※時間の都合で写真を掲載できず、文字の羅列で非常に読みづらいものとなっている。あくまでも私の個人的な日記の転用なので、読みづらいことはご了承願いたい。写真については、余裕ができたら追加する。
※旅程素案など、この記録の読み方については[雑20]を参照のこと。
utok-travelandthinking.hatenablog.com
-1日目(1/20)
ブロック:[札幌]
旅程素案:札幌(札幌市営地下鉄乗りつぶし・札幌市電乗りつぶし・周辺観光・真駒内↔︎(バス)定山渓)
遂行旅程概要:公津の杜→成田空港→(peach)新千歳空港→《新千歳空港→留萌学割切符》新札幌(札幌市営地下鉄乗りつぶし・周辺観光・真駒内↔︎(バス)定山渓)→白石→森林公園〔快活CLUB厚別東店〕
旅程変更:「札幌駅を経由しない新千歳空港→留萌の学割切符(有効期間2日)を活用するため、新札幌駅途中下車中に札幌市営地下鉄を乗りつぶす経路に変更し、宿泊地を新千歳空港→留萌の経路上である森林公園駅周辺に設定し、切符の有効期限の観点から北海道前日入りを中止し当日渡航に変更」「時間の都合で札幌市電の乗りつぶしに失敗」
前日に埼玉県内の家を出発し、快活CLUB成田ニュータウン店で夜を明かした。アラームより早めに目が覚めて、そのまま起きて出発。成田でもまあまあ寒い。昨年10月の北海道旅行で買ったまま残っていた白い恋人1枚と陸別のせんべい2枚を、上着のポケットへ。そして徒歩で公津の杜駅に向かう。
○06:05公津の杜→06:19成田空港
517・京成本線普通成田空港行き
京成で成田空港駅へ。……「格付けチェック」は空港第二ビル駅の方だったか。
もともとリュックサックを受託手荷物で預け、ポーチとトートバッグを機内に持ち込むつもりだった。チェックインカウンターについて重量を測ると、ポーチとトートの2つで7kgを少しオーバー。……まじかよ。とりあえずペットボトルのオレンジティーと御朱印帳・鉄印帳を出して、それぞれ上着とカーゴパンツのポケットへ。一応ポーチとトートの合計ほぼちょうど7kgにして、リュックサックを預ける。上の口が完全には閉まらないので、「荷崩れしても責任を問いません」という承諾をした。隣のカウンターで、カウンターでの受託手荷物追加はクレジット支払いしかできないことに文句を言う中高年男性。「それってどこかに書いてあったの?」「左様でございます」スタッフの方お疲れさまです。
○07:30(-8)成田空港(NRT)→09:20(-23)新千歳空港(CTS)
搭乗。忘れてたけど、相変わらず機体左側の翼の見える位置だな(私は飛行機に乗る際にはこの位置に座席を指定することが多い)。出発。めっちゃ晴れてたので、宇都宮あたりまでは空から日本を見ていた。そしてポケットに突っ込んでいた白い恋人が砕けてたので、元々砕けていたせんべいとセットで食べて処理。雲が出てきて見えなくなると、PCで明日提出の課題の進捗を生むことに。昨日家を出てからの電車の中でもやっていて、その時に気づいたように割と片付けるのがチョロかったので、もうすぐ終わるという段階まで進めた。フライト中は本は読まなかった。
飛ぶわよ pic.twitter.com/cumTexMhCG
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月19日
新千歳空港到着。雪だ。寒い。とりあえず駅に行って留萌までの切符を購入。……あら、留萌本線は雪害で運転見合わせなのね。やはりか。とりあえず明日運行することを信じて学割で購入。
今年度3回目(は?)の北海道入り pic.twitter.com/Pgq6BBCU4W
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月20日
○09:30新千歳空港→09:58新札幌
3837M・千歳線快速エアポート95号小樽行き・721系6両編成(確か)
北広島を過ぎると、車窓からは新たなドーム球場の建設風景が。割とデカそう。
新札幌駅に到着、地下鉄一日乗車券を購入。
○10:08新さっぽろ→10:43宮の沢
96・札幌市営地下鉄東西線宮の沢行きワンマン・札幌市営地下鉄8000形7両編成
東西線に乗り込む。
成田での快活CLUBの滞在時間が短かった上に鍵付完全個室じゃないから明かりが眩しくて、よく眠れておらずボーッとした状態。本来はPCで進捗を生もうと思っていたが、できなかった。そこでふと、駅メモ(ステーションメモリーズ!:私はこの時点でグリーンのライセンスだった)について考える。なんとかして1日のチェックイン回数制限を無くして、この旅では通った駅全部にアクセスするようにしたら良いのではないか。それにはブルーのやつで30日間チェックイン無制限にするのがとりあえずは良さそう。じゃあ、今日のグリーンでの制限12回のチェックインが終わったら、ブルーにするか。考えたところで車内で眠る。
寝てたら宮の沢駅に着いていた。札幌市営地下鉄東西線完乗。
東西線完乗が第一目標だったので、宮の沢で何をやるから考えていなかったが、「白い恋人パーク」なるものの案内が目に入ってきたのでとりあえず行ってみることに。ちょうどゆうちょのATMもあったので5,000円引き出す。……いやしかし路面雪滑るな。
白い恋人パークに着いたは良いが、無料で入れるのか少し自信がない。とりあえず入った。……めっちゃメルヘンチックなテーマパーク。母子の組が2組、カップルが1組。個人的にはめっちゃ良い施設だと思った。こういうの大好きだ。……でも、成人男性が1人で来るところではない。ギフトショップもあったので行ってみたが、何を買えば良いかわからず撤退。
白い恋人パーク(札幌市営地下鉄宮の沢駅から徒歩)
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月20日
まあ1人で来る場所ではないが、こんなに素敵なテーマパークがあったことに驚く pic.twitter.com/J7fCXOGNWY
○11:27宮の沢→11:37円山公園
113・札幌市営地下鉄東西線新さっぽろ行きワンマン・札幌市営地下鉄8000形7両編成
続いて円山公園駅に向かう。
円山公園駅で下車し、円山公園と北海道神宮へ。円山公園、当たり前だけど真っ白で「これが『公園』かぁ……」という感じだった。動物園は遠いので前まで行くことすらしなかった。道中で「表参道はこちら」的なのがあったのでそれに従っていったら遠回りした。参拝。御朱印が祈祷受付の方だったし紙での受け渡しだった。露店が牛串だけだった。そんなこんなで円山公園駅に戻る。大鳥居に釣られていたら道を間違え、少し遠回りに。
北海道神宮・円山公園(札幌市営地下鉄円山公園駅から徒歩)
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月20日
平日だけど参拝客が結構いた pic.twitter.com/3waxaYyopz
○12:26円山公園→12:32大通
127・札幌市営地下鉄東西線新さっぽろ行きワンマン・札幌市営地下鉄8000形7両編成
大通駅へ。
大通公園からテレビ塔を眺める。札幌時計台に行く。「舞台めぐり」(アニメなどの作品の聖地にチェックインスポットが設けられており、そこで位置情報を登録してチェックインするほか、ARを使って撮影ができるアプリ)のチェックインスポットが2つもあった。少し北の交差点で信号待ちしている男性2人の組が「時計台見たことあります?」「ないです」「じゃあちょっと行ってみましょうよ、時間ありますし」的な会話をしていた。がっかりを期待しているのか、それとも順当に立派な時計台を期待しているのか、どちらだろう。
歩いて根室食堂札幌駅前店へ。この店はランチに格安で海鮮のバイキングを楽しめるのだが、2019年3月の旅で存在を知り、今回の旅でも来たいと思っていた。バイキングやってて一安心。料金の払い方が分からず、最初は店内に入ってしまったが、正気を取り戻して入口まで戻る。前の客、キャッシュレス決済が使えないことを知って撤退。続いて案内される。相変わらず刺身は冷たいが、海鮮をめいっぱい食べられるってだけで満足である。サーモンめちゃくちゃ美味え。イクラと混ざったやつもあったし。会社員とかの利用も多いようで、もし札幌に飛ばされるようなことあったらここ日常的に使いたいなーと思う。
根室食堂札幌駅前店
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月21日
ランチ1,000円以内で海鮮食べ放題という狂った(褒め言葉)店 pic.twitter.com/jrXJNdUQit
続いて歩いて赤レンガ庁舎へ。もともと中に入る気はなかったが、改修工事だかで中は閉鎖されている模様。雪の庁舎を見て横を歩く。北方領土問題に関するでかい看板があった(ピリカちゃんも描いてあった)。
大通公園・札幌市時計台・北海道庁旧本庁舎・その近くの看板(札幌市営地下鉄大通駅から徒歩)
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月21日
赤レンガ庁舎は改修中だかで中には入れず pic.twitter.com/E1tQSugEBG
さっぽろ駅方面に歩く。札幌駅周辺で、ゴールデンカムイのキャンペーン(「舞台めぐり」のアプリでできる)でチェックインしてもらえる杉元のARもゲット。……なんか脇腹が痛い。冷たいものを食べたのが良くなかったか。回復を願いつつ歩く。
○14:01さっぽろ→14:15福住
147・札幌市営地下鉄東豊線福住行きワンマン・札幌市営地下鉄9000形4両編成
さっぽろ駅から地下鉄東豊線に乗る。目の前で列車に行かれて7分待機。
福住駅では5分乗り換えを敢行しようとしたものの、バス乗り場のどこが羊ヶ丘展望台行きか分からずにバスを逃す。30分待ち。羊ヶ丘展望台に行った後に展望台の下の方でバスを乗り換えてバスで真駒内駅に向かって15:57真駒内駅発で定山渓に向かうルート(これだと札幌市電の乗りつぶしを本日中にできる)が不可能となり、絶望。計画ろくに立てないで移動するとこうなるんだよね、ああ。バス乗り場をもっとわかりやすくしろ!と思ったら、ちゃんと駅からのエスカレーターから見える位置に羊ヶ丘展望台行きが4番乗り場って書いてあったことに気づき、深く反省。とりあえず札幌ドームの近くまで歩いてみる。ここから徒歩で羊ヶ丘展望台に向かうことも考えたが、あまりにも遠いのでやめた。やめてよかった。
○14:50福住駅→15:02羊ケ丘展望台
北海道中央バス羊ケ丘線羊ケ丘展望台行き
……530円の入場料かかるのかよ。バスを降りてすぐのところで支払い。キャッシュレス使えたことに気づかず現金で支払い。これ、徒歩で登るとしたらどこで払うんだよ。
クラーク像はすぐそこにあった。やはり展望台だけあって眺望はめちゃくちゃ良い。でもこれだけで530円?と思っていたが、さっぽろ雪まつりに関する資料館もあって、なかなかに面白かった。雪まつり行ったことないからちゃんと分かってないけど。最初に市内の高校生による雪像製作から始まったというのは知らなかった。あとオーストリア館なるものがあったが、ただの土産屋と休憩所だった。ジンギスカン。めぇ。お土産はここでなくても買えるじゃん、ということで何も買わず、バスに乗り込む。
羊ヶ丘展望台(札幌市営地下鉄福住駅からバス)
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月21日
クラーク像のところ
絶景といえ「え、これだけで530円取るの⁉︎」という感じ……と思いきや、さっぽろ雪まつりについての資料館もあって良かった pic.twitter.com/kKMadsAMMo
○15:34羊ケ丘展望台→15:45福住駅
バスで福住駅まで戻る。
留萌本線が動かなかった場合に備え、深川から留萌のバスの時刻を調べる。どうやら森林公園駅から旭川方面の始発列車に乗って、深川駅で降りて深川十字街から留萌方面へのバスに乗れるらしい。また、藻岩山ロープウェイは、最長片道切符開始後に札幌に来た時に行くこととした。
○15:57福住→16:09大通
192・札幌市営地下鉄東豊線栄町行きワンマン・札幌市営地下鉄9000形4両編成
地下鉄で大通駅へ。
大通駅を出て地上を歩いていると、「舞台めぐり」の『となりの吸血鬼さん』のチェックインができる札幌アニメイトを見つけたほか、丸善も見つけた。寄ってみる。なぜか実用の時刻表が見当たらず。諦めて戻り、地下鉄南北線の大通駅に戻る。
○16:33大通→16:50真駒内
199・札幌市営地下鉄南北線真駒内行きワンマン・札幌市営地下鉄5000形6両編成
大通駅から真駒内駅まで行く。時刻表、ネットで調べても「どの本屋でも売っている」って出てるのに、なんでなかったんだ……?(答えは「雑誌コーナーにある」です)
○17:00真駒内駅→17:55定山渓車庫前
じょうてつバス12系統定山渓車庫前行き
真駒内駅からバスで定山渓方面へ。車窓は暗くなっていた。混んでた。観光路線である以前に、石山地区や藤野地区の生活路線であることを感じた。さすが札幌、鉄道走ってない地区でもかなりの賑わいだ。賑わいを横目にバスは定山渓方面へ。他の乗客が白糸の滝停留所で下車する中、自分は終点の定山渓車庫前まで乗車。……片道運賃620円じゃねえか、定山渓HPの550円ってのはなんだったんだ。
そこから近くの湯の花定山渓殿へ行き、日帰り入浴。食事18時オーダーストップだったので、それを少し過ぎた時間帯に到着した自分は食べられず。しかし雪の中の露天風呂って良いね。出たら歩いて、定山渓温泉の碑や定山渓大橋へ。夜に建物の灯が見える定山渓、良い景色だ。次は夏の昼間に来たい。
定山渓(札幌市営地下鉄真駒内駅からバス)
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月21日
着いた頃には暗くなっていたが、日帰り入浴をしていく
帰りにバスに乗ったバス停、雪に埋まってる
今度は夏の昼間に来たいもの pic.twitter.com/vJi6ez9qaR
○19:37白糸の滝→20:19真駒内駅
白糸の滝停留所からバスに乗車して真駒内駅に戻る。嫌だったけど、PCを開いて明日提出の大学の課題の進捗を生む。さて、留萌本線は明日も動かないようなので、深川から留萌はバスになりますね。切符は深川駅で払い戻しを受けよう。
○20:25真駒内→20:53麻生
288・札幌市営地下鉄南北線麻生行きワンマン・札幌市営地下鉄5000形6両編成
真駒内駅で乗り換えて地下鉄で麻生駅へ。「あさぶ」なのね。
駅前のイオンで夕食を調達。刺身そんなにお得なやつがなかった。惣菜も残り少なかった。とりあえず赤飯・いなりのセットとパンと爽健美茶を調達。駅のベンチで食べる。……なんか虚しい。
○21:22麻生→21:31さっぽろ
301・札幌市営地下鉄南北線真駒内行きワンマン・札幌市営地下鉄5000形6両編成
○21:37さっぽろ→21:48栄町
292・札幌市営地下鉄東豊線栄町行きワンマン・札幌市営地下鉄9000形4両編成
○21:56栄町→22:10大通
289・札幌市営地下鉄東豊線福住行きワンマン・札幌市営地下鉄9000形4両編成
○22:17大通→22:37新さっぽろ
309・札幌市営地下鉄東西線新さっぽろ行きワンマン・札幌市営地下鉄8000形7両編成
さっぽろ駅まで戻り、東豊線を栄町まで乗りつぶし。ここも駅前にイオンかよ。しかし時間が限られていたのでとんぼ返りで大通駅へ。東西線で新さっぽろ駅に戻る。
○22:44新札幌→22:49白石
○22:58白石→23:03森林公園
そこからJRで白石駅、乗り換えて森林公園駅。駅から快活CLUBまでは割と近かった。
快活、鍵付完全個室もシャワーもなかった。定山渓で入浴しておいて良かった。フルフラットで課題を片づけ、ドコモメールの設定を見直してメッセージRのエラーを解消し、LINEアプリを入れ直して圧迫されていたiPhoneのストレージを開放し、充電ついでにiPhoneのアップデートとバックアップを取り、仮眠。起きたら完了していた。めっちゃ容量に余裕ができてた。寝る。
0日目(1/21)
ブロック:[留萌]
遂行旅程概要:森林公園→深川→(道北バス)留萌→《萌えっ子フリーきっぷ》(沿岸バス)雄冬→(沿岸バス)豊富→稚内〔THE STAY WAKKANAI〕
旅程変更:「前泊地が札幌駅周辺から森林公園駅周辺に変更」「留萌本線不通につき深川→留萌をバスに振替」「萌えっ子フリーきっぷを活用するため、沿岸バスで幌延より稚内寄りの豊富まで行き、そこから鉄道を使う経路に変更」
夜の作業があったので十分な睡眠時間が確保できないまま起床、無料朝食を食べられないままに森林公園駅へ。留萌本線運転見合わせにつき、計画通り岩見沢から特急に乗るのをやめ、大人しく鈍行で深川まで向かうことに。
○06:17森林公園→08:22深川
まず昨日終わらせた課題を提出して、続いて別のレポートを片付ける。提出に成功。さらに、なんとか駅メモ全駅チェックイン達成。
深川駅到着。
早速、窓口で切符の払い戻しを受ける。新千歳空港→深川の学割運賃と新千歳空港→留萌の学割運賃の差額を返されるのかと思ったら、深川→留萌の運賃の8割だった。そういう計算なのか。切符を記念に持ち帰りたかったが、払い戻し対象なので持ち帰ることはできず、無念にも回収された。留萌線、お前と戦いたかった……。留萌線は未乗で、このタイミングで乗りつぶそうとしたものの、乗りつぶし失敗。
朝食の調達のため駅前のローソンに入り(せっかく北海道なのだからどっかのセコマに行っとけばよかった……)、深川十字街のバス停へ。雪結構あるよな。除雪車の存在に北海道を感じる。調べていた通り、高速バス仕様の扉一つのバスがやってきた。なんか向かいの建物がそれなりに歴史のあるやつだったらしい。
さて、本日は深川に来ていたのですが、留萌本線は雪の影響であいにく運転見合わせ
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月21日
バスで留萌を目指します pic.twitter.com/eUvkNVftX2
○08:51(+5)深川十字街→09:59(+8)留萌駅前
道北バス56系統留萌十字街行き
バスで留萌へ。留萌到着後の動き方を考えていたが、どうやら絶妙な接続により増毛方面の終点・雄冬まで行けることが判明。そしてこの雄冬、陸の孤島だったところらしい。興味が湧いたので行くことにした。深川→留萌、誰も使わないようなところに停留所があり「これって何であるの?」など思いながら、留萌市内に入っていく。いつぞやにニュースで見かけた、三省堂書店によるブックセンターを左手に眺める。萌えっ子フリーきっぷを買う必要があったのと、とりあえず留萌駅に行きたかったので、留萌駅前のバス停で下車。時刻表はブックセンターで買うかーなど思っていたが、普通にアクセスが悪そうなので稚内で買うことにした。
下車した目の前にある建物が沿岸バスの待合所かと思っていたら、扉が開かず。通りの向かい側に建物を見つけたので、あれだと思い入っていく。……雪、多い。とりあえず萌えっ子フリーきっぷを現金で確保。どうやら購入者限定の特典があるらしい。そこから留萌駅まで歩いてみる。留萌駅、今日は列車が来ない駅、そこで駅そばだかを食べている高齢の女性、なんか面白い。
本日、この駅に列車は来ません pic.twitter.com/8SQHHeOuMu
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月21日
駅に土産屋みたいなものの案内があって、それでフリーきっぷの特典が受けられるみたいなので、とりあえず歩いて行ってみることに。雪が多くてどこから入れば良いのかわからな……かったがわかった。土産も売られていたし、沿岸バスのキャラクターのグッズも売っていた。別に聖地巡礼じゃないしアクキー買う必要はないよな、でも何か買っておこう、と思い缶バッジを購入。そのキャラクターの缶バッジは最後の一つだった。あと、数の子が名産の街らしいので何か数の子要素を確保しようと思い、「かずべい」なるせんべいを購入。
雄冬行きのバスに乗るため、さっき降りた留萌駅のバス停に向かう。羽幌方面のバスを一本見送った。
○10:45(+1)留萌駅前→11:55(-6)雄冬
沿岸バス23系統雄冬行き
バスは海岸を進んでいく。沿岸バスのキャラクターが酒を飲んでいる姿に×をつけ、思いっきり鍋を食べている姿に△をつけた、面白い貼り紙を車内で発見。いやそんな食事はバス車内でできねえよ。留萌駅を出て最初の留萌本線の廃駅、それっぽいものが見えた。増毛駅跡は車窓から見たがよくわからなかった。眠くなってうとうと、そうこうしているうちに車窓がかなり険しい地形に。岩の中を通したようなトンネルをバスが通っていく。増毛駅跡を過ぎてしばらくしたところから、他の乗客はいなくなった。
本日は沿岸バスを使って移動します
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月21日
4枚目の施設は物産館的存在で、沿岸バスのキャラのグッズを売ってたりする pic.twitter.com/xmwSGH3TC4
雄冬に到着。静かな場所と思いきや、オロロンラインが走っているのでそれなりに自動車の通行がある……がそんなに多いわけでもない。Googleマップで調べていた通り、バス停から少し南に行ったところに石狩市との境があった。石狩市と増毛町の両方が入った写真を撮影することに成功。雄冬の陸の孤島ぶりを示すなんらかの碑があると知ったので、とりあえずそこまで歩いてみることに。てかめっちゃ雪積もってるけどここの海岸って夏は海水浴場なんだよな。雄冬の秘境ぶりを示すなんらかの碑、雪に埋もれてよくわからなかった。何もないのでとりあえず戻る。……あ、郵便局行って貯金下ろしてくればよかったな。
雄冬(沿岸バス留萌別苅線雄冬停留所から徒歩)
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月21日
1992年まで、冬季に道路交通で到達することの不可能だった秘境
電話回線の自動化が完了するのが道内最後だったレベルの秘境
バスは1日3本 pic.twitter.com/GXf4KDq0x2
○12:05雄冬→13:08(+1)開運町2丁目
沿岸バス23系統留萌市立病院行き
雄冬からバスで留萌方面へ。
とりあえず現金が足りなくなりそうなので郵便局で貯金をおろそう!となり、アクセスの良い郵便局を調べる。留萌郵便局があることは知っていたが、アクセスが悪かった。バス停からのアクセスがそれなりに良い郵便局を見つけ、そこのバス停までバスに乗ることにした。同時に昼食場所も探していたが、ホテルに併設されたカフェ的なところででかいザンギ定食が売られているらしいので、とりあえずそこに行くことに。
郵便局に最も近いバス停で、バスを下車。
歩いて郵便局へ。貯金の引き出しに成功。店へ向かう。ホテルを発見し中に入ろうとする……が「準備中」の看板が。今日は営業していないのか、と考え別の店に変更することに。別の店の候補であった店がその近くにあったので、とりあえず入店。客は自分1人だけだった。唐揚げ定食があったのでそれを頼む。なかなか料理が出てこないので羽幌方面へのバスに間に合うか心配になったが、ちゃんと出てきた。唐揚げ、割と量あるじゃん。唐揚げを堪能して店を出る。
バスで留萌に戻り、お昼ごはん
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月21日
(店の写真を撮るのを忘れました) pic.twitter.com/3ZAUqeYP94
バス停へと歩く。目の前をどうやら除雪車が通るっぽいので、迂回してバス通りへ。そこの横断歩道、やたら車道の青(歩道の赤)が長くて少し焦る。バス停っぽいところへ。しかしそのバス停、よく見てみると羽幌方面のバスは停車しないとのこと。さらに焦る。とりあえず急ぎ目で留萌十字街のバス停へ。……店でトイレ行っとけばよかった、このままじゃ豊富までトイレなしじゃん。バスはちゃんとやってきたので乗り込む。……というか、こないだまで除雪が進んでないからバスは市街地に入り込めなかったし、その時にここに来てたらバス逃してやばいことになってたんだろうな。
留萌、一部系統の路線バスが全便運休になるレベルで雪がやばい pic.twitter.com/veQhWhRAo3
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月21日
○13:54(+2)留萌十字街→17:21幌延深地層研究センター前
沿岸バス12・13系統幌延深地層研究センター前行き
羽幌方面へ北上していく。風力発電の風車めっちゃ回転してて草。
羽幌ターミナルで時間があって、「トイレに行きたい人は運転手に言ってね」という旨が放送されたので、一度下車してトイレに行くこととした。鉄道の羽幌線で使われていた方向幕や、バスでかつて使われていたものと思しき展示物を発見。
バスに戻り、さらに北へと向かう。天塩にはてしお温泉夕映なるものがあり、雄冬に行ってなかったらここにでも入浴していたのかな……と思っていたが設備不具合で日帰り入浴やってねえじゃねえか。天塩を過ぎたあたりで暗くなってきた。天塩では高校生と思しき人の乗車があった。しかし大抵の客は幌延で下車。「次 止まります」で運賃表示ディスプレイに沿岸バスのキャラが表示されるの、好き。幌延から豊富方面は自分しか乗っていなかった。
沿岸バスの車窓から
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月21日
風力発電、左手に見える日本海、「沿岸」を感じますね(適当) pic.twitter.com/naGLjwVWdE
○17:22幌延深地層研究センター前→17:45(-1)豊富駅
沿岸バス32系統豊富駅行き
幌延深地層研究センター前バス停から豊富駅バス停までは、ここまで乗ってきたのと同じ車両である。ただし聞いていた通り、一回運賃精算があった(が自分はフリーきっぷなので見せるだけでほぼ関係なし)。
終点の豊富駅バス停で下車。暗くなっていた。
稚内までの列車まで時間があったので、夕食を調達することに。調べたら松竹なるレストランがあり、営業していそうだったのでそこに入る。どうやら常連さん(お父さんと娘さん)がいた模様で、自分は入らないほうがよかったかな……と少し思ってしまった。何を思ったか、ほたてラーメンを注文。それなりに待たされたがちゃんと料理が来た。普通の醤油ラーメンに、帆立の身という感じ。やっぱ帆立うまいわ。
食べ終わってセコマに行こうかとも思ったが、それなりに距離があってだるくなったので行かないことにした。バスを降りて歩き始めた時には営業していた駅近のAコープ、19時くらいというのに既に閉店していた。明日の朝食は名寄で調達だな。
豊富駅に戻る。待合室へ。バスを降りた時にいた人がまだいた。しかも旅をしている人の風貌である。というか人が増えてきた。同じ列車を待っているのかと思ったが、旭川方面への特急がそれなりの時間遅れてやってきてみんなそれに乗って行った。残ったのは自分だけだった。発車時刻になっても列車は来ないし、放送によると10分ほど遅延しているらしい。とはいえ心配なので、駅舎と反対側のホームに行くことに。……あれ、手袋どこやったっけ??そういや跨線橋を渡る前に待合室の方を見たら、こっちの方を見てくる男性がいたな。もしや、待合室に忘れたか?待合室(駅舎)に行ったら、忘れ物スペースと思しきところに手袋がちゃんと置いてあったので無事回収。気づいてマジでよかった。
そして豊富まで北上してきました
— 旅かだ (@kda_traveler) 2022年1月21日
時間の関係で利用はできなかったけど、日本最北の温泉地・豊富温泉を車窓から眺める
夕食はたまたま見つけたお店でいただく pic.twitter.com/eezx29JrVI
○18:57(+15)豊富→19:49(+12)稚内
4327D・宗谷本線普通稚内行きワンマン・キハ54形(赤)単行
15分程度遅れてやってきた普通列車で稚内駅へ。閉店時刻を過ぎるため、稚内で時刻表を調達できないことが確定。まあ網走ででも買うか。真っ暗だったのでアマプラでダウンロードしていたアニメを視聴。列車のデッキで宿に到着が遅れる旨の電話もしたが、なぜかそれを伝えたことに感謝された。
稚内駅に到着。
駅の目の前にある宿へ。近くてありがたい。無料サービスの麦茶をもらい、シャワーを浴び、荷物を整理し、未使用状態の最長片道切符の写真を撮影し、就寝。
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