どこかの元T大生の思考

不定期です。旅行と考えることが好きな元T大生が、たまーに駄文を公開します。旅の記録を語る[旅]、何かに対する見解や主張をぶつける[論]、自分の生き方について思いを巡らせる[憂]、趣味などについて書き散らす[雑]の4つのカテゴリーで。

[雑7]FPと総合旅行業務取扱管理者試験

資格に挑戦し始めた。

 

 

 

ブログの質の低下、今週も免れることはできなかった。来週は少し落ち着くかもしれないので、質を高めていきたい(というか戻していきたい)ものだ。

 


週の振り返り。

9/2(月)、早朝のティッシュ配りのバイトを終えたのち、大宮駅に向かう。そこから高校の友人(北海道とか一緒に行った例の彼)とともに、青春18きっぷ1回分を使ってあてのない日帰り旅へ。とりあえず宇都宮線を北に向かい、下館・小山・足利(あしかがフラワーパークとか足利学校跡とか)・宇都宮に行った。ちなみに昼食は小山でインドカレー、夕食は宇都宮で餃子。時間にあまり縛られない旅(?)が久々で、いろいろ追われている自分にとってはすごく良かった。

9/3(火)、またも早朝のティッシュ配りのバイトをこなし、終わったら都内で買い物。破けたやつの代わりの黒パンツとか、新しいスマホカバーとか、そんなものを買った。帰ったらFP3級の勉強。

9/4(水)、例のごとく早朝のティッシュ配りの後、今度はUber Eatsの配達へ。まあ1万円くらい稼いだ。空き時間でFP3級の勉強をしようと思ったが、それほど時間が取れず。

9/5(木)、この日も早朝のティッシュ配りのバイトをし、この日は終わったら自宅に直帰。FP3級の勉強をする予定だったが、気づいたら5時間寝てて16時だった。そこから勉強。

9/6(金)、またまた早朝のティッシュ配りがあり、終わったら委員会の仕事で東大へ。15時くらいに駒場を出て、ティッシュ配りの手渡しの給料を受け取り、帰宅。そしてFP3級の勉強。

9/7(土)、午前中は委員会の仕事をしに東大に向かい、学食で昼食をすませると母校の高校の文化祭へ。名物の門を拝み、同好会で会誌を買いお土産を置いて行って、すぐに離脱。そこからはFP3級の勉強をしつつ、青春18きっぷラスト1回分を使って関東JRの乗りつぶしへ。日光線鶴見線海芝浦支線・鶴見線本線を乗りつぶした(すなわち大移動した)ため、残すは鶴見線大川支線のみに。1日3本ってのが厄介。

9/8(日)、FP3級の試験。受かった気がする。

 


…っとこんな感じで、今週はティッシュ配りと「FP3級」に支配された週であった。この「FP3級」とは何か、ご存知だろうか。

 


これは、正式名称を確か「3級ファイナンシャル・プランニング技能検定」という資格である。年に3回試験が実施されており、1級から3級まで存在する。3級では、年金や保険の知識・金融商品所得税計算・不動産知識・相続や贈与といったものの基礎的な知識が、「学科試験」「実技試験」の2つで問われる。とはいっても、全問マークシート形式で択一問題か正誤問題のみだ。

この資格、取ると何がいいのか。3級は結構簡単ともいわれるため、資格単体ではさほど良さはないかもしれない。しかし、実務経験のない人間がFP2級を受けるには3級の資格が必須であるため、3級を取れば一個上の資格を取得する権利を得ることができる。また、単にこれからの生活に必要となる資金計画に関する知識が得られることで、日常的にも便利だ。確定申告の仕組みや必要・不要な人の区分もわかるし、相続時にどんな感じで相続が行われるのかもわかる。

 

 

例えば、「103万円の壁」というものが存在する。みなさんは原理的にこれを説明することができるだろうか。

…正解は、「給与所得は1年間に得た給料・賞与の額から最低65万円を引いた金額である」「扶養家族の合計所得が38万円未満なら、扶養者(父親とか)は所得税において38万円の扶養控除を受けることができる」「だから、被扶養者の学生が103万を超える額を給与で受け取ると、学生の所得が38万円を超えてしまうため親が38万円の扶養控除を受けられなくなり、支払う所得税が増える」というものだ。

また例えば、私はUber Eatsの配達パートナーをやっているが、この配達で年に38万円を超える額を稼ぐと扶養から外れてしまう。なぜか。

正解は、「Uber Eatsの配達パートナーはUberに雇用されている労働者ではなく個人事業主であり、売り上げは事業所得に分類される」「事業所得は、事業による収入から必要経費を差し引いた額である」「だから、私がUber Eatsで38万円を超える額を稼いでしまうと私の収入が38万円を超え、扶養者の親が扶養控除を受けられずに所得税を多く払うことになる」というものだ。

こういうものが、しっかりとした知識をもって理解できるようになる。楽しい。

 

 

また、私は来月には「総合旅行業務取扱管理者試験」という別の資格試験にも挑戦する。

これは国家資格で、まあタイトルの通り旅行業務に関する知識を問う試験である。「国内旅行業務取扱管理者」というのもあるが、これが国内のみの旅行にしか適用できないのに対し、「総合」は海外に出ることもできる。空港や航空会社のコード、JRの運賃計算を覚える必要があるが、私みたいな軽いオタクには魅力的な資格だ。これから勉強を詰めていく。

 

 

こうやって色々と資格を得てみるの、楽しい。肩書きが欲しいってのもあるけど、勉強を通して自分の知識の広がりを感じることができるし、可能性を感じられもするからだ。

資格を取るなら、時間のある大学2年生の間だ。私はそう思って、次の次の試験も狙っている。あわよくばFP2級を取りたいものだ。