どこかの元T大生の思考

不定期です。旅行と考えることが好きな元T大生が、たまーに駄文を公開します。旅の記録を語る[旅]、何かに対する見解や主張をぶつける[論]、自分の生き方について思いを巡らせる[憂]、趣味などについて書き散らす[雑]の4つのカテゴリーで。

[雑36]観たものをひたすら述べていく④

この記事の意味については、これまでの記事を参照されたい。

utok-travelandthinking.hatenablog.com

utok-travelandthinking.hatenablog.com

utok-travelandthinking.hatenablog.com

今回は、[雑17]執筆以降2022年3月までに視聴した作品について語る。

 

※以下の内容は、完全に個人の主観によるものであり、特定の作品について批判することを目的とするものではない。また私はとてつもなく雑な人間なので、「やる気のある時に書いた感想」「やる気のない時に書いた感想」でとてつもなくばらつきがある。物によっては「感想」と呼ぶにも恥ずかしいレベルのものもあるが、ご容赦いただきたい。気になったら自分の眼で確かめるのが一番。

 

 

17. 宇宙よりも遠い場所(2018冬)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆

心えぐり度……☆☆☆☆☆

OP…B3+A1

ED…B2

次回予告…絵のみ

よりもい。南極。視聴4周目。これは何度でも言うが、全人類に自信を持ってオススメしたい作品。この作品に出会えてよかった。私はこれを超えるアニメ作品を知らない。もうなんか「感動する」の一言だけでは言い表せない。軽く死ねますね。

この作品の良いところは、決して綺麗事だけを描いているのではなく、人間の負の側面もしっかりと描いていてその分深みがあること。それが最もよく現れているのが第5話。OPEDの映像には一切出てこないめぐっちゃんの存在こそ、この作品を深める大きなファクターになっている。「百合ではない、女性同士の繊細で大きな友情」をこの作品以上に巧妙に表している作品を私は知らない。そんでもって笑える要素がとても良いバランスで入っているので飽きない。「あめんぼあかいなあいゆえに」「キャッチでウィットでセンセーショナルなリポート」。

描いているのが「高校生」という若い時代での大きな挑戦そして友情ゆえ、大学生以降に視聴すると大きなダメージを受ける。でも、別に大きな挑戦というのはどれだけ年をとってもできるものだし、そこに「一緒に〇〇したい」と本気で思えるような仲間がいれば道は開ける。というかその仲間は自分で見つけるもの、大きなチャンスは自分で掴み取るもの。Best wishes for your life’s journey! 

そしてこのアニメの真骨頂は曲にある。OPもEDも名曲ではあるが、挿入歌こそとてつもなく良い。ちなみに声優(男女ともに)がめちゃくちゃ豪華。井口裕香が「ひなた」を演じているので、某アウトドア系作品大好き人間からすると少しこんがらがる。

東京から近場で聖地巡礼(※館林と立川である、シンガポールフリーマントルや南極の聖地巡礼は極めて大変)ができる作品でありつつ、地味に巡礼したことがなかったため、今最も巡礼したい作品。……いや待てよ。この作品に心を動かされたということは、南極が私を呼んでいるのかもしれない。むしろ「無理」と諦めてはいけないことを教えてくれるのがこの作品であり、聖地巡礼を諦めるのもナンセンスなのかもしれない。

 

44’ のんのんびより のんすとっぷ(2021冬)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆

心えぐり度……☆☆☆☆

OP…B2

ED…B4→B2

次回予告…シーン重ね(テレビの中)

3期。にゃんぱすー。田舎への憧れみたいなものを我々に植え付けてくる作品。11話がとてつもなく良い。……この感想の記述、他の作品より雑?そんなのいいからみなさん視聴してください。この作品の良さは言葉では言い表せない。

 

101. 甘々と稲妻(2016夏)

OP…A34+A1

ED…B2

次回予告…なし

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆

心えぐり度……☆☆

父子とその友人と女子高生による、心温まる料理アニメ。まさにホームドラマ。設定上、たまにシリアス。CV早見沙織が変人女子高生な作品(雪ノ下雪乃より変人だと思う)。OP映像でも分かるが聖地は中央線沿線の武蔵境であり、SHIROBAKOの聖地と近い(おちフルの聖地・東小金井もここの隣である)。

 

102. BanG Dream!(2017春)/BanG Dream! 2nd Season(2019冬)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆

心えぐり度……☆☆☆

OP…B34’+B5+A1、B34’+A14、B34’+(B5→B4)

ED…B5→B24、B2、C24

次回予告…タイトルのみ、シーン重ね映像+曲

バンドリ。高校生ガールズバンドの青春群像劇。いかにも青春って感じの作品。演奏シーンはじめCGを良い感じに活用している作品。鍵となる登場人物が多い。ゲーム(ガルパ)をやらない私だがなかなか好きな作品(っていうと「ニワカ」って叩かれそう)。私の場合アニソンをよく聞いてたためか、SpotifyのDaily Mix(オススメの楽曲でプレイリスト組んでくれるやつ)でよく遭遇する。聖地は都電荒川線早稲田駅など。

 

103. planetarian〜星の人〜(2016/9)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆

心えぐり度……☆☆

Keyのキネティックノベル(ゲーム)の劇場版アニメ。荒廃した世界での人間の男と、ロボットの少女、あるいはその先の未来の子どもの交流を「プラネタリウム」を軸に描いた話。サムネで勘違いしそうだが萌えアニメでは全然ない。私は前情報なしに視聴。ストーリーは今やそれほど突飛に見えず、ストーリー展開的な面白みには欠ける気がするが、なんというかとても「綺麗な作品」である。そしてまあこれはKey作品に共通して言えることだが、Liaの主題歌がとてつもなく良い。なおWeb配信版の「ちいさなほしのゆめ」は未視聴だが気になるところ。

 

104. 神様のメモ帳(2011夏)

頭空っぽにして見られる度……☆☆

心えぐり度……☆☆

OP…A1

ED…B24

次回予告…OP曲+説明台詞+シーン重ね

神メモ。高校生とニート探偵とヤの話。主人公がガッツリ裏社会と関わ(ることにな)っているため重めのミステリー物語。テンポはあまり良くない気がするが、ちゃんと観ると面白い。聖地は渋谷や上野公園など。OP曲、Choucho(『氷菓』前半OPや『ガールズ&パンツァー』テレビアニメOPも歌っている)の歌の中でも個人的にはトップレベルに好き。やはりこだまさおり作詞しか勝たん。

 

105. 恋と選挙とチョコレート(2012夏)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆

心えぐり度……☆☆

OP…A1

ED…B2

次回予告…BGM+ネタ+シーン重ね映像(ケーキの中)

菓子研究部の廃部を阻止すべく奔走する、菓子研究部の面々の物語。ギャルゲー原作で(めちゃくちゃそれっぽい)、それゆえにたまに恋愛が絡む重い話がある。「○○と○○○と○○○○○」といえばこれかバカテス。

 

106. ふらいんぐうぃっち(2016春)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆

心えぐり度……☆

OP…C1→A4→(C3+A1)→(B4+B36’)

ED…B2

次回予告…なし

青森に越してきた高校生魔女と、その周囲の物語。聖地は青森県弘前市。ファンタジーではあるが日常系の色が強く、キャラクターの可愛さもあって非常にほのぼのする作品。平和オブ平和。あと地味な点ではあるが、登場人物のまばたきがちゃんと描かれている部分があるのが良い(というか動画が滑らか)。OP映像がなかなかに面白い作品の一つ。……ただ、個人的には、倉本圭の声があまり好きでない(完全に個人の好みの問題)。

 

107. ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜(2016冬)

頭空っぽにして見られる度……☆☆

心えぐり度……☆☆

OP…B5→A1→A3

ED…B2(+回によってはシーン振り返りあり)

次回予告…BGM+シーン重ね

弱小吹奏楽部の物語……だが『響け!ユーフォニアム』みたいな感じではない。ハルタとチカの青春物語……だが『とらドラ!』『ももくり』『ホリミヤ』とはまるで違う。『氷菓』同じく作品名とOP映像から作品の内容を推定するのが難しいアニメ。内容は普通に面白い。同じP.A.WORKSの『Angel Beats!』同じく、OP映像における登場人物が回によって違ってくる(なお第6話から演奏シーンも少し変わる)。fhánaによるOP曲「虹を編めたら」のイントロ、すごく青春アニソンって感じで好き。聖地は静岡市清水区など。

 

108. まよチキ!(2011夏)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆

心えぐり度……☆

OP…A14

ED…A2

次回予告…OP曲+ネタ+シーン重ね映像+タイトル

迷える執事とチキンな俺(坂町金次郎)との物語。CV井口裕香井口裕香さんらしくない(インデックスとか雪村あおいとか三宅日向とかっぽくない)作品。『ハヤテのごとく!』と通じるところがある……気がするのは私だけですかね。アイキャッチがネタ。

 

109. 電波女と青春男(2011春)

頭空っぽにして見られる度……☆☆

心えぐり度……☆☆

OP…A4

ED…B4

次回予告…BGM+青春ポイント+タイトル

変人ニート女子とその母親(変人)と男子高校生の話。あまりにも不思議な作風。人を選ぶアニメ。初見でシャフトっぽい作画だな(少し物語シリーズを感じる)と思っていたら本当にシャフト制作だった。原作は『安達としまむら』と同じ人。あだしまのOP映像みたいに2人乗りの自転車が飛ぶ。あだしまで出てくるヤシロみたいな奴がいる(しかもそいつの名前はヤシロ)。あだしま同様に名古屋周辺が舞台。「青春ポイント」とかいう、青春をドブに捨てた人間にはなかなか厳しい(心がやられる)概念が登場する。私の青春ポイント、-10,000点くらいになってそう。

 

110. ばらかもん(2014夏)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆

心えぐり度……☆☆☆

OP…A14

ED…B24

次回予告…なし

ある問題が原因で島に飛んだ書道家と、島の少女たちのお話。聖地は長崎の五島。「ハートフルコメディ」であり、毎回ほっこりしつつ超笑える内容。全年齢対象。小野Dの声の良さが良さにつながっている気がする。五島出身の声優が出演していて、方言監修もしてるらしい。最後の方まであまり出てこないが、主人公の母親が癖強すぎる。主人公の背景を反映したOP曲が個人的名曲(歌詞がとても良い)。

 

111. ネト充のススメ(2017秋)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆

心えぐり度……☆☆

OP…B5→C3+A14

ED…A34

次回予告…BGM+シーン重ね+タイトル

ネナベとネカマの恋愛物語。テレビ放映は全10話。comico掲載作品原作。LAWSONの協力を得て制作されていて、作中のコンビニの名前が原作と変わってる。恋愛モノながら社会人(とはいっても片方ニートだが)の話なのが良い。作品の中心となるゲームの説明がさほど丁寧になされていないくせ、ストーリーがよく伝わってくる脚本が良い。それっぽいニートオタクの書き方が良い。複雑な心理の書き込みようが良い。第8話で「ネト充のまとめ」があるのが良い。毎回良いところで終わるのが良い。現実では滅多にあり得ないような偶然が重なるストーリーだが、同じくネトゲを介した恋愛ストーリーのSAOの都合良すぎる展開を謎に嫌っている私だが、それでも個人的に大好きな作風とストーリー(原作がラノベでなく漫画だからか?)。そして個人的にOP映像が最も好きな作品の一つ(勢いがある+伏線にまみれている+曲に合わせた切り替え方がとても良い)。一度視聴だけで推しの作品になった。あらゆる層にオススメできる作品です。マジで良い作品です。ちなみに櫻井が桜井を演じている。

 

112. ぼくたちは勉強ができない!(2019秋)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆

心えぐり度……☆☆☆

OP…B46

ED…B34’

次回予告…シーン重ね映像+タイトル

秀才と勉強ができない(?)女子たちのラブコメ(の2期)。コメディ要素のあまりに強い、ジャンプ作品らしいラブコメ。作中でアンジャッシュ案件がめちゃくちゃ起こる。OP映像もED映像もとにかくすごい。『桜Trick』とか『小林さんちのメイドラゴン』とかのカオスとは違う方向ですごい。……真面目な感想として、「自分のやりたい分野」のために苦手科目に挑戦していく生徒の姿が描かれており、得意不得意で進路を決める状況に一石を投じられるという意味で推しの作品。

 

113. 俺、ツインテールになります。(2014秋)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆

心えぐり度……☆

OP…A1+B4’

ED…B24

次回予告…BGM+ネタ+シーン重ね映像+タイトル

一応変身ヒーローものだがとてつもなくギャグ性が高い。変態ばかりが登場する愉快なラブコメ。でもとてつもなく不快感を感じるというほどではない良い作風。一般に貧乳キャラすらそれなりの胸をもって描かれることが多い(御坂美琴伊波まひるなど)中、この作品の貧乳はガチ。「脱ぐツインテイルズ」「飲むヨーグルト」。ラノベ原作でここまで勢いの良い作品を私はあまり知らない。変身ヒーローものでここまで頭を空っぽにして見られる作品を私はあまり知らない。そして内田真礼のOP曲の中毒性が高い。放映当時は作画崩壊が話題になったというが、Prime Videoなどでは修正版を視聴できる。

 

114. ご注文はうさぎですか?BLOOM(2020夏)/ご注文はうさぎですか??〜Dear My Sister〜(2017/11)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆

心えぐり度……☆☆

OP…A14

ED…B34+C2(最後の部分は毎回異なる)

次回予告…なし(タカヒロとティッピーの会話)

ごちうさ。心がぴょんぴょんするやつ(雑説明)。ストレスが溜まった時に観るべき作品。3期は第7回が感動回。3期はOP映像の最後はちょっと伏線なのと、ED映像の最後が回によって異なるのが良い。聖地は海外(それはそう)。

 

115. てーきゅう(2012秋)/てーきゅう2(2013夏)/てーきゅう3(2013秋)/(以下省略)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆(むしろ空っぽにして視聴せよ)

心えぐり度……☆

主題歌…A4、A1+A3’、A1、(以下省略)

次回予告…タイトルのみ

テニス部(笑)の女子高生4人の話。全部で9期もある。もはやテニスより卓球とか野球の方が丁寧に描かれてる。超高速ギャグアニメ。忙しい人のためのギャグアニメ。メタ発言と伏字だらけ。たまに社会風刺が入ってくる。頭を空っぽにして観ましょう。ただし高速過ぎるので何かをやりながらの視聴は困難。CV花澤香菜が変態。ショートアニメあるあるだが、主題歌の存在感が大きい。アニメは作画だけじゃないんだなと思わせる作品。高宮なすのの声優、同じアース・スター・エンターテイメントの『ヤマノススメ』2期(セカンドシーズン)後半EDを歌ってる人です。あっちを観た後にこっちを観ると混乱する。

 

116. はんだくん(2016夏)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆

心えぐり度……☆

OP…A1→A34

ED…B2

次回予告…タイトルのみ

ばらかもん』スピンオフ。ギャグアニメ。1話前半は初見では意味不明なので飛ばして良し。全話観てからまた観ると良し。本家『ばらかもん』観てても観てなくても面白い。本家と声優が違うのが残念。1話の次回予告……(私は大好き)。OP映像が謎にかっこいい。ED映像は『Angel Beats!』風の、登場人物増えるやつ。

 

117. うどんの国の金色毛鞠(2016秋)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆

心えぐり度……☆☆☆

OP…B2+(B5→B4)→A2

ED…B34

次回予告…BGM+要潤のコメント+シーン重ね映像+タイトル

田舎にやってきた若い男性と、そこにいた子供の「ハートフルファンタジー」。すなわち『ばらかもん』と似たところがあり、『ばらかもん』同じく全年齢対象作品、全人類におすすめできる。ただしこの作品の場合は、舞台は主人公の実家周辺。聖地はもちろん香川県。『翔んで埼玉』『お前らはまだグンマを知らない』などいわゆる「ご当地ネタ漫画」で一都道府県を扱うのはあれど、この作品はご当地ネタありきでないためそれらとは一線を画す。さらには(主人公達の過去を除き)中高生が一切登場せず、一部の人(?)が不快がりそうな要素が存在しない。アニメ化前からことでんとタイアップし、祭りのポスターでも使われ、アニメ内では香川県各所のビジュアルが使われたり「うどん県副知事」要潤の次回予告があったりと、香川県全体で応援されている作品。放映当時全国区ではそれほど話題にはならなかった気がするが、かなりの名作。なおアニメ化に関して若干渋い話もあったようで、だからこそ原作はもっと読んでほしい。

 

118. 神様になった日(2020秋)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆

心えぐり度……☆☆☆

OP…A1+C2’

ED…D4→B24

次回予告…なし

陽太と阿修羅の話……いえ、陽太とひなの話。『Angel Beats!』『Charlotte』に次ぐ麻枝准作品。内容はマジで散々な評価だったが、私個人的には割と好きな作風だし、そもそも主題歌がやなぎなぎの時点で高評価である(オタクよ俺ガイルと凪あすとなつまちを観ような!)。でも前作に続き、野球が出てくるのとか最終話周辺で要素を詰め過ぎなのとかは変わっていない(それがPA麻枝准作品らしいところな気もするが)。なおストーリー的にはなつまち(『あの夏で待ってる』)と通じるところが……。第11話からOP映像が……。第2回でCV佐倉綾音の「引くわ!」が出てくるのマジ最高(※『Charlotte』の友利奈緒の口癖「引くな!」と重なる)。第6話で高城丈士朗がゆさりんのTシャツ着て登場するのマジ最高(※『Charlotte』からの友情出演)。主人公がCV花江夏樹なので、健常人が見ても楽しめるんじゃないでしょうか(適当)。ちなみに聖地は山梨市、加えて伊豆の弓ヶ浜。

 

119. 魔女の旅々(2020秋)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆

心えぐり度……☆

OP…B2

ED…C4

次回予告…なし

ナルシスト()な魔女の旅の様子。「ため息をこぼしてしまうほどの美貌の魔女は、いったい誰でしょう。そう、私です。」実際イレイナさんかわいい。一話完結型。ゆったりとしたファンタジーだが、所々寓話性高い。『キノの旅』リスペクト。ちなみに私は後発のオタクなので、この作品を観てから『キノの旅』を観始めた。何よりも最終話のキャストの欄が壮観。魔女旅はいいぞ。2期やって欲しい。

 

120. 戦翼のシグルドリーヴァ(2020秋)

頭空っぽにして見られる度……☆☆

心えぐり度……☆☆☆☆

OP…A1+B5

ED…B4

次回予告…(BGM+ネタ+その回のシーン重ね映像+次回タイトル文字)

シグルリ。空を駆け、ピラーなる謎の物体と戦う「戦乙女(ワルキューレ)」と男どもの物語。北欧神話と、実在の戦闘機がベース。設定や話の流れは凝っており、シリアスも多くなかなかに面白い(※人がナチュラルに死ぬのでそういうの苦手な人は注意してください!)が、特にギャグ部分はなんかおじさん達が作った感が……。まあ馬鹿馬鹿しくて好きな人は好きだろうけど、耐性ない人が見るとだいぶキツいかもしれない。そしてこればかりはどうしようもないが、日本人以外が日本語を話す問題が発生している(まあ異世界転生/転送系やとあるシリーズや『多田くんは恋をしない』とかと同じですね)。主題歌良い。最終話のOP映像で音がつくやつ。聖地は館山(と海ほたるなど)で、佐賀県を舞台にする『ゾンビランドサガ』に似てアイキャッチが館山の場所紹介になっている。今館山に行けばシグルリを見ずにはいられない、館山のバスの体感半数がシグルリラッピング、それくらい館山という地域が力を入れている作品。ちなみにチーバくんのぬいぐるみが登場したりもする。陸の(?)『ガールズ&パンツァー』、海の『ハイスクール・フリート』(脚本の一人が一緒らしい)に続き、アニメツーリズム効果を見込んで作られた感、しかしあまり話題には……?

 

121. ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-(2020秋)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆

心えぐり度……☆

OP…A34’

ED…B24

次回予告…タイトル文字のみ

ヒプマイ。武器がマイクのみになった世界(池袋、新宿、渋谷、横浜)の話。原作を知らずに観たところ馬鹿馬鹿しくて割と面白かったが、口コミによると原作リスペクトが足りない(原作はもっとかっこいい)らしい。わずかに感じる『ダイナミックコード』(過去最高レベルのクソアニメ)感。

 

122. この素晴らしき世界に祝福を!(2016冬)/この素晴らしき世界に祝福を!紅伝説(2019/8)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆

心えぐり度……☆

OP…A1+B4

ED…B2

次回予告…なし(手紙)

このすば。OP映像中にタイトルが表示される珍しい作品。いわゆる異世界転生/転送系ではトップレベルでギャグ性が高く、リゼロとかと比べてはるかに心臓に優しいと思う。私は最近視聴してないけど、アニメ2期もあるよ。

 

123. 魔王城でおやすみ(2020秋)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆

心えぐり度……☆

OP…B34’+A1

ED…B4

次回予告…BGM+姫の言葉+タイトル

囚われの姫による安眠の追求。チノちゃん……ではない。姫のやることだいぶ(だいぶどころでなく)えげつない。魔王が可哀想になるレベル。ゲームを感じる、魔王側による勇者側への謎の配慮。そしてそれを活用する姫。ノンレム睡眠レム睡眠、ノンレム睡眠レム睡眠。ちなみにWikipediaの「登場キャラクター」の記述が面白い。2020秋の作品では(私の視聴履歴上で暫定)最も笑える作品。普通におもろい。

 

124. 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(2019冬)

頭空っぽにして見られる度……☆☆

心えぐり度……☆☆☆

OP…A1

ED…B2

次回予告…タイトル文字+「さすが[梓川咲太]、ブタ野郎。」

青ブタ。「思春期症候群」の少女たちと梓川咲太の話。かなり重い。2019年の作品なので、金沢までは当然北陸新幹線を使っている(在来線特急を使っている2011年の作品もあるもので……)。聖地は藤沢。

 

125. 幸腹グラフィティ(2015冬)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆

心えぐり度……☆☆

OP…A34+C6

ED…B34

次回予告…「次回予告のうた」+コメント+料理画像+ミニキャラ+タイトル

女の子×料理という最高の組み合わせ(主観)のきらら作品。主人公が中3のくせにそれなりに大きい(明らかに同じ声優の御坂美琴より大きい)。OP映像にしても本編の背景にしても画面切り替えにしてもめちゃくちゃ漂うシャフト感。分かる人には分かると思うがマジでシャフト。超シャフト。『化物語』『電波女と青春男』思い出さずにはいられない(キャストが『電波女と青春男』と被っている)。そして次回予告が最高。マジで最高。好きな作品です。次回予告だけでも良いので皆さん観てください。

 

126. 若おかみは小学生!(2018/9)

頭空っぽにして見られる度……☆☆

心えぐり度……☆☆☆☆☆

小学生の若おかみを中心とする物語。「でも実はヴェノム」(大嘘)。ファンタジー要素あり。この物語からファンタジー要素を抜いてさらにタチ悪くすると『花咲くいろは』になる(大嘘)。児童文学の顔しておいて、この劇場版はマジでしんどい内容。覚悟して観るべき作品だと思った。心の覚悟さえできていれば、ガチの名作だと思います。

 

127. キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series(2017秋)

頭空っぽにして見られる度……☆☆

心えぐり度……☆☆☆

OP…A24

ED…C4

次回予告…タイトルのみ

少年、ではなく少女キノが相棒のエルメスと旅する物語。ロングセラーの原作の2回目のアニメ化。一話一話がめちゃくちゃ濃い。私は初めてこの作品に触れたのがこの年になってであり、もっと早くから原作を読んでいれば……と想ってしまったものである。分かりやすい内容だが寓話性が強いせいで、視聴後に「スカッとした」とか「怒りが湧いてきた」とかにはならずに現代社会を想ってなんとも言えない気分になる……なりませんかね?

 

128. お前はまだグンマを知らない(2018春)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆

心えぐり度……☆

ED…C3→B4

次回予告…なし(産地直送!グンマ愛)

ひたすらグンマをバカにする作品。あまりにもくだらなくてクソおもろい。ベイシアとか地味な群馬ネタが出てきたり。EDの本編とのギャップな。小倉唯さんが小倉さんっぽくない役を演じてる(けど聞けば判別できる)。最終話で某夢っぽいキャラが出てくるの草(しかも案の定杉田智和)(原作の方がちゃんと出てくるので是非原作を読もう)。「産地直送!グンマ愛」知事とか前橋市長とか出てくるガチのやつ。

 

129. 亜人ちゃんは語りたい(2017冬)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆

心えぐり度……☆☆☆

OP…A1+B5

ED…B24

次回予告…シーン重ね映像+タイトル

「デミちゃんは語りたい」。「あじん」でなく「デミ」と呼ばれる現代の亜人と、生物教師高橋鉄男の話。きらら作品ではないが、OPがきららジャンプ。第6話からOPがちょっとだけ変わる。そんなに深く考えずに観られる作品だけど、あえて深く考えるとすれば、いじめ行為への対処や障がい者との接し方などについて、現実社会においてどういう行動が良いのかって点で示唆をくれる作品だと思う。そして本渡楓さんが素晴らしい作品の一つ。

 

130. はたらく細胞BLACK(2021冬)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆

心えぐり度……☆☆

OP…B3+A2

ED…A2+(B3→B4’)

次回予告…シーン重ね+文字

めちゃくちゃ不健康な人間の体内で働く細胞の話。生活習慣病とかがテーマになっていて、無印の『はたらく細胞』よりはるかにシリアス。だが、だからこそタメになるし、場合によっては生活習慣を改めるきっかけになるかもしれない。男性は3話を見ると迂闊にアレできなくなる?

 

131. 月刊少女野崎くん(2014夏)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆

心えぐり度……☆☆

OP…A5→B3→A2→B4

ED…C24

次回予告…(次号予告)BGM+ネタ+シーン重ね映像+タイトル

好きな男子が少女漫画家で、告白したらなんかアシスタントやることになってた。コメディ要素マシマシのラブコメ。『恋しよっ♡』。めちゃくちゃ面白い。アニメはヒロイン(佐倉千代)が主人公的ポジになっている。

 

132. ガヴリールドロップアウト(2017冬)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆

心えぐり度……☆

OP…B4’

ED…B4

次回予告…なし

ガヴドロ。ドロップアウトした天使(とその周辺の悪魔と天使)の話。キャラの可愛さで言ったら他作品と比べてもかなりトップレベル、だが内容は超絶ギャグ。CV花澤香菜が(てーきゅうの板東まりもほどじゃないけど)変態。聖地は浜松。某邪神作品の元ネタかと思わせといて、原作の連載開始はこっちの方が後。

 

133. ハイスクール・フリート(2016春)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆

心えぐり度……☆☆☆☆

OP…A1

ED…B4

次回予告…なし(視聴促進の一枚絵)

はいふり。「ブルーマーメイド」養成学校の横須賀海洋女子学校に入学した少女らの物語。教育艦などとして複数の艦船が登場しており、いわばガルパンの海版(雑説明)。だが内容はガルパンよりよっぽどシリアス。テレビアニメ版最終話は泣ける。シロちゃんがかわいい。TrySailによるOPはかなりの名曲、だが春奈るなのEDも良いぞ。

 

134. サーバント×サービス(2013夏)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆

心えぐり度……☆

OP…A6

ED…B2

次回予告…なし(サバクイズ)

区役所を舞台としたコメディ。山神ルーシー以下略。OP映像の凝り具合が異常、そしてOPもEDも歌詞字幕付き。原作は『WORKING!!』と同じ作者で、まあ似たような感じの作風。舞台は札幌市であり、7話にSCの屋上の自動車学校(おそらくイオン+桑園自動車学校がモデル)が出てくる。

 

135. ReLIFE(2016夏)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆

心えぐり度……☆☆☆

OP…A2+(B4→A3→A5)

ED…A4→B4orC4→C2

次回予告…BGM+ネタ+シーン重ね映像+タイトル文字

怪しい薬により若返ってしまった青年の物語……というと語弊がありそう、無職・海崎新太が高校生に戻って青春をやり直す物語。原作は、comico開始当初から2018年までの連載作品であり、comicoのランキングで大抵1位に君臨する代表的な作品だった。主人公はあくまでも海崎のはずだが、日代や狩生や夜明の内面についても細やかな描写があって、本当に凝った作品。というか海崎が良いやつすぎる。……月並みな感想しか書けなかったけど、ガチで良い作品です。そしてOPが名曲、EDは全話違って全話そのテーマに合った選曲。第11話のEDは泣ける。

 

136. 月がきれい(2017春)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆

心えぐり度……☆☆☆☆☆

OP…C4+シーン重ね、A1

ED…B4

次回予告…なし(ショートストーリー)

中学3年生の男女の恋愛模様を描いた作品。舞台はガッツリ川越(川越は良いぞー)。なんというか「正しいラブストーリー」。ラブストーリーであり、ラブコメではない。あまりにも青春を感じられる作品であり、心の抉りようが他の作品と格段に違う。とらドラ!』なんかを観た後だと「好きになるまで早くね?」と思ってしまうが、付き合った後の描写がとてつもなく良い。私は悶え苦しみながら視聴していた。そして一部の回の最後にあるショートストーリーが良いのだよ。同じfeel.が手がけた俺ガイル2期と同じで、途中の回からOP映像がちゃんとしたものに変わる。ED映像は毎回違うので飛ばさないで観てください。川越市はコンテンツツーリズムなどしなくても人が来る観光地だからタイアップは熱心でないが、西武鉄道本川越駅にはラッピング自販機が設置されている。さすが西武鉄道

 

137. ヘタリア World★Stars(2021春)

頭空っぽにして見られる度……☆☆☆☆☆

心えぐり度……☆

ED…A4

次回予告…なし

有名な国擬人化作品のアニメ7期。その内容は語るまでもあるまい。別に7期から観ても全然楽しめる……けど、7期以外未視聴の私、1期から6期も視聴せねばという思いがある。

 

138. 東京リベンジャーズ(2021春〜夏)

頭空っぽにして見られる度……☆

心えぐり度……☆☆☆☆

OP…A14

ED…B24

次回予告…なし

東リベ。不良×タイムリープ。話題作……のはず。私にとっては当初「東大リベンジャーズ」の元ネタとして認識していた作品だったが(おい)、普通にめちゃ面白い。不良の出てくる作品が嫌いな人は見ない方が良いです。ク◯路線東武東上線上板橋駅が登場する。観るのひよってるやついる?いねぇよなぁ!

 

 

なお、①からこの記事まで、私が2020年4月以降に視聴した作品について語ってきた。

その他、この期間には視聴していないが2020年3月以前に視聴した作品(ジブリ作品や子ども向け作品を除く)としては、以下のようなものがある。ここに挙げられている作品であれば、ある程度語れるかもしれない。

涼宮ハルヒの憂鬱(2006春・2009夏)

秒速5センチメートル(2007/3)

School Days(2007夏)

・日常(2011春〜夏)

ゆるゆり(2011夏)/ゆるゆり♪♪(2012夏)

おおかみこどもの雨と雪(2012/7)

言の葉の庭(2013/5)

未確認で進行形(2014冬)

ご注文はうさぎですか?(2014春)/ご注文はうさぎですか??(2015秋)

一週間フレンズ。(2014春)

甘城ブリリアントパーク(2014秋)

がっこうぐらし!(2015夏)

干物妹!うまるちゃん(2015夏)/干物妹!うまるちゃんR(2017秋)

・この素晴らしき世界に祝福を!2(2017冬)

・だがしかし(2016冬)/だがしかし2(2018冬)

君の名は。(2016/8)

ナンバカ(2016秋)

小林さんちのメイドラゴン(2017冬)

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017/8)

ラーメン大好き小泉さん(2018冬)

あっくんとカノジョ(2018春)

多田くんは恋をしない(2018春)

ヒナまつり(2018春)

あそびあそばせ(2018夏)

ちおちゃんの通学路(2018夏)

はたらく細胞(2018夏)

焼肉店センゴク(2018夏)

・アニマエール!(2018秋)

・うちのメイドがウザすぎる!(2018秋)

ゾンビランドサガ(2018秋)

・ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。(2018秋)

・上野さんは不器用(2019冬)

・えんどろ〜!(2019冬)

・同居人はひざ、時々、頭のうえ。(2019冬)

・私に天使が舞い降りた!(2019冬)

・世話やきキツネの仙狐さん(2019春)

川柳少女(2019春)

・ひとりぼっちの〇〇生活(2019春)

・みだらな青ちゃんは勉強ができない(2019春)

・荒ぶる季節の乙女どもよ。(2019夏)

・女子高生の無駄づかい(2019夏)

・ソウナンですか?(2019夏)

・手品先輩(2019夏)

放課後さいころ倶楽部(2019秋)

この中だと、ごちうさとかメイドラゴンとかあそびあそばせ(OP詐欺)とかはある程度有名かつ良い作品だけど、マイナーなところだと『ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。』『川柳少女』もめちゃくちゃ良いぞ。……メイドラゴン2期を観なくては。

 

好きな作品について語り合える人、募集しています。