どこかの元T大生の思考

不定期です。旅行と考えることが好きな元T大生が、たまーに駄文を公開します。旅の記録を語る[旅]、何かに対する見解や主張をぶつける[論]、自分の生き方について思いを巡らせる[憂]、趣味などについて書き散らす[雑]の4つのカテゴリーで。

[雑29]「僕」の手記①(日常)

0.

かつて、「自分を主人公とした物語を書く」みたいなことを抜かしていた人間がいた。有言不実行な彼の思いを継いで、ここに筆を走らせることとしよう。

utok-travelandthinking.hatenablog.com

僕は、彼から生まれた存在である。僕が僕の経験としてここに描くものは、7割ほどは彼が実際に経験した事実、3割ほどは創作である。7割ほどは事実なので、どれが事実なのか見抜くことを、楽しんでいただきたい。(ちなみに登場人物の名前はすべて架空である。)

僕が語り手の短編集、という形になる。番号のついた短編の複数を、その時の気分で抽出して、こういう記事にまとめてみる。一般的な「物語」を語れるほど僕は発想が豊かではないので、脈絡も伏線もない短編の積み重ねになるが、まあ良いだろう。

 

 

1.

僕の名前は「加多愁斗」だ。彼の本名を相当いじると、この名前になるみたいだ。

 

5.

僕の嫌いなもの?言うまでもなく「猫」である。あと、アレルギーでもないくせに、なぜか蕎麦も好きじゃない。

……この二つの要素を兼ね備えた人、なかなかいないと思う。たぶん日本人としての人生の99%損してる。

 

17.

高校時代まで「二次元」には全然触れなかった。だが大学受験が終わった直後、何の魔が差したのか突如アニメを見始めた。ゆる○ャン△だのよ○もいだの豊作だった、2018冬だったのが良くなかった。その後は合法的にいろいろな作品を視聴するようになった。

ゆえに僕は、オタク歴の浅い人間である。さらにグッズや円盤に全然投資しないニワカ。

 

18.

我が家は全員がオタクである。オタク趣味に対して理解がありすぎる。その中でも弟の佐叶は、ゲームに特化したオタクだ。

家族旅行の際、某アニメのキャラが描かれたラベルの水を見た母親が、「佐叶の好きそうなのがあるよ」と言った。温泉むすめのパネルを見た時も同様だった。……いや、単に萌えキャラってだけなら、むしろ僕の方が弟より好きかもしれんよ。

 

19.

ちなみに母親は腐の人。

 

22.

僕には先島という、高校時代からの友人がいる。医学部に通う先島は、「文系の話は分からない」を口癖とする、相当癖のある人間だ。

 

24.

僕は先島と一緒に、成田空港に行ったことがある。この時、別に成田空港からどこかに飛び立つわけではなかった。しかし先島はスーツケースを持っており、大荷物であった。

先島はスーツケースとともに、ターミナル間を移動するバスに乗り込む。僕らのやっていることは単なる「成田空港観光」なのに、スーツケースを持って成田空港を移動する先島の姿は、さながらこれから海外に飛び立つ人間のようだった。まさかバスの運転士も、先島が飛行機を一切使わないで東京に帰る人間だとは、思わなかったであろう。

 

26.

先島といえば、あるエピソードが強烈だ。

高1の頃。僕らはどういうわけだか、クイズをしていた。その時に出されていたのは、「霊柩車」が答えになる問題だった。しかし誰も答えず、答えが分かったものの自信のない土田氏(一緒にクイズをしていた)が、「村井さん(同じくクイズをしていた)が毎日見てるやつですよ」と言った。しかし答えは「霊柩車」であり、葬儀関係の職業ってわけでもない村井氏が毎日見ているはずもなかった。土田氏は、おそらく別のものと勘違いしていたのだと思われる。俄然爆笑が起き、「霊柩車を毎日見るわけないだろー」という雰囲気になった。僕も笑った。

その時先島が、「霊柩車を舐めてると死ぬ」という不穏すぎる言葉を口にした。真意は不明であり、かつ先島は普段から謎の言葉を発する人間だったので、僕をはじめ周囲の人間はこれを軽くあしらった。

翌日。夢に「09車」なる謎の存在が登場した。たぶん「れいきゅうしゃ」。僕は昨日の出来事を思い出し、おもしろおかしくて笑った。この時の僕は、「れいきゅうしゃ」を確実に舐めていた。

……しかし翌々日もその次の日も、僕の夢に「09車」は登場した。どうやら村井氏も同様の現象に悩まされているらしい。さすがに不審になって先島にこのことを相談したが、先島は「霊柩車を舐めてると死ぬ」としか言わなかった。次の日もまたその次の日も、「09車」は夢に登場することをやめなかった。ついに私は夢の中で、「09車」に轢かれて生死の境を彷徨った。僕は反省して、心の中で「れいきゅうしゃ」に謝ることとした。

翌日から、夢に「09車」が登場することは無くなった。「心の中で謝るだけで良いのかよ」って感じだし、「09車」が結局何だったのかは分からないが、不気味だったことは間違いない。

先島、お前は一体何者なんだ。

 

27.

先島に「救急車に乗った回数」でマウントを取られた。でも全然悔しくねえな。と思ったら今度は「霊柩車に乗った回数」でマウントを取られた。お前、もしかして一回天に召されたのか……と思ったが、親戚の方の不幸の際に同乗したらしい。……反応に困るからそれでマウント取るのやめろ。

 

30.

先島は、交際2年半の彼女がいると言っている。癖のある先島の彼女だから、相当癖のある人間なんだろうとは思う。

 

31.

……「先島にも彼女がいるのになんで僕には」と思ったら僕を殴りてえ。本人から失礼します、鏡をよくご覧なさい、本人から失礼しました。

 

32.

先島に「彼女がいる」という事実を信じないのが、高校からの友人・藤井である。「お前が彼女だと一方的に思ってるだけ」と、先島に向かって言う。

 

33.

藤井は、僕より常識人だが、時に過激な考えの持ち主となる。「恋人いたことない奴を人間として欠陥あるとみなすのは訳分からん」という点で、僕と藤井は同盟を結んでいる。

 

35.

藤井の高校時代といえば、毎週水曜日だけ部活に来ずに早く帰っていたことが印象的だ。その理由について藤井は、「男優の仕事があって」と言っていた。

冗談だと思いつつ藤井の本名でググってみると、確かに出演情報がヒットした。……高校生が何やってるんだよおい、って思ったけどたぶんこれ同姓同名の別人だわ。にしてもすごい偶然だな。それに気づいて使う藤井も藤井だが。

 

36.

ところで藤井は某有名人と名前が1文字だけ違う。しかも誕生日が同じ。なんたる偶然。

 

41.

藤井と一緒にドルヲタ趣味をやっている友人が、負山である。

 

42.

負山は僕や先島や藤井より常識人だが、どういうわけだか「社会人として働いている姿」が一切想像できない。先島がヤバそうな医者として働いている姿だって想像できるのに、負山の働いている姿はガチで想像できない。これは先島や藤井との共通認識である。

 

46.

2026年7月26日早朝。通勤客で混み合うJR東日本埼京線各駅停車新木場行き、その10号車にて、ある男が突如死亡した。

男の名は、負山。類い稀なる美貌を有しながら、その内には類い稀なる肉欲をも有する若者であった。

彼にとって、痴漢は毎日の営みの一つに過ぎなかった。北与野駅にて女性専用車両に乗り込み、進行方向右側の扉から進行方向左側へと車内をかき分け進み、そこに佇む女性に対して巧みな技を繰り出す。あまりにも巧みな技に、被害を受けた者は声を上げることすらできなかった。彼は痴漢を訴えられることなく、多くの女性を毎日弄び、それを悦びとしていた。埼京線の右側の扉ばかり開くという特性が、彼の営みを支えていた。

そんな彼が、突如亡くなった。

死因は心停止。どうやら行為に及んでいた最中に、突如天に召されたらしい。

もともと彼は心臓に疾患を抱えていた。そしてこの7月26日、彼は勤め先において重要な商談を抱えていた。並々ならぬ緊張感により心臓は異常な状態になっていた。一方で彼は痴漢というルーティーンを欠かすことはできず、その興奮をそのままに行為に及んでしまった。

警察は、痴漢被害を受けた女性に事情聴取を行った。加害者の男が突如死亡したことに対して、彼女の顔は衝撃と困惑を浮かべていた。女性は何も語らなかった。

埼京線の車内に残ったのは、男の屍と体液、そして「巧みな痴漢魔・負山」に対する恐怖とその死に対する安堵であった。

↑このような物語を先島と藤井に唆されて書いたことがある。我ながらひどすぎる。負山には深く謝罪したい。というか、今の社会にこんな文を出したら、間違いなく「女性の権利を侵害している!」って叩かれる。

 

67.

僕がまだ小さかった頃。クリスマスが近づくと、父と母は僕と弟に向かって、あることを言った。それは、「悪いことをするとヨンタさんにさらわれるよ」というものであった。ヨンタさんというのは、黒い服を着たおじさんだという。

良いことをした子にはサンタさん、悪いことをした子にはヨンタさん。僕はヨンタさんにさらわれるのが怖く、「良い子」であろうとした。

……今考えれば、なかなかに滑稽な話である。「サンタ」の「サン」を「3」として、それを「4」に置き換えて「対照的な人物」を作り上げる。親の発想の上手さに、今では驚かされる。そんな存在を怖がっていた子どもの僕も、なかなか可笑しい。

……おや、誰か来たようだ。ちょっと待ってくれ、……上下黒でかなり怪しげな人だな。……なに、「加多四太」だって?僕の父の従兄だって?……こりゃたまげた。ヨンタさんは実在したのだ。……ちょっと待ってくれ、僕は貴方に連れ去られる義理はない。……おいやめろ、やめろ、離せ!おい!

……ふう、危ないところだった。……もしかしたらあの頃の両親の注意は、ガチの注意喚起だったのかもしれない。

 

70.

中学時代までの僕は「あること」をしていた。この「あること」のおかげで、僕は礼儀を覚えた。この「あること」のために対策したおかげで、僕は密かな特技を持ち、これは中学の文化祭で役立った。この「あること」のために移動したおかげで、僕は旅の趣味を覚えた。この「あること」のおかげで、僕はある有名人と話すことができた。

さて、この「あること」とは何でしょう?

 

74.

誰もいないと思って「キエエエエエエエエエエ」って叫んだら、通行人がいた。その人は、この世のものではないものを見る目を僕に向け、早足で去っていった。いやあ、ゴミを見るような目を向けられるって、ゾクゾクするよね。……おいやめろ、僕は不審者じゃない。

……おや、パトカーが来たようだ。

 

75.

職質されても、学生証を見せればこっちのものよね。……あれ、学生証家に忘れた。

 

76.

突然ですけど、すき家吉野家松屋だとどれが一番好きですか。僕はみそ汁がついてくるので松屋が一番好きです。

 

77.

……○○○県警にだけはお世話になりたくなかった。

 

78.

家の近くに30km/h制限の下り坂がある。私は自転車でそこを下っている時、自動車と同じくらいのスピードを出している。免許を取る前は「うおー30km/hも出てるのか速いな」と思っていたが、免許を取ってから「えこれって50km/hくらい自転車で出してるってことよなやべえな」と気づいた。

 

92.

とある名簿を眺めていたら「加多四太」という名前が目に入った。見なかったことにした。

 

98.

僕が苦手なことの一つ「麺を人並みにうまく啜る」……お前日本人だよな。

 

105.

サハリンにフェリーで行こうとしたら、運航断念された。韓国に行こうとしたら、日韓関係がとんでもなく悪化した。台湾に行こうとしたら、パンデミックが始まった。

僕、海外に出られない呪いにかかってるっぽい。

 

106.

国内旅行となると、私は異常な強運を発揮する。集合に1時間以上寝坊したけどギリギリ間に合ったこと、ちょうど居合わせたおばあさんにタクシーに同乗させてもらって運賃も全額払ってもらったこと、本来予約の必要なデマンドバスをたまたま予約なしで捕まえたこと、キャンセルしようと思った航空便が欠航になって手数料無しで払い戻しを受けられたこと、雲海の名所で一発で最高の日を当てたこと、長らく運転見合わせだった区間が自分の乗車予定列車から運転を再開したこと、などなどいろいろ。

 

107.

フェリーが出港する瞬間ってエモいよね。ここから離れ、どこか遠くに行ってしまう感じ。航空機の離陸も然り。

 

112.

サークルの旅行の、ある日のこと。

その日のアクティビティが終わり、夕食や入浴も済み、夜のミーティングも終わった。皆は明日に備え、早々と床についた。僕もそれに従い、安寧の地たる布団にくるまった。

……眠れない。

寝る直前に画面を見過ぎたか。否、そんなことは日常茶飯事だ。それ如きで入眠できなくなるほど僕は柔ではない。入浴から時間が立っていないため、身体が熱っているのか。否、それはおそらく違う。僕より30分遅く上がってきた先輩も、堂々と寝息を立てている。周囲の音に阻害されているのか。否、そんなはずはない。幸いにも同室の輩は皆、うるさいいびきを立てるような奴ではない。……となれば、頭が勝手に考え事を始めたのか。

眠れないとき、僕は布団を離れてリフレッシュする。自宅にいるときは、台所に行って水を一杯飲むのが決まりだ。さて、今日は自宅でなく宿に泊まっている。台所なんて気軽に入れるものではない。そうなると……。

デッキの扉を開けると、そこには闇の世界と、ぽつぽつと灯る暖色の常夜灯。あたりは夜の静寂に包まれ、ただ虫の単調な声だけがわずかに響いていた。都会から離れた夏の空気は、まるで「蒸し暑さ」という概念を捨ててきたかのように澄んでおり、涼しい風が肌を掠めた。

手すりに寄りかかり、虚空を見つめる。思えば僕の人生も、いろいろあったものだ。このサークルに出会ったのも、偶然の出来事であった。そしてこの自分が今後目指すべき姿とは……

「先輩も寝れないんすか?」聞き慣れた声。振り向くと、そこには僕が最も信頼を寄せる後輩がいた。アイロンをかけて延ばしたようなサラサラの髪、少し磨けば鏡になりそうなほどつやつやで綺麗な肌、この世の闇を知らなそうなまっすぐな瞳、天から引っ張られているのかと思うくらいの身長と背筋の良さ。いわゆる好青年である。しかしながら彼の瞳の奥には、何か悲しみのようなものが浮かんでいた。「そうだよ、そっちもかい?」「はい、なんか考え事しちゃって。」

「俺らって何のために生きてるんですかね。」突然重い問いが発せられた。後輩に何が起こったのか探りたい思いもあったが、事情を察して思いとどまる。「さあね。たぶんその答えを見つけるために生きてるんだと思うよ。」適当に答えてしまった。「それは分かるんすよ、でもその答えって生きてる間に見つかるんすかね?」分からないけど、見つかる可能性を信じて生きるしか無いんじゃないかな。「それが信じられなくなったら先輩ならどうしますか?」……信じられないと思ったことがないねえ僕は。僕は自分1人の人生に関しては楽観的な人間だった。「まず今の自分は、絶対に見つからないと断言できるほど未来を知らん。でも、少し生きればそれだけの未来が知れる。じゃあもうちょい生きようって感じだね僕は。」深く考えて出た言葉ではなかったが、僕は気づいたらそう答えていた。……しばしの沈黙。後輩は虚空を見つめたままで、その口元に動きの気配は見られなかった。

無言で男二人、夜の闇を見つめて佇む。建設的なやりとりが生まれることはない。「無言」という名のコミュニケーション。それを邪魔するものは他になかった。ただひたすら、時間だけが過ぎていった。その空間に心地よさすら感じる僕が、そこにはいた。

「先輩、いろいろ話したいことがあるんすよ。」後輩が口を開いた。「立ってるのもアレだし、座りませんかね。」デッキの椅子に座る。「先輩の目標って何ですか?」「生きてるって一番感じる瞬間って何よ?」「休学しようと思うんですけど、どう思います?」「僕は経験ないんだけどさ、好きな人と付き合うってどんな感じよ?」「先輩の怒った姿見たことないっすけど、どうやったら怒らなくなりますか?」「自分らに今できることってなんなんだろうね?」いろいろなことを話した。

「いやーなんかいろんなこと考えたら疲れますね、そろそろ寝ますか」そうだな。「なんかありがとうございました」いやこっちもいろいろ話して面白かった。「おやすみなさい」おやすみなさい。僕も寝るか。

夜中に男二人、人生に関する深い内容をまじめに語り合う。これもまた、一つの青春の形かもしれない。

 

113.

いやーしかしなんというか、可愛い女の子は目の保養になりますね。僕如きでは到底手の届かない存在だと認識してるけど。

 

114.

僕は女子高生の制服が好きなのか、スカートが好きなのか、女性がネクタイをしている姿が好きなのか、「若い女性」一般が好きなのかよくわからん。

 

122.

「はにほへといろはにほへといろははろいほへとには」よっしゃ、『ゆうがたクインテット』の冒頭を噛まずに歌えたぞ。

 

123.

君が代をカラオケで歌うとき、どうしても90点が超えられない。愛国心不足か?そんなことはないはずだ。

 

127.

大学で失神し、人生3回目の救急車。これで救急車に乗った回数で他人にマウント取れるようになったぜ。……いや先島じゃないんだしやめとこ。

 

130.

初対面の人に頭良いマウント取ったら、「死ねばいいのに」と言われた。ぴえん

 

131.

ほぼ初対面からイベントで少しだけ仲良くなった人から、「彼女いたことなさそう」と言われた。ぱおん

 

134.

Aさんは、僕の所属団体αの新歓イベントで初めて会い、所属団体ω(のちに僕もAさんもやめた)の新歓で再会して、そこから仲良くなりました。年を経るごとに人数が減少していくαで、最後まで一緒に頑張った仲間の一人でした。

Bさんは、僕の所属団体βにおける先輩でした。βでは2年生の代・3年生の代で原則全員が役職を持つのですが、同じ役職(Bさんが僕の上司的ポジ)になりました。Bさんとその親友のZさんは、僕のことを「話しやすい」と評してくれました。

Cさんは、僕の所属団体γの同期です。僕のことを信頼しているらしく、サシでのご飯に誘われたことが複数回ありました。

Dさんは、僕の所属団体δの同期です。示し合わせていないにもかかわらず、免許合宿で偶然遭遇しました。進路が似ていることもあり、進路の相談に乗ってもらったことがあります。

Eさんは、僕の所属団体εの同期です。新歓期に僕から積極的に話しかけました。僕がεで企画を立てた際、その下見に「他の人の企画じゃ行かないから」と言ってついてきてくれました。

Fさんは、αで同じ担当を務めた仲間で、互いに信頼し合っています。講義を一緒に受けたことが複数回あります。

Gさんは、β(のちにGさんもやめた)とγの同期であり、ある時からαの同期にもなりました。さらには就職先も一緒です。

Hさんは、αの同期であると同時に、アルバイトの同期でもあり、他の課外活動のチームメンバーでもあります。互いに深い議論を交わすことができます。

Iさんは、僕が免許合宿で出会った人です。同じ日に入校して同じ日に卒業予定の人々の中で、僕と宿が同じなのはIさんだけでした。Iさんは友人と一緒に来るつもりが「裏切られた」らしく1人で来ており、仲良くなりました。

Jさんは、γの後輩であり、γにおける僕の役職の後任者です。γの企画で会うと話しかけてくれます。仲の良い友人がεにおり、その友人からは「Jさんが先輩に会ったことを報告してきた」と言うことをたまに聞きます。

さて、AさんからJさんのうち、僕の恋人にあたる人は誰でしょう?……ってか。誰でもねえよこのやろう。というか「僕の恋人にあたる人」は現在も過去も存在したことがねえよばかやろう。

 

173.

絶望する瞬間第13位「神社があるのに手元に5円玉がない」。