謎すぎるルートを使って草津に行き、謎すぎるルートで帰る。
私は某旅行系サークルに属している。なおこのブログでは匿名性を可能な限り維持するため、私と親しい皆様ならお分かりだろうがあえて明記しない。
そのサークルの2018年の新歓合宿が、2018年6月16日(土)から17日(日)に群馬県の草津周辺で行われることとなった。しかしこの合宿の特徴は「現地集合・現地解散」であり、草津(というか集合場所の中之条駅)までの行き方は個人に任せられていた。
そこで私は、行きと帰りで(乗りつぶしのために)謎のルートを通ることにしたのである。
旅程は、
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埼玉県の自宅(某私鉄路線や山手線など)上野(メトロ銀座線)浅草(東武特急リバティけごん)東武動物公園(東武伊勢崎線)館林(東武特急りょうもう)太田(東武伊勢崎線)伊勢崎(両毛線)新前橋(快速リゾートやまどり)中之条(吾妻線)川原湯温泉/八ッ場ダム周辺観光(吾妻線)長野原草津口(JRバス)草津
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草津観光/草津(JRバス)長野原草津口(吾妻線)万座・鹿沢口(徒歩)大前(吾妻線・上越線)新前橋(上越線)高崎(八高線や某私鉄路線など)埼玉県の自宅
であった。
1日目。
なぜか東武伊勢崎線を全線乗りつぶそうという計画が頭の中に思い浮かんだ。そして集合時間に間に合う行程を考えた結果、浅草→東武動物公園と館林→太田だけ特急を使うという謎行程になった。あと、JR区間は臨時快速のリゾートやまどりを使いたく思い、どうにか新前橋→中之条の短い区間だけ使うことにした。…わけわからないオタクの発想である。
朝早くに起き、始発でまず浅草に向かう。始発のくせに結構混んでた。浅草でたしか朝飯を調達。
そしてリバティけごん3号、初の東武特急への乗車である。コンセントが有能だった。そのままでは日光線方面に行ってしまうため東武動物公園駅で乗り換え、今度は区間急行(各駅停車)で館林に向かう。館林からは特急りょうもう、館林で特急券を買うのに若干戸惑った。そして太田でまた乗り換え、普通列車で伊勢崎へ。伊勢崎駅、まじでベイシアくらいしかなかった。
そこからはJR、まずは新前橋へ。新前橋でリゾートやまどりを待っている間にSL水上が来て、乗っている人の楽しそうな表情とかよかった(小並感)。
そして東京方面から来たリゾートやまどりに乗車、そのまま中之条へ。車内の案内放送がなかなか良かった。中之条では本来列車が長時間停車することもあり、駅を出だところで現地の方々に歓迎されファイルとかもらったりした。
12時くらいに中之条駅で集合。そこから中之条の街に繰り出す。若干古さの残る街並みが良かった。なんかめっちゃ昔のdocomoのロゴとかJ-PHONEとか書いてある看板もあったし。あと小渕恵三もいた。昼はそんな中之条町のとある食堂、カツ丼を堪能した。
続いて川原湯温泉駅へ。普段の利用客の何倍もの学生が一気に小さな駅に押し寄せた。そして工事中の八ッ場ダムを上から眺めたり、なるほど!やんば資料館とか移転した川原湯神社に行ったりした。ダムの工事の様子って、見てて面白いんだよね。ちなみに川原湯温泉には入らず。
そして長野原草津口駅に向かい、そこからバスで草津入り。雨が降っていた。
夕食は宿のご飯だった。美味しかった。そしてここで初めて、私はフードファイト(という名の残飯処理)に手を出すことになる。これが全ての原点であった…()。
夜の風呂はたしか宿で済ませた。そして上毛かるたとかで遊び、私は26時くらいまでは起きていた。
2日目。
朝食ではフードファイトを控えめにし、草津の街中へ。草津温泉を代表するかの景色を見たり、寺に行ったり、湯もみショーを見たり、西の河原に行ったりした。面白かった(小並感)。そしてお土産も買った。昼食はラーメンだった。
そして草津バスターミナルで解散し、そこから個人で帰ることに。私はまず長野原草津口までバスで出てから、万座・鹿沢口行きで終点まで向かい、大前駅まで向かって帰りに吾妻線を全制覇する計画を立てた。ちなみに同行者(賛同者)はいなかった。長野原草津口駅、駅名標すら万座・鹿沢口方面の利用を想定してなくて笑う。
実は途中で大きめの地震が起き、大前駅でもなかなか列車が来なくて一瞬帰れるのか焦ったが、まあ大丈夫だった。万座・鹿沢口から大前までは国道で、意外にもセブンイレブンとか地元のスーパーとかコメリとかあって需要(?)を感じたものだ。
そして1日5本しか列車の来ない大前駅で記念ノートに記入し、そこからひたすら帰宅。とりあえず地震の後だが帰れたので良かった。
面白い週末の旅行であった。
次は去年の夏休みの旅行の話。それではまた水曜日。