朝の鹿島神宮と、久々の北海道。
大学の集中講義から帰った翌日の3/2（土）から3/5（水）にかけて、高校の友人とともに北海道へと渡った。夏休みにともに九州に行った彼である。今回は前半、3/2と3/3について書く。
成田空港から格安の春秋航空で新千歳に向かう。そして道内の移動のお供はJR東日本&北海道パス。
そして1日目は成田発まで時間があったため、切符を有効活用するために1人で鹿島まで行っていた。
旅程は、
〈3/2〉
埼玉県の自宅（東武東上線）池袋（山手線）秋葉原（総武線各駅停車）錦糸町（総武線・成田線快速）成田（成田線）佐原（鹿島線）鹿島神宮（鹿島線）香取（成田線）成田（成田線）成田空港（成田線）空港第2ビル/成田空港第3ターミナル（春秋航空）新千歳空港（快速エアポート）千歳（石勝線）夕張（石勝線）追分（室蘭本線）沼ノ端（千歳線）千歳（快速エアポート）札幌
〈3/3〉
札幌（函館本線）滝川（根室本線）富良野（代行バス）新得（根室本線）帯広（根室本線）釧路
である。3月をもって廃線予定の石勝線夕張支線に乗りに行った。
今回も写真は後で載せるかも。
1日目。
鹿島線乗りつぶしのために、朝から千葉県へ向かう。成田線を東に進み、佐原で乗り換える。香取神宮あるところだし、佐原もそれだけで面白そうな街だ。いつか佐原の街を観光してみたいもの。
鹿島戦に乗り、利根川などを渡って茨城県入りし、鹿島神宮駅へ。鹿島神宮駅、繁忙期に備えて改札が多い。
駅から鹿島神宮は少し歩いたが、まあ歩ける距離だった。
鹿島神宮は緑が多く、歩いていて結構気持ちよかった。
あと境内に鹿がいたのが意外だった、祭神のお使いらしい。
スピード参拝して鹿島神宮駅に戻り、成田空港へ。またも乗りつぶしのために成田空港駅まで行ってから、空港第2ビル駅まで戻った。謎行動。
空港第2ビル駅で友人と会う。搭乗まで時間があったため、私の発案で東成田駅()まで歩いて行ってみることに。まじで静かだった。長かった。そして東成田駅の周り、まじで何もなかった。ただ閑散とした空間だけが広がっていた。ここがかつては「成田空港駅」として栄えていたという事実考えると、エモいな。
そして結構歩いて、第3ターミナルへ。
第3ターミナル、LCCばっかだからって扱い雑じゃないか……()。そこで昼食のうどんをかきこみ、搭乗手続きを済ませ、搭乗口へと向かう。
手続きの窓口から搭乗口もまた遠いこと。
そしてフライト開始。携帯が機内モードしか使えなかったのが、スマホ依存症患者()にとっては痛かった。だけどなぜか位置情報が取得できた。
1時間半ほどで、小4ぶりの北海道。友人は初であった。雪の北海道。
新千歳空港に着くとすぐにJRに乗り込み、まずはなぜか千歳駅に向かってから、石勝線で夕張方面に向かう。千歳駅と追分駅ではちょっと下車し、駅の待合室とか駅前をちょっと見てみた。
追分では鉄道の写真とか制服の展示とかあって、短時間ながらなかなか面白かった気がする。
ああ、私もこんなにてつどうろせんが鉄道路線が多かった時代に、生きてみたかったな。
新夕張駅で夕張行きに乗り換える。この表示も、もう3月いっぱいでなくなっちゃうんだな。
そして石勝線夕張支線を完乗し、夕張駅。廃線とそれに伴うイベントなどを告知したビラが多く、本当になくなってしまうのか、という不思議な気持ちになった。
線路があるうちに来れてよかった。時間がなくて、あまり駅の外を見られずに帰らねばならないのが残念だった。スタンプを押し、ノートに記入して帰った。線路がなくなってもまたいつか来る、夕張。
そこからは沼ノ端経由で札幌に向かう…ところが雪のせいか速度制限で電車が計画的に遅延しており、乗り換えが大幅に遅れて「それなら事前にちゃんとわかりやすく告知しろや！！！」という気持ちに。沼ノ端駅で40分くらい虚無な時間を過ごす。別に駅の近くに何かあるわけでもないんだよな。
そして予定より遅れて、千歳線で札幌へ。
夕食は当然（？）ラーメン、味噌ラーメンうまかったぞ。
そしてすすきの周辺のカラオケボックスで、夜を明かした。中心街にしては良心的価格で、金欠気味の人間としては助かった。
2日目。
札幌駅に向かいながら、残念な時計台の前を通る。
…そんなに残念じゃなくね？ 少なくともはりまや橋ほどではない()。
6:14札幌発で滝川へ。東口、なんかショッピングセンターみたいなのあるけど廃墟だし、ひたすらさびれてやがる。
駅から少し歩いたところの食堂（店内撮影禁止）で安いけど美味しいうどんを食し、近くのスーパーで飲料も調達。
そして根室本線を東に向かい、富良野へ。。
根室本線は東鹿越から新得が不通のため、新得までは代行バスで向かうことに。その中でパソコンで作業()したり爆睡したりしていた。幌舞駅…ではなく幾寅駅でも降りてみたかったな。車窓からは見えた。
そして新得に到着。
再び鉄道で東に向かい、帯広で途中下車。
駅前の長崎屋の中の店で帯広名物・豚丼を堪能。
長崎屋があること自体驚きだ。時間があまりなかったため急いで食べることになったが、とても美味しかった。北海道のご当地グルメ、食べた甲斐があった。
急いで駅に戻り、そこからひたすら釧路駅に向かう。途中尺別駅で長時間の停車があったため、下車してみることに。駅前は本当に何もなかったが、夕日に照らされた静かな駅は非常に良い写真が撮れた。調べてみると3月をもって廃駅になるらしく、もう見られないかもしれないこの景色を見られたことに感謝。
そのあと白糠でも、停車時間を使って下車。こっちは当然廃駅になんてならない。
そして釧路に到着。写真下手くそかよ。
まずは本日の宿（2人でたったの3,600円！）へ向かうのだが、道中には北海道ご当地の塾「北大学力増進会」が。
その後に洋食屋の「泉屋」に夕食を食べに出る。夕食は釧路名物らしい「スパカツ」を堪能。名前通りスパゲッティの上にカツが乗ったボリューミーな食事だったが、大食いの男子大学生2人にとっては余裕だった。うん、美味かった。
その後は運河に沿ってちょっと歩いてみた。灯る明かりと残る雪がいい感じの景色を作り出していて、美しかった。どうせなら夕日も見てみたかったかもな。
宿は安価ながら屋上階中心に大浴場（露天風呂あり）があって、感動もの（？）であった。神。みんなにも薦めたい。改めて友人の良いホテルを見つける能力に脱帽。
そしてカラオケボックスとは違ってちゃんと睡眠し、翌日を迎える。
次回に続く。
