某サークルの秋合宿。
前回の続き。11日目から14日目。
例のサークルの秋合宿が秋田集合で始まったため、この4日間はそれの移動がメインだった。
旅程は、
〈9/4〉
羽後牛島(羽越本線)秋田(男鹿線)男鹿(男鹿線)秋田(リゾートしらかみ)川部(奥羽本線)新青森(徒歩)三内丸山遺跡(バス)青森
〈9/5〉
青森(青い森鉄道線)八戸(八戸線)久慈(三陸鉄道北リアス線)宮古(山田線)盛岡
〈9/6〉
盛岡(東北本線)花巻(釜石線)新花巻(徒歩)宮沢賢治童話村(徒歩)新花巻(東北本線)一ノ関(東北本線)小牛田(東北本線)仙台
〈9/7〉
仙台(東北本線)利府(東北本線)仙台(仙石東北ライン)高城町(仙石線)松島海岸(仙石線)石巻(石巻線)女川(石巻線)小牛田(東北本線)仙台(常磐線)浪江(代行バス)富岡(常磐線)いわき(常磐線)水戸(常磐線)日暮里(山手線)池袋(東武東上線)埼玉県の自宅
という感じである。まあこれまでに比べりゃ限界みの低い旅程だ()。
11日目。
そして男鹿線を乗りつぶして、再び秋田駅に戻る。男鹿といえばなまはげなので、やはり男鹿駅にはなまはげがいた。
ここで合宿集合。そして朝食のパンと昼食の駅弁を調達し、指定席快速・リゾートしらかみに乗車。まじで良かった。安いし、車窓は綺麗だったし、なんか車内で生演奏聞けたりするし、車両の内装自体凝ってるし。
リゾートしらかみは東能代・能代・千畳敷で長めの停車。東能代ではリゾートしらかみを模した何かがホームにあったし、逆方向のやつとすれ違った。
バスケの街・能代ではホームにバスケットゴールがあり、ゴールを決められた人が景品をもらえるという形式だったが、サークル同期の中でなんと自分しかゴール入れられなかった()。
そして千畳敷(岩畳の海岸)はすごく良かった。これ見ただけで「乗って良かった」って思えるレベル。
そして五能線を五所川原経由で川部まで行った後、新青森駅へ。そこから歩いて三内丸山遺跡に向かう。教科書でしか見たことのない遺跡が見られるということで、結構良かった。あの竪穴住居跡ね。
そしてバスで青森駅に向かい、駅近くのホテルにチェックイン。久々のまともな(本当か?)宿だったな。
荷物を置くと、夕食は「味噌カレー牛乳ラーメン」なるご当地B級グルメを食べに行く。小学生が考えたようなヤバい組み合わせだったが、意外と美味しかった。みんな今度青森行った時試してみ、まじで。
そして青森のタワーに行って景色を堪能したり、スーパーに行って翌日の朝食(青森名物・イギリストーストも含む)を調達したりして、宿に戻る。
12日目。
買った朝食を食べつつ、まずは久慈へ。
とある大衆食堂で昼食の「磯ラーメン」を堪能するとともに、沿岸の防潮堤とか久慈の景色を見てみた。
そしてそこから宮古までは、なんか豪華そうな三陸鉄道の車両に乗車。これも昨日と同じく良かった。しかもこっちは追加料金なしだし。トランプしたり寝たりした。
宮古からは山田線で盛岡へ。盛岡に到着すると、少し歩いて宿へ。この宿は本当に良かった(語彙力皆無)。
そしてこの日の夕食は盛岡名物・じゃじゃ麺。うまかった。あと、盛岡城跡に行ってみたりもした。
13日目。
盛岡駅まで少し歩いて、東北本線で花巻へ。ここで自由行動。花巻で釜石線に乗り換え新花巻に向かい、そこから歩いて宮沢賢治童話村に向かう。小5の時に行ったことがあったがほぼ忘れており、純粋な気持ち(?)で楽しめた。
そして花巻駅に戻ると、歩いて「マルカンデパート」へ。ここで名物・10段ソフト180円を堪能。めっちゃでかいので、箸で食べるのが斬新すぎた。まあまあ美味しかった。あと、道中に今はなきJOMOを発見。
続いては平泉観光。まずはバスで中尊寺に向かう。金堂(撮影禁止)は結構綺麗だったし、それ以外もなかなかに良かった。
…ってうっとりしていたらバスを逃し、サークルの人間を見失った()。ゆえに平泉を歩いて回ることに。毛越寺に関しては、安くない拝観料を見て中に入らず撤退、平泉駅に戻った。平泉駅ではお土産を購入。
そして東北本線を南下し、仙台へ。
ホテルにチェックイン後は、仙台名物牛タン…ではなく「マーボー焼そば」を調達。冷やし中華発祥の地、とも言われるお店でいただいた。ある程度辛かったが、まじでうまかった。…いやそれにしても、仙台ご当地グルメ多すぎなんだよな。
14日目。
合宿本隊より早く宿を出て、まずは利府支線を乗りつぶし。朝ゆえ利府駅前の商店街的なものもやっておらず、虚無なままとんぼ返り。
仙台に戻って人々と合流し、松島へ。人生二度目。曇ってて正直微妙だった気がする……。
震災の爪痕、そしてそこから復興を遂げようと生まれ変わった駅前商店街を見てすごく学習にもなった。そしてここで小腹が空いていたので、ちょっとしたご当地お菓子的なの(?)を調達。
そして石巻線を小牛田まで乗りつぶしつつ、ふたたび仙台へ。この時点でほぼ解散で、いつのまにかサークルの人とはぐれていた。
仙台では、これまでなかなか食べられなかった海鮮丼(ご当地グルメ・仙台漬け丼)を回収。待たされたけど、まじでうまかった。…薄っぺらい感想だけど、本当にそうだったんだもの。
そこからは同期1人とともに、常磐線を南下。
不通区間はバスだったのだが、車窓を見ていると旧ロゴバージョンのauやかっぱ寿司が見られ(撮影可)、時間が止まっているような不思議な感触を抱いた。
不通区間南限の富岡駅には、放射線量の表示もあった。そして富岡からいわきは特急用車両に普通列車ながら乗れて、とても人権を感じた。
そしてそのまま日暮里まで出て、埼玉に帰り2週間ぶりの帰宅。本当に怒涛の2週間だった。疲れたが楽しかった。一生忘れない思い出になったと思う。そして結構なお土産を買っていた。
次回は飛んで、11月の日帰りひとり旅。
それではまた。