どこかの元T大生の思考

不定期です。旅行と考えることが好きな元T大生が、たまーに駄文を公開します。旅の記録を語る[旅]、何かに対する見解や主張をぶつける[論]、自分の生き方について思いを巡らせる[憂]、趣味などについて書き散らす[雑]の4つのカテゴリーで。

[論17]「失敗」を抱え込みすぎないで

振り向くな、後ろには明日はないから、前を向け。

 

 

 

私は本日、委員会においてミスを犯してしまった。それに気づいた時は自分の無能さを激しく恨み悶々としていたが、今は回復している。

今回は、そんな「ミス」「失敗」による「後悔」「反省」について簡潔に。

 


失敗、それは人間なら誰でもしてしまうものだ。それの受け止め方が問題だ。

人は失敗すると、それに対して負の感情を抱く。それが主に「後悔」と「反省」だろう。この「後悔」と「反省」はどう違うのか。

私は、「後悔」は過去行ったことに対して「こうやっておけばよかったのに……」とずっとネガティブに思ってしまう、いわば「過去を引きずりすぎてしまう」行為だと思う。引きずりすぎた結果、頭の中がその思いばかりになってそれ以外の現在のことも未来のことも手につかなくなることもある。自己の人格の否定にも繋がりかねない。しかしいくら後悔しようと過去は変わらない、後悔先に立たず。

対して「反省」は、過去行ったことに対して真摯に向き合い、注意として以降の行動に結びつける行為だと思う。その行動がどうして失敗したのか分析し、次に同様な間違いが起こらないよう自身に言い聞かせる。単なる「後悔」と異なり、自身の以降の行動を変えることにもつながる。「反省点」というのは教訓にもなるため、「失敗したけどこういう反省点得られたし」とポジティブに捉えることすらできる。

 


だから私は、後悔ばかりする人に言いたい。後悔は何も生まない、後悔するなら反省しろと。過去を引きずるなら、これからの自身の向上につなげたほうがいい。そう考えると、過去を引きずりすぎて自身を否定することも少なくなると思う。

 


私自身、よく失敗はする。その際は、後悔しすぎるのではなく反省だけするようにしたい。ただし、反省はいつも忘れないように。