予算3万の限界旅行、さらに限界を極める。
また更新が1日遅れた。
前回の続き。4日目から6日目、8/13(火)〜8/15(木)。
旅程は、
〈8/13〉
児島(瀬戸大橋線・予讃線)高松(徒歩)栗林公園(徒歩)栗林公園北口(高徳線)高松(予讃線)丸亀(予讃線・土讃線)琴平(土讃線)佃(徳島線)徳島(高徳線・鳴門線)鳴門(バス)鳴門公園(バス)鳴門(鳴門線・高徳線)徳島(高徳線)三本松(高徳線)徳島
〈8/14〉
徳島(徒歩)徳島港(南海フェリー)和歌山港(南海和歌山港線)和歌山市(紀勢本線)和歌山(きのくに線)湯浅(きのくに線)紀伊田辺(きのくに線)新宮(紀勢本線)亀山(関西本線)名古屋(ムーンライトながら)
〈8/15〉
(ムーンライトながら)東京(総武線快速)市川(総武線各駅停車)西船橋(武蔵野線)新松戸(常磐線各駅停車)柏(常磐線快速・常磐線)水戸(水郡線)常陸太田(水郡線)上菅谷(水郡線)水戸(常磐線)友部(水戸線)小山(宇都宮線)宇都宮(宇都宮線・烏山線)烏山(烏山線)宝積寺(宇都宮線)宇都宮(宇都宮線)大宮(川越線)川越(東武東上線)埼玉県の自宅
って感じだ。…さて、8/13はどこで泊まったのだろうか。
4日目。
パンとポテトの朝食()を済ませてから、7:59で児島の快活CLUBを出て、2kmほど歩いて児島駅へ。
そこから瀬戸大橋を渡り、2月以来の四国に上陸。
瀬戸内海の海と空の感じ、結構夏っぽくてよかった。
高松駅に着くと、前回行きそびれた栗林公園へ。
駅からは結構距離がある。途中でさぬき高松まつりのチラシが散見され、香川県を舞台にした『うどんの国の金色毛鞠』を使っていたものでつい反応してしまった。
栗林公園、日本庭園って感じで、やはり美しかった(小並感)。
1年くらい前の兼六園を思い出した一方、兼六園と異なり背後に聳える山の存在が印象的だった。あと、スタンプラリーがあったのでオタクとしてはついついやってしまった。しかも押す場所一ヶ所間違えてメンブレ。
そして今度は、高徳線の栗林公園北口駅から列車に乗る。
高松で乗り換え、今度は丸亀へ。
もともと土讃線に乗るまでの時間つぶしくらいで、あまり時間がなく丸亀城の目の前まで来てとんぼ返り。今度来た時はちゃんと登ってやるからな、現存天守閣よ。
次の列車が琴平行きだったため、とりあえず琴平へ。3年前とは駅舎が変わっており、立派な感じになっていた。
ちょっと歩いてみる。
そしてここら辺で、移動の限界さがたたって少々気分を悪くする。琴平からは土讃線で佃まで向かったが、その区間はずっとダウンしていた。この区間、車窓が綺麗。
佃で乗り換え、徳島を目指す。
この辺りで、琴平で買った牛乳を飲み、土讃線内での睡眠も相まって体調回復。私の原動力は牛乳だ。そして元気になったため、こんなところまで来てパソコンを開き作業を始める()。
そして徳島駅。
徳島駅で少し時間を潰した後、鳴門行きに乗って鳴門に向かう。
駅のバス乗り場には足湯があったものの、ちょうど休館日だったのが非常に残念だった。
そして駅からバスで移動し、渦潮の見える鳴門公園へ。たしかに水面の動きが明らかに異なっており、これが渦潮かーと感じた。まあ美しかった。
…しかし周りが家族とか友人とかカップルとか集団客だけで、ひとり旅勢の私は窮屈に感じた。というか、自分が惨めに感じられて突然悲しくなった。
続いて徳島駅に戻る。この日はちょうど阿波踊りの期間であり、駅から歩いて阿波踊りの感じを味わいに行ってきた。
私は祭りの雰囲気というのが好きなもので、あの熱気はやはり楽しかった。参加する側だったら、絶対楽しかったと思う。しかしやはり自分が数少ないソロ旅行客であることを自覚し、「ここにいてはならないんじゃないか」という気持ちさえ抱いた。辛い。祭りには1人で来るものじゃねぇ。
結局撤退し、駅の近くで徳島ラーメン(今回はラーメン東大ではないんだよねぇ)を食べて逃亡。
なぜか香川県の三本松まで戻った。
そして三本松でとんぼ返り(の予定だったが大幅な遅延で結構滞在した)。
徳島駅に着いた頃には日付も変わる直前で、阿波踊りの熱気もすっかり冷めていた。片付けも進み、車道は車が普通に通行していた。
5日目。
そうこうしているうちに日付が変わった。とりあえず、2:55発予定の徳島港まで4km程度歩くことに。バスはとっくのとうに無くなっていた。
祭りが終わって日常に戻りつつあるこの景色、これも好きだ。ここで総踊りが行われていたんだなーと思いつつ歩き続け、暗くなった徳島市街を抜ける。
徳島市内には結構大きな川が通っており、和歌山までのフェリーの発着場は川の左岸(北側)にあった。しかし最初、24時間営業のスーパーで物資を調達するために、川の南側を通ることにしたのだ。
そして買い物後も、そのまま下流に進んでいった。下流側に橋がかかっており、そこを歩いて渡れると思っていたのである。
しかし、実際は違った。「歩行者通行不可」だったのだ。その電光掲示板を見た瞬間、私は絶望を感じた。その上流の橋(歩行者通行可能)までの往復4km程度を、完全に無駄にした。降りしきる雨の中、夜中1時くらいの暗くなった街の中、孤独に苛まれた。とぼとぼ歩いた。涙が出そうになった。橋を渡ってからも、東に進んでどんどん市街地から離れていき、暗くなっていった。ホテルのネオンが非常に不気味だった。早く明るいところに出たい、という気持ちでいっぱいだった。
そして歩き続けること、徳島駅から1時間半くらい。大幅な遠回りをし、ようやく「フェリーのりば」という文言が見えた。
非常に安堵した。これで無事に帰れる。あんな夜中に1人で知らない街を歩くなんて、もう二度とやらねえ。
この日の広義宿は、この和歌山までのフェリー。学割利用で1,600円。といっても1時間50分だけ。
スマホの充電をしつつ、硬い床で横になって仮眠した。当然、眠気が覚めるわけもない。ってか、こんな時間にもかかわらず結構乗客がいたのが印象的だった。阿波踊りの力が強かったのだろう。
和歌山港に着き、始発列車で和歌山市駅へ。
駅舎が工事中だったのが残念。そこから少し歩き、和歌山城へ向かった。
朝早すぎて天守に登れないのは残念。なんか残念なので、また来た時にリベンジしたい。
和歌山市駅に戻ると、ピストン輸送の紀勢本線()に乗って和歌山駅へ。
朝食は駅前のロッテリアでとても安く済ませつつ、パソコンとスマホを充電。電源としてファストフード有能だ。
そこからはきのくに線で紀伊半島を回る。紀伊田辺で乗り換え時間があり、観光。
弁慶に関係あるのか。
ここは世界遺産だった。
乗り換えて結構寝て、続いては新宮。
昼食は新宮でうどんを食べたのだが、食べてる途中に外が土砂降りになって激渋だった。
あと、新宮駅のこれグロい。
そこからまた普通列車に長時間乗車し、亀山へ。乗り換えて名古屋へ。夕食は名古屋のB級グルメらしい「あんかけスパゲティ」をいただいた。名古屋ってグルメ多すぎて、もう何が何だかわかんねえ。とりあえず名古屋グルメを一つは回収できたので満足。しかしこの時点で29,990円程度相当を使ったので、3万円計画は達成できなかった。まあしゃあない。
そこから3年ぶりのムーンライトながらに乗り、帰京。
6日目。
東京に到着後は千葉方面に行こうと思い、西船橋に向かって、ここでマックで朝食かつ充電をすませる。
それから水郡線乗りつぶしのため、水戸へ。
本線は完乗済みのため、常陸太田駅に到着して支線含めて全線完乗。
とんぼがえり。
続いては友部に向かい、水戸線で小山へ。
次は宇都宮。
昼食は、せっかく宇都宮に来たとのことで餃子も食べた。
大好きなレモン牛乳も。続いて烏山線で烏山駅へ。おしゃれ?な駅。
ここから川越まで戻り、そこで中学までの友人と久々に再開して飯。会えて良かった。…まあこれは旅とは関係ないが。
そして家に帰り、6日間の限界旅行は終了。
翌日からまた、サークルで長野に行くことになる。