どこかの元T大生の思考

不定期です。旅行と考えることが好きな元T大生が、たまーに駄文を公開します。旅の記録を語る[旅]、何かに対する見解や主張をぶつける[論]、自分の生き方について思いを巡らせる[憂]、趣味などについて書き散らす[雑]の4つのカテゴリーで。

[旅29]最長片道切符の旅:3日目〜4日目(2022/1/24〜2022/1/25)

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最長片道切符の旅の記録について

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3日目(1/24)

 

ブロック:道央

旅程素案:帯広→富良野旭川岩見沢→沼ノ端→白石→札幌

遂行旅程概要:帯広→富良野旭川→深川(深川→(道北バス)留萌→深川)岩見沢→沼ノ端→白石→札幌〔快活CLUBすすきの店〕

旅程変更:「3日前に乗りつぶし失敗した留萌本線に乗車

 

起床。帯広駅出発が6:49と早いので、無料朝食をそれほどゆっくりと食べていられない。しかもここは各自取って部屋に持っていくスタイルなので、下で食べてそのまま出かけるということができない。とりあえず、少しだけ取って部屋に戻る。なんかディストピア飯みたいな見た目になっちゃったよ。

爆速で食べてチェックアウト。駅の方に向かう。……あれ、東横インのカードどこやったっけ。あれ、ポケットにもないし財布の中にもないぞ?やばいやばい、フロントに置いてきたか?とりあえずフロントに戻って確認するがなさそう。無くしたことに気づいた、ホテルからすぐの歩道のあたりの地面を探す。……あった。マジで今気づいてよかった。少し走って帯広駅の方に向かう。

 

◎10. 06:49帯広→07:54(+1)新得

2428D・根室本線普通新得行きワンマン・キハ40形(もえぎ色+青ライン)2両編成(確か)

柏林台駅からかなりの高校生が乗車。電波あるか怪しくなる代行バス区間に入る前に課題のレポートを提出したかったので、車内で急いで最後の仕上げ。私の持っているポケットWi-Fiは相変わらず(いつも通り電波がつながりづらく)雑魚かったのでiPhoneによるテザリングになったが、メールで無事提出。

 

新得駅に到着。2分ほど遅れての到着だったので代行バスとの乗り換え時間がわずかであり、駅周辺の散策などする暇もなくバスに乗り込む。「ふらのバス」なのでたぶんこれだなーと思って乗り込んだが、これが本当に代行バスで正しいのか一回心配になった。

 

◎11. 07:59新得→09:07(+2)東鹿越

根室本線代行バス東鹿越行き

やっぱりオタクっぽい人が乗ってるぞ。

バスは落合駅に行く前に、狩勝峠の手前・旧新内駅のあたりでサホロリゾートに寄った。このバス、鉄道代行だけでなくサホロリゾートの連絡バスとしての役割も持ってるのかい。それから日本三大車窓区間に差し掛かるも、なぜか進行方向右側の座席に座ってしまったので、バス車内の映った写真しか撮影できず。いやーしくったな、まあ美しい景色は目でちゃんと見えたからいいや。

落合駅では少し停車時間があったので、同乗していたオタクらしき人が複数人下車していった。自分も下車してみた。

幾寅駅では停車時間がわずかだったので、車窓から写真を撮るだけで終わり。そして凍った湖を眺めつつ、東鹿越駅に到着。

 

駅周辺何もねえな。

 

◎12. 09:15東鹿越→09:54(+3)富良野

2478D・根室本線普通滝川行きワンマン・キハ40形(もえぎ色+青ライン)単行

2019年3月の旅では富良野駅から直接代行バスに乗っていたので、この区間は地味に初乗車ということになる。

 

富良野駅では途中下車したかったが、乗り換えの関係でそんな時間はなかった。

 

◎13. 10:01富良野→10:36美瑛

728D・富良野線普通旭川行きワンマン・キハ150形(ライトパープル+もえぎ色)2両編成

学田駅と鹿討駅を通過。学田駅、めっちゃショボかった。なんか変な駅名だと思って調べてみたが、やはり教育機関と関係ある駅名だったのか。

車内では、昨日思いついた([雑24]「さらなる旅程変更②」の通りの)23日目〜24日目の旅程素案変更の検討を続け、赤坂駅付近(都留市)の宿を予約。

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また、2日後(5日目)の盛岡での快活CLUBの予約も済ませる。

このまま旭川駅まで行くこともできたが、せっかくなので美瑛駅で下車してみることに。しかし調べた感じだと駅前に観光資源はそれほどなさそうである。

 

とりあえず美瑛駅前の観光案内所で情報を仕入れ、カレーうどんご当地グルメであることを知る。東側の駅前を少し散策した後、11時になったので跨線橋を渡って(パンフレットで見つけた11時営業開始の)駅西側の店に行ってみるも、どうやらまだ準備中(あるいは休み)の模様。

元いた方に戻り、道の駅のレストランに行って食べることに。客として自分の他に一人お爺さんがいたが、地元の方かな。水はセルフサービスだったが、「氷」しか見えなかったので氷だけ出る機械なのかと誤解し、コップだけ取って一旦席に引き返してしまった。しかしよく考えたらこれって水と氷の両方が出るってことじゃね?と思い、実際水の確保に成功。なかなか料理がこなかったので少し焦ったが、ちゃんと来た。焼き麺にしたが、フォークで食べるの面白いな。てかスープがうまい。

 

◎14. 11:48美瑛→12:20旭川

1754D・富良野線普通旭川行きワンマン・キハ150形(ライトパープル+もえぎ色)2両編成(確か)

3日後(6日目)の秋田・4日後(7日目)および5日後(8日目)の横手の快活CLUBの予約を済ませる。

本日提出のレポートのことを考えつつ、特に執筆は進まず。

 

旭川駅に到着。

旭川でおすすめの店は、現在旭川に住んでいる中学の友人が教えてくれていた。とりあえず旭川駅前の歩行者専用の大通りを歩きつつ、気になった天金に行くことに。風除室の中に入れるのが1人だけだったので少し店の前で待つことに。しばらくして入店が叶い、ラーメンを頼んで食べる。おいしいですわね。完食したら駅の方向に戻る。

歩いていると丸善ジュンク堂を見つけたので、時刻表を調達することに。やはりちゃんと雑誌コーナーにあったわ。

その後少しだけ時間があったので、旭川が舞台の『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の聖地だというところの写真を撮りに行く。櫻子さん、一応視聴したけど作業しながらの視聴だし、よく内容覚えてないや。

そうこうしているうちに時間が経ち、旭川駅に戻る。駅前のイオンにでも行くかーと思っていたがそんな時間はなかった模様。

 

◎15. 13:47旭川→14:10深川

2328M・函館本線普通滝川行き・721系3両編成

久々の電車である。廃駅になった伊納駅の近くに伊納大橋ってあった気がするけど、車窓から見えたあの橋かしら。

 

深川駅に到着。ここで最長片道切符の経路を一時中断し、3日前に叶わなかった留萌本線乗りつぶしを敢行する。

留萌方面へのバスが深川十字街を発射するまでに少し時間があったので、駅の割と近くにあったコープさっぽろのスーパーへ。今後の旅で何枚も使いそうなマスクを調達。持ち運びしやすいように個包装のやつ・メガネが曇りにくいらしいやつを購入。いやースーパーが駅の近くにあるってありがたいね。その前に郵便局もあったのでATMを使用(旅の記録として各地の郵便局で出金して通帳にいろいろな店番を記録しようと思い立った)。

その後は深川十字街バス停目の前の、バス待合室も兼ねているらしい交流施設的な建物に入り、バスを待つ。

 

○14:51(+2)深川十字街→15:59(+7)留萌駅

道北バス56系統留萌十字街行き

留萌駅の手前で進みが遅くなり、これ留萌本線の発車に間に合わない可能性あるんじゃないか……?と少し焦ったが、無事に留萌駅前に到着。3日前も見た光景である。

 

歩いて留萌駅に向かう。今日はちゃんと列車がこの駅から出るのね。

 

○16:17留萌→17:15深川

4928D・留萌本線普通深川行きワンマン・キハ54形(赤)単行(確か)

留萌駅から深川駅。やはり同業者(乗りつぶし/限界旅をする人)が多い様子。眠くなってうとうと。

 

深川駅に到着。だが深川駅周辺の散策はすでに複数回しているので、駅の待合室で大人しく列車を待つ。

 

◎16. 18:01深川→19:15岩見沢

2336M・函館本線普通岩見沢行き・721系3両編成

最長片道切符の経路に復帰。

 

岩見沢駅で下車し、駅の周辺を散策。高校生が大量にいた。

 

◎17. 19:38岩見沢→20:56沼ノ端

1474D・室蘭本線普通苫小牧行きワンマン・キハ150形(もえぎ色+紫)2両編成

岩見沢駅の時点で高校生が多かったが、栗山駅と由仁駅で多くが下車していった。

 

沼ノ端駅到着。ここで千歳線普通列車を待つことになる。……しかしこの駅めっちゃ暗くて静かで、これから大都会札幌に向かうといえどなんか少しだけ「本当に今日中に夜を明かせる場所にたどり着けるの?」って心配になっちゃうんだよね。2019年3月の旅でも同様のこと思ってたっけ。

 

◎18. 21:17沼ノ端→21:34千歳

2821M・千歳線普通札幌行き・721系3両編成

真っ暗。

 

千歳駅で下車してみる。千歳は『邪神ちゃんドロップキック』がコラボしたところだが、見る感じあからさまにそれを押し出しているわけではない模様(まあそういう場所が多いのであって大洗とか秩父とか竹原とかが異常なだけだが)。

 

◎19. 21:51千歳→22:23札幌

3969M・千歳線[白石まで]/函館本線[白石から]快速エアポート217号手稲行き・721系6両編成(確か)

快速なので通過駅の駅メモチェックインを忘れないよう細心の注意を払いながらであったが、レポートを進める。しかし札幌駅到着までに終わらず。

 

札幌駅到着。やはり大きな駅である。改札の駅員に「すごい切符だねえ」的なことを言われた。

そこからは本日の宿である快活CLUBすすきの店まで、地下道を歩いていく。夜ではあるがかなり人通りがある、さすが札幌。

夕食を札幌ラーメンにすることは決めていたが、どの店にしようか?と考えており、すすきののすみれが空いているし快活CLUBにも近いようなのですみれに行くことに。札幌駅からそれなりに歩いてすすきのに到着し、すみれに入る。やはり飲んでいる人もいる。ラーメンはさすがおいしかった。

完食して快活CLUBに向かい、本日23:59期限のレポートをギリギリ片付け、就寝。

 

 

4日目(1/25)

 

ブロック:道南

旅程素案:札幌倶知安長万部→(特急)新函館北斗新函館北斗→函館(卒論報告会)→谷地頭・函館どつく前→函館)

遂行旅程概要:札幌札幌市電乗りつぶし・周辺観光)倶知安長万部→(特急)新函館北斗新函館北斗→函館(卒論報告会)〔ホテルシャロームイン2〕)

旅程変更:「5日前に乗りつぶし失敗した札幌市電乗りつぶし」「卒論報告会後の函館市電乗りつぶしを翌日に移動

 

6:20くらいに目が覚めてしまったので、しばらくは寝転がりながらスマホを眺める。Wordle 220とは……?

6:40くらいになったらパンとポテト(無料朝食)へ。オニオンスープ・ソフトクリーム・コーンポタージュとともにのんびり食べる。朝の出発時間に余裕があるって良いな……と思っていたら入店から8時間の7:18が目前に。少し急ぎ目でソフトクリームを食べ終え、荷物をとりあえずエコバッグにぶち込み、ほぼ8時間ジャストで退店。

店を出てからエコバッグからトートに一部荷物を移転。さすがすすきの、朝からうるさい若者集団がいた。

信号待ちしている間に市電が目の前で発車していったので、1本見送る。

 

○07:33すすきの→08:00ロープウェイ入口

札幌市電内回り

西4丁目電停でめちゃくちゃ人が乗ってきた。そこからどんどんと人が降りていった。久々に安全地帯の標識を見た。

 

ロープウェイ入口電停で下車。すごい名前だ。ロープウェイへのシャトルバスの停留所を発見、今の時間はロープウェイやっていないしその近くに女子高のスクールバスが停車していた。

ロープウェイ乗り場まで行こうとしたが、ロープウェイが運行していない夜間に雪が積もったのか、歩道が歩けるような状態ではなかったので退散。

再びロープウェイ入口電停へ。またも信号待ちしている間に目の前で、今度は低床型車両が行ってしまった。……しかし、やはり雪国用の立派な靴を履いている人が多い。そして停留所のホーム狭い。

 

○08:19(+2)ロープウェイ入口→08:57(+1)西4丁目

札幌市電内回り

さっきと比べてめっちゃ空いてる。寒気のため開いてる窓から雪が吹き込む。東本願寺前停留所は内回りホームに屋根がないのか。

 

西4丁目電停で下車後、札幌駅方面に歩く。

北海道大学にも行ってみることにした。……構内、雪のせいでかなり歩きづらい。

意外と時間に余裕がなくなり、札幌駅へ。

 

◎20. 09:47札幌→09:56手稲

3833M・函館本線快速エアポート91号小樽行き

雪を豪快に吹き飛ばしていくのが気持ちいい。……あ、札幌駅の駅スタンプ押し忘れた。昨日の苗穂駅同じく、「間も無く手稲」の放送が流れて、通過駅の稲積公園への駅メモのチェックインを急ぐ。

 

手稲駅で途中下車。駅名標を綺麗に撮りたかっただけで、途中下車の意味は他にない。ゆうちょのATMで1,000円をおろした。ここでも駅スタンプ押し忘れ。

 

◎21. 10:05手稲→10:36小樽

160M・函館本線普通小樽行き・733系(もえぎ色)3両編成

張碓駅跡の視認に失敗。……あ、「舞台めぐり」の「北乃カムイ」の「がんばっ手稲」のチェックイン忘れた。銭函駅→朝里駅の海岸を走るのはやはり良い。小樽築港駅の近くにはニトリ。小樽、住宅街に「小樽っぽさ」があるよね。

 

小樽駅で下車。駅スタンプを回収。とりあえず駅舎の写真を撮りに駅を出る。手宮線跡とかも行きたかったが、時間がないのですぐに戻る。

駅舎の中を歩いているとザンギの店を発見。トイレに行ったのち、1つだけ購入。ホームへ戻る。ホーム上にも小樽駅っぽいなんかレトロなオブジェがあって良い。

 

◎22. 10:53小樽→12:12倶知安

1936D・函館本線普通倶知安行きワンマン・H100形(H100-4)2両編成

まあ少しだけ恐れてはいたが、乗客がそれなりに多くボックス席に座れず。余市で下車する人も多いだろうと考え、ザンギは余市まで取っておくことに。しかし同業者と思しき限界中年男性の多さよ(こっちは住民も使ってるので上川→遠軽ほどではないにしろ)。案の定、余市で隣に座っていた高校生くらいの男子が降りていった。この間に長万部から新函館北斗までの特急券えきねっとで調達。銀山駅は山の斜面にあり、進行方向左側の眺めが良かった……があいにく進行方向右側のロングシートに座ってる。

このあたりで今夜の過ごし方について考え始める。

最初の案でははこだて旅するパスポートの2日間用を買って、今日は函館山に行きつつ路面電車の中央病院前↔︎谷地頭・函館どつく前を乗りつぶすつもりだったが、おそらく16:50開始の卒論報告会は2時間では終わらないし、そうすると函館山ロープウェイは時短営業しているので間に合わなくなる。でも夜景は見たい。

もともと明日の夜に函館に戻ってこないルートを組んでいたが、再検索して、函館バスで変なところに行くルートを諦めれば、明日の夜に函館山ロープウェイ(夜景)に行ってもその日のうちに盛岡まで到達できることが判明。

今日中に路面電車を湯の川までか谷地頭/函館どつく前まで乗りつぶすとしても、運賃的にははこだて旅するパスポート1日間用(明日使う)と正規運賃の組み合わせの方がお得である。とりあえず、新函館北斗駅でははこだて旅するパスポートの1日間用を購入することに。

結論:今夜行く予定だった函館山の夜景を明日の夜に回し、今夜の卒論報告会終了後はホテルでじっとしているか路面電車乗りつぶしをするかにした。購入する切符を予定から変更した。(詳しくは次の記事でも述べる。)

 

倶知安駅に定刻で到着、途中下車。明らかにホームの改修工事をしている感じがしたが、そうか北海道新幹線の駅になるのか。駅前、コープさっぽろがあるのは良いが、コンビニはない模様。

長万部行きの列車に乗り込む。限界中年男性がビールを窓際に置いて写真を撮ってた。

 

◎23. 12:35倶知安→14:08長万部

2938D・函館本線普通長万部行きワンマン・H100形(H100-13)単行

ゼミの卒論報告会の今日発表の人の卒論を読みながら。しかしながら車窓のどこを見ても山である。比羅夫駅はそれなりの駅舎があって、中に人がいた。調べたら、どうやら駅併設の宿があるみたいだ。気になる。ニセコ駅で、倶知安駅で乗ってきていた高校生か?という男性が降りていった。蘭越駅も有人駅っぽい駅舎があった。黒松内駅もそうだったが、黒松内駅の場合は絶対に駅員はいない感じだった。目名駅から熱郛駅(読めねえ)の間で圏外になった。黒松内駅の手前、コンビニっぽい商品と建築云々を扱う謎の店の看板を発見、コンビニじゃないのかい。蕨岱駅の跡地は分かったものの、ホームは当然なかった。二俣駅を過ぎ、車両は謎に速度を増して走る。山線ってこんなに速く走れたのか。

 

終点の長万部駅で下車。長万部、めっちゃまんべくん推してる。あと「東京理科大学のある町」って。とりあえず駅前で昼食のかにめしを調達。

そこから海岸まで歩いてみようかと思ったが、割と雪も降っていたし撤退して駅に戻る。ここで、2/17の用事がオンラインになったことを知り、[雑24]の「さらなる旅程変更③」の通り旅程素案変更の検討を開始。

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特急券を窓口で受け取り、ホームへ。ホームで列車を待っていると中高年の男性に「6日間のやつですか?」と声をかけられた。最長片道切符のことを知っているか分からなかったので、とりあえず「稚内から九州の方まで切符出してそれに従って旅してるんです」と言った。どうやらその男性、6日間のやつすなわち「HOKKAIDO LOVE! 6日間周遊パス」というJR北海道の在来線全線とジェイ・アール北海道バスが6日間乗り放題で12,000円のチートすぎる切符を使っていて、今日がその6日目らしい。これから大沼公園に向かうのだと。話しぶりから察するに、18きっぷから卒業できなかった的な話をしていたことから察するに、この人も貧乏旅行を実行する人である模様。話をしているうちに列車が来たので別れ、自由席へ。

 

◎24. 14:35長万部→15:49新函館北斗

12D・函館本線特急北斗12号函館行き・キハ261系5両編成

本来であれば渡島砂原経由の普通列車に乗りたかったが、16:50からの卒論報告会のために特急で急いで函館に向かう。

進行方向右側の席に座り、まずかにめしを食べる。蓋を開けたら、具の一部がふたにひっついて、取った蓋から膝上に置いていた帽子に落下。回収して食べる。割り箸だとあまり食べやすくないが、うまい。食べながら、駅メモのチェックインを忘れないよう細心の注意を払う。廃駅があるのに加え、特急列車だから通過駅が多く、とてつもなくスリリングである。そのせいで卒論を読むのはそんなに進まなかった。本石倉駅、駅の裏手に郵便局があって、集落から線路を挟んだ郵便局のある駅周辺が集落の中心みたいになっているのが面白い。森駅は線路の海岸線側に駅舎があるものだと勝手に思っていたのに、実際は逆だった。進行方向右側からでも、少しは駒ヶ岳を望むことができた。

 

新函館北斗駅に到着、改札を出る。ここはずーしーほっきーだったか。散策して見て回るものもないので、とりあえず明日のはこだて旅するパスポートを購入しようとする。しかし在来線近距離券売機(函館までの切符は買った)でも指定席券売機でも見当たらず。みどりの窓口で購入。

 

○16:08新函館北斗→16:33函館

2842D・函館本線普通函館行きワンマン・キハ40形(「道南 海の恵み」)単行

謎のラッピングがされた車両で函館へ。

 

函館駅ではしっかりと駅スタンプを回収。

宿に行く。意外と遠かったがまあ駅から近いといえるだろう。16:50までに間に合うか不安だったが、余裕だった。しかしホテル、Wi-Fiないのか。ポケットWi-Fiもここではめちゃくちゃ貧弱になるし。

 

16:50になり、ゼミの卒論報告会を待機。しかし始まる気配なし。とりあえずゼミ生で連絡を取り、始まっていないことを確認。

時間ができたので、旅程メモを整理する。さらに時間があったので、旅の振り返りを一部Twitterでツイート。さらに時間があったので、バイトの業務を済ませる。

さらに時間があったので、今日と明日のルート組み直し。

とてつもなく時間がギリギリになるが、明日森から函館に帰ってきて夜景を楽しむ際、函館を出るまでの時間で路面電車乗りつぶしも達成することができると判明。夜景に時間をかける場合、木古内から森に行く途中で函館に寄る時に、これまた時間ギリギリだが路面電車を湯の川まで乗りつぶせることが判明。

結論:路面電車乗りつぶしを全部明日の夜に回すことにした。

 

ゼミの先生からの連絡はなく、もう1人の先生から休講になりそうと聞く。実際に休講とするメールが来たので、「これなら夜景行けるのでは」と思い準備。

しかしそこで、ゼミの先生と連絡が取れたのでとりあえずzoomが開かれる旨を聞く。危ない危ないと思いzoomへ。どうやら日程は再調整らしい。「まあどの日程にしろ頑張って時間空けるわ」と思っていたが、金曜日の13:30-16:30に決まった。空けねば。

18:30くらいにはzoom終了。

 

時間的に夜景は間に合うし、路面電車乗りつぶしも可能。明日の夜の行動に余裕を持たせる場合、今夜中にどちらかを済ませた方が良いかもしれない。しかし今から急いでもな……どうせ路面電車の運賃かかるし……と思ったのでとりあえず今日は駅周辺を散策することに。

函館ラーメンの店を調べ、駅にあったあじさいへ。普通の塩ラーメンって感じだ。明日使うロッカーの場所も確認し、駅前を歩く。摩周丸があったので行く。ライトアップされていた。どうやら「開館時間」があるらしく、当然夜はやっていなかった。さらに歩く。除雪がされていて歩きやすかったので、車道を歩いてしまった。それなりに駅から離れた方まで来てしまったので、「どうせならもっと早く出て夜景行ったほうがよかったのでは?」と考えたものの、路面電車の運賃がかかるだけ!と考えて今日は夜景に行かない自分の行動を正当化。歩く中でハセガワストアラッキーピエロを確認。

20:00くらいにホテルに戻る。とりあえず洗濯物をまとめて洗濯機へ。しかし無料というのは本当にありがたい。ジャージを除くかなりの量をぶち込んだ。

 

部屋では旅程再構築。

とりあえず、卒論報告会が入った金曜日(1/28)の行動について考える。当初の予定通りに羽後本荘駅で下車して由利高原鉄道を乗りつぶせないことはないが、鉄印(もらえる時間がある)をもらっていると卒論報告会にどこか電波のある決まったところで出席できないことが判明。どうせ秋田内陸縦貫線も残っているんだしと、今回の旅での乗りつぶしを諦める。列車の時刻的に、村上駅から坂町駅までのどこかで卒論報告会に出ることになりそうなので、カフェあるいはファミレスについて調べる。……良さげなのないじゃん。村上駅坂町駅も待合室はありそうなので、まあ待合室で受けるかーとなる。(この旅程を遂行するのは7日目の1/28に該当しており詳しくは[旅31]で述べる。)

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続いては、翌日[函館]ブロックの行動を考える。

「せっかくホテルにいるのに明日の朝早くに起きなきゃいけないのだるいな」と思ったので、乗りつぶし対象の藤城支線(下り一部普通列車のみ走行)を通る列車が乗車予定の始発列車の他に2つあったことを思い出し、時刻表を出して調べる。17:35函館発は、普通列車だけで新幹線に間に合うように新函館北斗に戻ってくることが不可能。一方で12:31函館発は……13:54森着、これなら14:42森発の渡島砂原周りで帰ってこれる……!

予定通り09:02函館駅発の列車で道南いさりび鉄道線乗りつぶし、終点の木古内駅からすぐにバスで函館市街に戻ってくれば、この12:31函館発の藤城支線経由列車に乗車することは可能。昼食、函館→鹿部で謎経路のバスに乗車する当初予定ではラッキーピエロ店内で飲食することを考えていたが、12:31函館発の列車に乗るとなると昼食の時間も限られるので、函館駅前でのテイクアウトかハセガワストアにするかと考える。代わりに、路面電車の湯の川方面乗りつぶしを朝のうちにできることが判明したので、夜に余裕ができ、夜はラッキーピエロ店内で食べるかと考える。

結論:もともと翌早朝の始発列車で函館本線藤城支線を乗りつぶすつもりだったものを変更し、遅く起きて藤城支線乗りつぶしは昼に実施することとした。(詳しくは次の記事で述べる。)

 

洗濯物を乾燥機へ。部屋に戻り、とりあえずシャワー。歯磨きをして乾燥機を見に行くと、まだ動いていたので部屋に戻る。

今度はかなり先の旅程、新垂井線乗りつぶしを含む部分の旅程を考える。

現時点の予定では米原→大垣→米原と面白みのないものとなっているが、折角なら貴生川→柘植→亀山→桑名→大垣→米原→貴生川のループを進み、養老鉄道近江鉄道乗りつぶしもついでに実施したいと思った。

このループを、最長片道切符で桑名→亀山を通る際に寄り道して通ると、その日のうちに紀伊勝浦まで行けないので(宿泊したことのない)和歌山県内に宿泊することが困難であり渋い。一方、最長片道切符で柘植→貴生川を通る際に寄り道して通ると、1日で奈良→新今宮→京橋→木津→柘植→貴生川(→柘植→亀山→桑名→大垣→米原→貴生川)→草津膳所と進むことができ(宿泊したことのない)奈良県内と(大学生になってから宿泊したことのない)滋賀県内での宿泊が叶い、かつその次の日には富山県まで進んで城端線沿線の快活CLUBに泊まることができる。この日は土曜日なので(※新潟県内足止めが決まる前の時点)、近江鉄道の1日乗車券も使える。この経路を採用することとした。

結論:大垣→米原の新垂井線乗りつぶしは、養老鉄道近江鉄道乗りつぶしも兼ねる経路で実施する。(この旅程を遂行するのは31日目の2/21に該当しており詳しくは[旅43]で述べる。)

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続いての検討材料は北近畿。もともと宿泊予定だった舞鶴のホテルが微妙だったので、(東横インがある)敦賀泊にできないか調べる。西舞鶴駅で途中下車して京都丹後鉄道宮舞線を乗りつぶすのをやめれば、敦賀泊でもその日のうちに福知山まで行けそうだ(※後に結局さらに手前の福井泊と決まる)。(この旅程を遂行するのは33日目の2/23に該当しており詳しくは[旅44]で述べる。)

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当面乾燥が終わりそうにないので、2日後提出期限のレポートを書くため役立ちそうな移民受け入れについての本を持ちつつ、乾燥機の様子を見に行く。まだ終わっていなかった。ロビーのソファーで本を読む。部屋の方が良いかと思い部屋へ戻る。眠くなったので、とりあえず23:30まで仮眠することに。睡眠が一番大事。

アラームで23:30に起きる。乾燥機の様子を見に行く。まだ終わっていなかったが、「10分前」のランプがついていた。ぼーっとしながら待つ。乾燥終了。取り出して袋に入れ、部屋に戻る。

眠かったので、洗濯物の整理は明日に回し、眠る。

 

 

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