どこかの元T大生の思考

不定期です。旅行と考えることが好きな元T大生が、たまーに駄文を公開します。旅の記録を語る[旅]、何かに対する見解や主張をぶつける[論]、自分の生き方について思いを巡らせる[憂]、趣味などについて書き散らす[雑]の4つのカテゴリーで。

[旅22]長野で山登りとか

サークルの合宿をはしごするだと⁉︎

今回は写真少なめ。

 

 

 

限界旅行から帰った翌日の8/16(金)、私は山歩きサークルの合宿に飛び立った。それが8/20(火)まで続いた後、長野駅で途中離脱し、そこからは別のサークルの合宿に途中参加することに。どっちも宿が長野県山ノ内町という奇跡。そんな謎な移動をしていた、8/16(金)から8/24(土)までの話。

旅程…かは分からないがスケジュールは、

〈8/16〉

新宿駅西口から、バスで奥志賀高原へ向かう。

〈8/17〉

飯縄山を登る。

〈8/18〉

斑尾山を登る。

〈8/19〉

小布施をレンタサイクルで回る。

〈8/20〉

善光寺付近を観光し、そこから長野駅に向かって志賀高原行きの急行バスに乗り、志賀高原に向かう。

〈8/21から8/23〉

ここはサークルの練習。基本的に出かけていない。

〈8/24〉

バスで新宿駅西口に戻る。

という感じである。我ながらまとめ方が雑だな。

 


1日目。

8時半くらい(だっけ?)に新宿駅の西に集合し、バスで出発。途中は高坂SAと東部湯の丸SAに寄った。うーん、この絶妙な選択。

志賀高原の宿についても、しばらくは自由時間。同期の一部と宿の周りを散策することになったが、なぜかすぐに撤退。f:id:utok_travelandthinking:20190920174300j:image

f:id:utok_travelandthinking:20190920180239j:image夜はバーベキューと花火、つまりよくあるサークルの合宿。月の出が見えた。明るかった。f:id:utok_travelandthinking:20190920180305j:image

 


2日目。

この日は北信五岳の1つ・飯縄山の山行。合宿参加者全員が飯縄山に向かった。標高は1,917メートル。

宿からバスで向かい、登山道の入り口で降りて登山開始。登りは自分が班のPL(最後尾)になったが、特にやることはなかった()。ルートには13体の石仏がいたらしいが、私は注意力不足ゆえに全部見つけることはできなかった。…なんだかんだ、述べ800メートルくらいは登った気がする。富士登山のおかげで体力がついたのか、登った高さに比してあまり疲れなかった。

全体的に曇りの日だった。下界の景色も登山中は微かには見えたが、山頂では周りは真っ白。山頂からの景色を楽しみたい自分としては少し残念だが、まあ達成感はあるしよし。f:id:utok_travelandthinking:20190920174417j:image
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あと山頂はトンボがやたらいた。虫が苦手な人、大変そうだったなぁ。山頂、旧字体の三角点もあって面白い。f:id:utok_travelandthinking:20190920174426j:imageちなみに山頂で昼食。

下山は、登山とは別のルートで。自分が班のSL(先頭)となった。下るにつれ視界が雲から解放され開けてきて、まあまあの景色が見られるように。f:id:utok_travelandthinking:20190920174456j:imageちなみに下りきると戸隠神社のあたりに出たが、参拝はしていない。f:id:utok_travelandthinking:20190920174516j:image

そしてバスで宿に戻る。この日の夜は肝試しをした。実は人生初で、謎の興奮を覚えたものだ。

 


3日目。

この日の行動は3つの選択肢から選べ、私は斑尾山登山を選んだ。北信五岳の1つで、標高1,382メートル。

バスで野尻湖の東側に向かい、そこから登山。f:id:utok_travelandthinking:20190920174547j:image「登山」に入る前に謎の白旗とか捨てられたバスとか見つけて、それもなかなか面白かった。f:id:utok_travelandthinking:20190920174626j:imageそして途中、前の班が道に迷うという事態があったり。私は正しい道をわかってたんだけどなぁ(だからどうした)。

ルートの途中で、標高1,360メートルの大明神岳を通った。f:id:utok_travelandthinking:20190920174649j:image野尻湖が見下ろせ、なかなかいい景色がいただけた。f:id:utok_travelandthinking:20190920174710j:imageちなみにこの辺りで班の人1人が蜂?に刺されてしまい、班で対応を試みていたところ、通りすがりのお姉さんが処置をしてくれた。まじでかっこよかった。道具の使い方とか応急処置とか完璧に覚えて、私もああいう風になりたい。

そして少し歩くと斑尾山の山頂。f:id:utok_travelandthinking:20190920174734j:image
f:id:utok_travelandthinking:20190920174738j:image…だけど景色は大明神岳ほど綺麗ではなかった。f:id:utok_travelandthinking:20190920174749j:imageここで昼食。

登山ルートは西側からだったが、下山ルートは斑尾山から東に向かうルート。とてつもなく景色が綺麗で、低山を1つ挟んだ飯山の市街もよく見えた。f:id:utok_travelandthinking:20190920174832j:image
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f:id:utok_travelandthinking:20190920174826j:imageルート上で長野県と新潟県の県境を通ったり、傾斜大きな坂を富士山の大砂走りみたいに駆け下りたり、面白かっものだ。f:id:utok_travelandthinking:20190920174849j:image
f:id:utok_travelandthinking:20190920174853j:imageこのルートは冬季営業のスキー場と被っているためリフトもあって、しかもリフトの1つがなぜか動いていて、ぜひ冬もスキーできてみたいなと思った。季節によって変わる美しい景色、見たいじゃない。

下りきったところ(スキー場のゲレンデ入り口)付近に、長野県と新潟県の境を示した看板が。f:id:utok_travelandthinking:20190920174909j:imageこの前で自分の写真を撮るなどして、バスに乗り込み宿へ戻る。この日の夜はクイズ的なやつで、高レベルな謎解きを楽しんだ。

 


4日目。

晴れていたら野尻湖周辺を観光する予定だったが、雨予報だったため小布施観光になった。結局、小布施観光中は一切雨が降らなかったけど。

バスで小布施駅前に向かい、ここで自由に班に分かれる。我々の班はまずレンタサイクルを借りに行き、それで町を巡ることに。きれいな街。f:id:utok_travelandthinking:20190920175117j:image
f:id:utok_travelandthinking:20190920175122j:imageフローラルガーデンおぶせで花を愛でたり、福島正則の霊廟や小林一茶の句碑を見たり、重文の寺の本堂を見たり。f:id:utok_travelandthinking:20190920175018j:image
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f:id:utok_travelandthinking:20190920175010j:image小布施、中心部の街並みが可愛いだけじゃなくて、ちょっと離れたところにもこんなに観光に値するスポットがあるんだな。面白い町だ。

昼はクリームあんみつ。小布施は「栗と北斎の町」と言われている通り栗が名産で、それの入ったあんみつをいただいたのである。f:id:utok_travelandthinking:20190920175141j:image久々の甘味、まじでうまかった。なおここでガッツリとした食事を頼まなかったのには、私が朝の時点で多量の朝食の残りをもらっていたからである。フードファイターとして調子に乗りすぎた結果、みんなの残りの朝食が私のもとに集まり、なんか私が食べることになっていた。

なお「北斎の町」と言われている通り、小布施町葛飾北斎の「第2の拠点」ともいうべき存在で、北斎記念館も存在した。だが入館料が高く、我々も北斎オタクではないため撤退。次小布施来る機会があったら、ぜひとも行ってやるわ。

小布施駅に戻ると、オタクなのでつい写真を撮ってしまった。f:id:utok_travelandthinking:20190920175239j:image
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そしてバスで帰る。この日の夜はコンパで、我々は芸として某アニメEDのダンスを踊らされたものだ。楽しかったけど。

 

 

5日目。

徹夜で遊んで寝不足な中、宿を出発。そのまま東京に帰るわけではなく、この日は善光寺を観光。また班に分かれての行動。f:id:utok_travelandthinking:20190920175401j:image

まずは、バスの駐車場を貸してくれたお土産屋の人による、善光寺の簡単な説明。門の「善光寺」って字が牛の顔に見えるの、面白いな。f:id:utok_travelandthinking:20190920175217j:image住職が2人いるのも面白いな。寺って全然知らないけど、極めてみたら面白そうだ。

そして善光寺本堂に入り、有名なお戒壇めぐり(写真NG)。飯田の元善光寺で経験済みだったが、今回はあの時と違って人が多く話し声で大体わかったので、そんなに怖くはなかった(?)。まあ、目が見えるありがたさというのは感じたけど。

続いては南に歩いてみる。門のところに長野駅の時刻表が貼っていたのは親切だった。f:id:utok_travelandthinking:20190920175342j:image
f:id:utok_travelandthinking:20190920175347j:image…まあ長野駅まで3kmくらい離れてるんだけどね。

そのまま境内を出て門前町を歩き、有名らしい唐辛子の店へ。f:id:utok_travelandthinking:20190920175433j:imageここで昼食も済ませることになり、私は1,500円の三色カレー(黒、緑、黄)を頼む。f:id:utok_travelandthinking:20190920175936j:image辛さ5とか書かれてたけど、たしかにこの黒カレー、かれえ。卓上のスパイスで味をアレンジできるのがいいね。ちなみに昼食中に進学選択第一段階の登録期間が終了し、私の進路はほぼ確定した。

食べ終わると北に戻り、駐車場を貸してくれているお土産屋へ。f:id:utok_travelandthinking:20190920175715j:image色々あって悩んだが、私はりんごを使ったものを買うことに。高校の同好会の後輩にあげた。…しかし長野県に来ながらおやきを食べなかったの、今考えても心残りだ。

この日は全体的に小雨が降っていた。ところがお土産を買って善光寺方面に戻ったところ、突然大振りに。ゲリラ豪雨。雷も結構近くで鳴った。ビビった。f:id:utok_travelandthinking:20190920175703j:image雨宿りしているところにおみくじがあったので、引いてみた。末吉。f:id:utok_travelandthinking:20190920175735j:imageビミョい。案の定「旅はやめとけ」「落ち着け」とか書かれてて萎えた。じゃあ私は何を楽しみに生きればいいんじゃあ。

雨が収まってきた頃、駐車場に戻ってバスのところへ。f:id:utok_travelandthinking:20190920175856j:image
f:id:utok_travelandthinking:20190920175901j:imageいろはす&ハスの奇跡のコンビ。

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私はここで大きい荷物をバスから出し、14時前に途中離脱。5日間、楽しかった。来年は私が企画側だ。

そして長野駅まで歩く。f:id:utok_travelandthinking:20190920175832j:image
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f:id:utok_travelandthinking:20190920175838j:image長野駅前のドン・キホーテで、購入を頼まれた薬を買っていく。ドンキ有能だわ。

15時半ごろ、長野駅東口から急行路線バスで志賀高原へ。f:id:utok_travelandthinking:20190920180003j:image途中の信州中野ICから夜間瀬付近まで、見慣れた風景が車窓から見えるのは面白かった。そんなことを思いつつ、パソコンを活用して合宿のための作業。そして「山の駅」に到着し通常の路線バスに乗り換えるわけだが、この山の駅、商店の営業が16時までで終わってやがる(着いたのは16時50分くらい)。f:id:utok_travelandthinking:20190920180030j:image
f:id:utok_travelandthinking:20190920180026j:image山って気楽だよな(謎の発言)。

乗り換えてすぐに目的地へ。そして合宿に合流。f:id:utok_travelandthinking:20190920180046j:image

 

 

6〜8日目は省略。

 

 

9日目。

バスで帰京。途中で横川SAに寄るが、金欠の私は峠の釜めしを購入できず残念。f:id:utok_travelandthinking:20190920180116j:image
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そして新宿駅西口、出発(※山歩きサークルの方なので別団体)の場所の近くで解散。f:id:utok_travelandthinking:20190920180127j:imageこちらも非常に楽しかった。でも疲れた。

疲労とともに、埼玉県の自宅に戻る。合宿のはしごとかいう謎行動を行った、面白い9日間であった。

 

 

次は27〜28日の新潟。…実は斑尾山でちょっと行ってるんだよね。