。あと、某資格試験の申し込みに行った。

8/3(土)、ゼミ合宿1日目。青梅の御嶽へ。すごいOBOGの話を聞けて、夜中は自分のブログ元にしたりしたイカトークイカ東のトーク)もひたすらできて、本当に有意義だった。あとバーベキューとか花火とかも良かった(小並感)、バーベキューはフードファイト(と言う名の残飯処理)もしかけたし()。

8/4(日)、ゼミ合宿2日目。3時間くらい畳の上で寝た後に始まる。まあまあ眠かった。昼食でフードファイトした()。そのあとは滝に行こうとしたり川遊びしたり、本当に「夏」って感じで良かった。楽しかった。終わったらいろいろ買い物して金が吹っ飛んだ。

 


「人と話す」「金を稼ぐ」の2本が主だった週だった。それでは今回は「金を稼ぐ」に関連して、バイトの指南について語らせてもらおう。これでも私は多くの職種を経験した方だ。

私が新入生向けのセミナー的なやつで話したことをもとに、ここに書かせてもらう。だから若干おこがましい感じがするが、お許しいただきたい。

 


まずは、私のバイトの状況や経験から紹介する。

上に「配達」と買いているが、私は現在Uber Eatsの配達パートナーとして東京のシェアサイクルを使って配達を行なっている。これ、好きな時間でできるから私にとっては本当に良い金稼ぎだ。特に夏なんか暑いし結構疲れるけど、その分運動になるわけだし、時給換算でも良い方だし。それに夜の東京とか、風があると意外と快適だし夜の景色は面白いよ。

あと、7/29までは主にコンビニのバイトをやっていた。1Aセメスターから週1回7時間で始めて、3月の後半は週2回7時間ずつ、2Sセメスターは週2回6時間入っていた。時給1,000円で安い。

また派遣会社にも登録していて、たまに早朝にティッシュ配りをしている。去年の夏休みには派遣で引っ越し、事務所や学校の備品移転、作業服や宅急便の仕分け、ピッキング、家電量販店の呼び込み、パン工場、料理の仕込みなんかもした。

これと別に、教育系バイトもやったことがある。今年1月までは家庭教師をやっていて、これまで3人の生徒を受け持ったことがある。個別指導塾でも1ヶ月だけバイトしたことがある。だが理由があって辞めた。

…こう見てみると、大学から始めたくせに私のバイト経験って結構豊富だと思う。

 


私は入学当初、勝手に「東大生がバイトするなら教育系だろ」「教育系バイトは高時給だからいい」などと決めつけて失敗した人間だ。「人を教える」という行為に対するモチベーションが低いまま教育系に足を出し、結局力不足とモチベ不足から全て辞めるに至ったのだ。

入学後すぐになんの考えもなしに家庭教師のサイトに登録して、そこから最初は個別指導の塾を紹介され、若干給料が低いと思いつつ始めた。ところがその個別、「若干」どころでなく本当に給料が少なく、授業前後の準備片付けを入れると東京都の最低賃金レベルだった。これに気づいてしまった以上、「教育」というもの自体にそれほどモチベーションを持っていなかった自分はやる気が全くなくなり、逃げるようにやめたのである。辞めるときには多くの友人に相談したが、誰からも引き止められませなかった。今でも辞めて良かったと思っている。…でも、研修で教わった良い教え方とか、そういうのを知れて有意義ではあった。

続いて家庭教師の案件を2つ紹介され、恥ずかしながら主に「時給が高い」という理由のみで受け持つことにした。しかし元々教育へのモチベが低く、自分のことに追われて生徒のサポートが十分にできず、授業計画も曖昧になってしまった。元々生徒や親御さんとの相性が良くなかったのに加え、自身の力不足もあり成績を十分に伸ばすことが出来ず、また免許合宿やサークルの合宿などの私側の事情による長期不在期間が多かったこともあって、両方切られた。

時給などだけで判断するのではなく、その職種が本当に自分にとってやりがいのあるものなのか、自分に向いているものなのか、そして私生活と両立できるか、というのが大事だと感じた。例えば引っ越しバイトは時給1,300円の高賃金のものもあり、教育系のような勤務時間外の準備が不要だが、散財したくてひたすら金を欲しがる私でさえ1回やって嫌になった。また、貴重な大学生活や趣味を捨ててバイト一筋で生きるのも、完全否定はしないがあまり望ましくない。せっかくの大学生生活、金稼ぎ以外もやりたいでしょ。

それにバイトによって給料や待遇・忙しさには差があり、また求人サイトなどに正しく表記されていない例もあるため、下見とかをしてみるべきだ。私もコンビニを下見していれば、「日本人が著しく少ない」という状況を知れて少し考えが変わっていたかもしれない。

 


バイト、やる気がなくなったとか儲からなすぎるとか辛すぎるとか自分に合わないとか感じたらすぐに辞めた方がいい気がする。学生アルバイトは社会人と比べてすぐに辞めるのが比較的たやすく、責任感もそれほど感じる必要はないはずだ。逆にやりたくもないのに続ける方が大きな負担になる。まあ辞める際は所定の段取りを踏んで辞めるべきだけどね。私は辞めることが苦手で、好きでもないコンビニバイトが続いてしまい若干渋かった。

そもそもバイトは貴重な大学生活の一部の時間を奪うものであり、何かを犠牲にしなければならない。サークルに行けない、バイトゆえに友達との遊びがキャンセルになってしまう、といったこともある。長すぎるバイトは勉強する時間を奪う。私の場合、コンビニバイトが昼間の人手が必要なため昼の授業を取れない曜日がある、という事態に陥っていた。テスト前にバイトを入れすぎて、試験勉強がおろそかになることもあった。

…この点を考えて、私は自由度の高いUber Eatsを選んだ。夏休みは予定が非常に入れやすい状況になって、私は非常に嬉しい。

 


私のバイトに関する考えはこんな感じだ。少しでも参考になればいい…のかもしれない。

夏は特に、金稼ぎから逃れることはできない。私は金稼ぎを続ける。

 


それではまた。