どこかの元T大生の思考

不定期です。旅行と考えることが好きな元T大生が、たまーに駄文を公開します。旅の記録を語る[旅]、何かに対する見解や主張をぶつける[論]、自分の生き方について思いを巡らせる[憂]、趣味などについて書き散らす[雑]の4つのカテゴリーで。

[旅43]最長片道切符の旅:31日目〜32日目(2022/2/21〜2022/2/22)

前の記事

utok-travelandthinking.hatenablog.com

最長片道切符の旅の記録について

utok-travelandthinking.hatenablog.com

 

 

31日目(2/21)

 

ブロック:阪奈滋賀

旅程素案:奈良→新今宮→大阪→京橋→木津→柘植→草津→山科→近江塩津米原米原→大垣→(新垂井線)米原

遂行旅程概要:奈良→新今宮→福島(福島→野田→福島)→大阪→京橋→木津→柘植(柘植→亀山→桑名→大垣→(新垂井線)米原→貴生川→柘植)草津膳所〔快活CLUB大津膳所店〕

旅程変更:「柘植で最長片道切符を中断して養老鉄道近江鉄道乗りつぶし」「間に合わないため、宿泊地を米原から膳所に変更

 

睡眠時間の確保を優先したため、かなり遅くに起床。予定されていた旅程をこなしつつ途中の大阪駅と関駅で途中下車できる、最後の列車に乗車する。

しかし宿を出るのが少し遅れ、奈良駅まで走る。

 

◎179. 08:00奈良→08:35天王寺

337Y・大和路線関西本線区間快速京橋行き・221系8両編成

ドア上部の電光掲示板、文字の色がオレンジじゃなくて白だ。郡山駅で途中下車して下車印をもらいたかったが、そんな時間はなかった。

 

天王寺駅で、大阪環状線への乗り換えのために途中下車。新今宮駅でなく天王寺駅にしたのは、気分。下車印と駅スタンプを回収しつつ改札を出て、南側のあべのハルカスを見て、ホームに戻る。

 

◎180. 08:45天王寺→09:03福島

4320M・大阪環状線新今宮まで:関西本線直通快速京橋行き・225系4両編成×2

阪和線からの直通(区間快速)。天王寺新今宮は厳密には関西本線。車内にフルカラーLEDディスプレイがあるパターンだったからたぶん225系。4両編成+4両編成だが、もう一つの方の編成が223系か225系かは把握していない。

 

福島駅で途中下車。福島県の福島駅に次いで、下車印をもらうため。

さて、大阪駅へと向かおう。そこにいた列車に乗る。

 

○09:07福島→09:09野田

大阪環状線普通西九条・弁天町方面行き・323系8両編成

……え、なんか駅メモチェックインしたら新福島駅って出てきた……まもなく野田⁉︎

誤乗発覚。福島駅で逆側の列車に乗車していたのだ。この旅で地味に初の誤乗。

 

野田駅で下車し、急いで改札へ。誤乗した旨を駅員に伝え、無賃で福島駅まで戻って良いことを確認。ホームに戻り、そこにいた大阪駅方面行きに乗る。ここまで1分。

 

○09:10野田→09:12福島

大阪環状線普通大阪・京橋方面行き・323系8両編成

福島駅まで戻る。

 

◎181. 09:13福島→09:15大阪

大阪環状線普通大阪・京橋方面行き・323系8両編成

福島駅からも同じ列車にそのまま乗車。

 

大阪駅で下車し、下車印と駅スタンプを回収。別に途中下車せずにそのまま京橋まで行っても良かったのだが、都道府県庁所在地の駅なので。

とりあえず、予定通り関駅で途中下車することは不可能になった。一方、関駅で途中下車しないため、時間にはかなり余裕ができた。そこで大阪駅では少しのんびりしてから、大阪環状線の列車に乗る。

 

◎182. 09:44大阪→09:51京橋

大阪環状線普通京橋・鶴橋方面行き・323系8両編成

学研都市線内人立入の影響で学研都市線が遅れているらしく、前の大阪環状線の車両が遅れているらしく、天満駅で一回発車メロディー鳴らした後にしばらく停車。こんな高頻度運転の区間なのに所定接続するのか。

 

京橋駅で下車し、乗り換え。時間がないと判断したため、下車印をもらうのはやめた。

乗車予定の学研都市線、やはり遅延している。

 

◎183. 09:54(+3)京橋→10:22(+3)松井山手

5444M・学研都市線片町線]快速木津行き・207系7両編成

3分遅れで発車。ドア上にオレンジと緑の文字の電光掲示板。徳庵駅を過ぎ、謎の小さい車両が展示されてるなーと思ったら近畿車輛の工場だった。

 

松井山手駅で下車し、少し散策。スーパーを見つけたので入ってみたが、レジが混んでいたので何も買わずに退散。駅に戻る。

 

◎184. 10:38(+2)松井山手→10:48(+2)同志社

5446M・学研都市線片町線]快速同志社前行き・321系7両編成

2分遅れで発車。通路上にフルカラーLEDディスプレイがあったので多分321系大住駅の近くめっちゃ田舎感。京田辺駅は東口にでかい建物がある。

 

終点の同志社前駅で下車。せっかくなので同志社まで行こうと思ったが、意外と遠かったのでやめた。駅前のローソンでからあげクンを購入。本日初のご飯。……焼肉のタレ味を買ったはずなのに、パッケージが明太マヨネーズ味だぞ。

 

◎185. 11:08同志社前→11:23木津

5448M・学研都市線片町線]快速木津行き・207系7両編成

ほぼ遅延なしで発車。

 

木津駅で乗り換え。下車印と駅スタンプを回収。

 

◎186. 11:28木津→11:34加茂

3346K・大和路線関西本線大和路快速加茂行き・221系8両編成

一駅だけ。

 

加茂駅で乗り換え。

 

◎187. 11:40加茂→12:38柘植

234D・関西本線普通亀山行きワンマン・キハ120形(紫)単行

車窓がローカル線になっていく。

 

柘植駅で最長片道切符を中断するため、途中下車。駅員がいるかもと思って駅舎まで行ったが、駅員無配置の時間だった。そのまま同じ列車に戻り、(柘植駅で乗車したことを証明するための)整理券だけ取る。

 

○12:42柘植→13:05亀山

234D・関西本線普通亀山行きワンマン・キハ120形(紫)単行

車内では[雑24]の「さらなる旅程変更⑥」の通り、高知県内に宿泊する場合の四国での旅程を考える。途中下車する予定だった関駅、途中下車が叶わずそのままスルー。

utok-travelandthinking.hatenablog.com

亀山駅で乗り換え。改札を出ずに名古屋方面への列車に乗る。

 

○13:24亀山→14:05桑名

2308G・関西本線快速名古屋行きワンマン・313系2両編成

車掌が回ってきたので、柘植から桑名までの切符を車内で購入。四国の旅程構築が捗る。四日市駅のあたりで車窓に雪っぽいのが見えた。

 

名駅で下車。40分ほど時間があったため、外に出て散策。空は晴れていたし雪は特に降っていなかった。

アピタがあるらしいのでそこに向かう。近くに郵便局もあったのでそこでATMも使う。まだからあげクンしか食べておらず空腹だったので、アピタではパンを購入。ついでに牛乳も購入。……アピタを出ると、少し雪っぽいものが。

名駅に戻る。大垣駅までの切符を買い、養老鉄道のホームへ。

 

○14:45桑名15:53大垣

1453・養老鉄道養老線普通大垣行きワンマン・養老鉄道600系3両編成

養老鉄道線めっちゃ揺れるな。牛乳を飲むにも一苦労である。

駒野駅のあたりで気づいたら車両に自分以外の乗客がいなかった。車窓から工事中のおそらく東海環状自動車道が見えた。養老駅で猿みたいなジ○イが乗ってきた、うるさいわ。

 

大垣駅で下車。桑名駅から大垣駅までの切符、記念に持ち帰らせてもらった。

e5489で大垣→米原の特急しらさぎの自由席特急券を購入し、南口側を少し歩き、JRの指定席券売機特急券を発券し、北口の格安ディスカウントストア・ラ・ムーへ向かう。1パック100円という格安たこ焼きを買いたかったが、20分待ちとかだったので諦め、店内でフライドポテトとエビカツ巻を買う(桑名で買ったパンでは足りないので追加の昼食)。これまたそれぞれ82円・184円(税抜)と格安。

大垣駅に戻る。

 

○16:22大垣→16:48米原

11M・東海道本線特急しらさぎ11号金沢行き・683系6両編成

新垂井線(東海道本線下り本線/現在は原則特急と貨物列車のみ走行)乗りつぶし。ラ・ムーで買ったものを車内で食べる。関ヶ原、やはり雪。

 

米原駅で下車。高校生が大量にいる。少し散策してから、近江鉄道の駅に行く。貼り紙「京セラ前駅は京セラドーム大阪の最寄駅ではありません!」これ間違えた人辛すぎるな。

 

○17:07米原→18:49貴生川

71・近江鉄道本線普通貴生川行きワンマン・近江鉄道820系(822F)2両編成

赤電。3ドア2両編成。

フジテック前駅の手前でめっちゃフジテックの看板よく見えた。彦根駅の手前で滋賀職能大の案内が車内アナウンスで流れてきて「彦根駅でJRに乗り換えて篠原駅から徒歩」って言ってたけど、この時点で「彦根駅でJRに乗り換える」人ってフジテック前駅鳥居本駅で乗ってきた人だけじゃん。彦根駅でそれなりの時間停車。Wi-Fiがつながったので旅ツイート、しかしWi-Fiのつながりやすい平野部は助かるね。彦根口駅で多くの高校生が乗車。豊郷駅で多くが下車。豊郷駅駅名標のところに萌えキャラあり。愛知川駅を過ぎて東近江市に入ると、突然車内放送が「ようこそ東近江市へ!」。その次の次の河辺の森駅を過ぎると「〇〇でございまーす!」。野球部の男子高校生うるさいよ、ゲームはイヤホンしてしなさいよ。謎に土山SAの広告が存在する八日市駅。駅に広告出したところで誰か行くものなのか?八日市駅すぎたらまた滋賀職能大の広告が流れてきたけど今度は近江八幡駅で乗り換えって案内か。

 

貴生川駅到着。駅前に飲食店などは特に見当たらず。

改めて、今日は交通費かなり使ったなと感じる。柘植駅まで戻る運賃を含めると、どうやら4,640円使うことになるらしい。……まあ宿代を浮かせていると考えればこの程度の出費は……。

 

○19:04貴生川→19:24柘植

5372M・草津線普通柘植行き・117系(京都地域色)6両編成

来た列車、貴生川駅でめっちゃ乗客が降りていったが、この後バスか信楽高原鉄道近江鉄道甲賀市のいろいろな方面に帰るのだろうか。

列車は甲賀駅で行き違い。てか甲賀駅ってあるんだな、甲賀って広域地名のはずなんだが、元の地名はなんだ?(大原らしい)

113系と行き違う。……何、この車両って方向変えられるクロスシートと変えられないボックス席の両方があるの?……いや、113系だけっぽいな。

 

柘植駅に到着。やっぱ伊賀忍者押し出してて、草津線甲賀にめっちゃ喧嘩売ってるな。

 

◎188. 19:34柘植→20:25草津

5385M・草津線普通草津行き・117系(京都地域色)6両編成

最長片道切符の経路を再開。さっき乗ってきたやつと同じ車両。

車内で湯村温泉訪問(できそう)と、四国のバスの予約等について考える。高松の快活CLUBを予約。松山、安い宿結構あるけど、JR松山駅目の前のやつは写真見る感じパーソナルスペースないドミトリーみたいなので、ちょっとな……。一応これまでのこだわりが「少なくともカーテンなどで区切られたスペースがあって、明かりが落とされて熟睡できる」だったもので少し渋い。

手原駅にてかなりの乗車あり。

 

終点の草津駅で下車。東口の平和堂に行き、明日朝用のパンと麦茶を買う。次いでちゃんぽん亭に入り、ちゃんぽんを食べる。滋賀県も21時以降に飲食店がやっている、素晴らしい。

食べ終えると西口の方に渡り、アニメイトのあるショッピングモール(アル・プラザ)へ。「舞台めぐり」のチェックインを完了させ、草津駅に戻る。

 

◎189. 21:18草津→21:21南草津

839T・琵琶湖線東海道本線]快速上郡行き・223系6両編成

最後尾の車両に乗車。

 

さっそく、隣駅の南草津駅で下車。年によっては滋賀県で最も乗降客数が多い駅だが、実際マンションも大型商業施設もある。ただしあまり見るものもなさそうであり、駅に戻って次の列車に乗り込む。

 

◎190. 21:30南草津→21:34石山

3543M・琵琶湖線東海道本線]新快速網干行き・223系8両編成+4両編成

新快速だー!

 

石山駅で下車。膳所駅を使うため、快速(普通)列車に乗り換える必要があった。

 

◎191. 21:47石山→21:50膳所

841T・琵琶湖線東海道本線]快速姫路行き・223系4両編成+6両編成

1駅だけ乗車。

 

膳所駅で下車。駅スタンプを押し、ここで新千歳空港駅から使ってきた駅スタンプ記録用メモ帳が終了。

駅メモ膳所駅のチェックインをした直後、iPhoneの電池残量が終了(モバイルバッテリー2つとも使い切った後だった)。昨年8月に使った際の記憶を頼りに、地図を見ずに快活CLUB大津膳所店へと向かう。無事到着。

しばらくできていなかった洗濯と乾燥を済ませ、かなり遅くなってから就寝。

 

 

32日目(2/22)

 

ブロック:岐阜北陸

旅程素案:米原→岐阜→猪谷→富山→新高岡(新高岡↔︎高岡・城端→金沢

遂行旅程概要:膳所→山科→近江塩津米原→岐阜→猪谷→富山→新高岡(新高岡→高岡→戸出(オンラインでの用事)〔快活CLUB高岡戸出店〕)

旅程変更:「前泊地が米原から膳所に変更」「間に合わないため、宿泊地を金沢から戸出に変更

 

起床。6時からの無料朝食を食べることはギリギリ諦め、膳所駅に向かって歩き出す。

 

◎192. 06:16膳所→06:18大津

709M・琵琶湖線東海道本線]快速網干行き・223系4両編成×2

1駅だけ乗車。

 

県庁所在地の駅である大津駅で下車。新しいメモ帳に切り替え、最初の駅スタンプをもらう。……大津駅前橋駅よりショボいな。駅周辺を少し散策したが、すぐに駅に戻る。

駅ホーム(上り線)には北緯35度線のモニュメントがあるというので、それを見に行ってから、下り線の列車に乗る。

 

◎193. 06:32大津→06:36山科

3403M・琵琶湖線東海道本線]新快速姫路行き・225系+223系

新快速。

 

山科駅で乗り換え。乗り換え時間はわずかだった。

 

◎194. 06:38山科→06:53おごと温泉

1804M・湖西線普通近江今津行き・117系(京都地域色)6両編成

湖西線に乗車。

 

おごと温泉駅で途中下車。おごと温泉の方に歩いて行ってみることも考えたが、遠そうなの諦めた。駅前の足湯も今は営業休止中らしく、おごと温泉を味わえずに駅に戻る。

 

◎195. 07:07おごと温泉→07:33近江舞子

2802M・湖西線普通近江舞子行き・113系(京都地域色)8両編成

おごと温泉駅を過ぎたところで、民家の屋根には雪が少し見えるように。堅田駅で通過待ちの間に下車印と駅スタンプを回収。和邇駅から雪が見えてきた。蓬莱駅出発直後の反対側列車とのすれ違い時、謎の音がした。

 

終点の近江舞子駅で下車。

 

◎196. 07:42近江舞子→08:06近江今津

1806M・湖西線普通近江今津行き・117系(京都地域色)6両編成

停車位置案内で2ドアの117系かそれ以外か分かるの面白いね。

近江舞子駅の前からかなりの客が乗っていた。安曇川駅で4分ほど停車したが、ほとんどの客は下車せず。新旭駅でまた高校生が大量に乗ってきた。新旭駅、ホーム有効長長くねえかと思ったけど、新快速12両入るからそりゃそうか。近江今津駅に到着する前、小浜行きのJRバスに乗り換えられる旨を車掌がアナウンスしていた。

 

近江今津駅到着。大量の高校生が下車していく。下車印と駅スタンプをもらうも、駅スタンプの押印がうまく行かず。……スタンプはちゃんと平らなところで押すべきだねやっぱ。小浜方面へのバス乗り場、やたら多くの人がいた。

ホームに戻る階段上のモニターに表示される「のりば案内」が、下車時と変わっていた。今度はどっち方面の列車も同じ島から発車するのか。

 

◎197. 08:14近江今津→08:33近江塩津

4843M・湖西線普通福井行きワンマン・521系2両編成

交直流電車。

 

近江塩津駅で乗り換え。時間があるので駅の外に出る。……マジで何もない、この駅。普通の駅スタンプとは明らかに違うが、スタンプがあったので押す。

 

◎198. 09:02(+3)近江塩津→09:35(+3)米原

134M・北陸本線/琵琶湖線[長浜から]普通米原行きワンマン・521系2両編成

特急しらさぎ遅延のためこの列車も3分遅れて発車。余呉駅、使われてないホームが雪で埋もれてやがる。

 

米原駅到着。時間があったので駅を出て少し散策し、ホームに戻る。

 

◎199. 09:56米原→10:32大垣

206F・東海道本線普通大垣行き・311系4両編成

乗車。昨日反対方向で見た景色を見ながら、列車は東に進んでいく。

 

大垣駅到着。改札にて駅スタンプを押そうとすると、「あるんですけど薄くなっていて……」と駅員。実際に押してみると、確かに全然大垣駅のスタンプだって分からねえ。スタンプが完全に潰れてる。改札外のベルマートキヨスク大あんまきを買い、ホームに戻る。

 

◎200. 10:41大垣→10:52岐阜

2324F・東海道本線新快速豊橋行き・313系6両編成+2両編成

あっという間。

 

岐阜駅に到着。下車印を回収し、駅を出る。黄金の信長像おもしろ。駅前には、かつての名鉄岐阜市内線の車両も展示されていた。そこから名鉄岐阜駅の前を過ぎ、商店街を北側に歩いていく。しかし特に店に入ることもなく、しばらくしてそろそろ引き返そうと思い、岐阜駅の方面に戻る。

ここで昼食を済ませようかとも思っていたが、散策にかなり時間をかけていたこともあり、飲食店に入るだけの時間はなかった。駅弁を買おうと思いベルマートキヨスクに入ると、そこにあったのは名古屋駅の駅弁。どうやら岐阜駅の駅弁は無いらしい。半ば仕方なく、名古屋駅の駅弁であるだるまの海老めしを購入し、ホームへ。

 

◎201. 11:45岐阜→15:27高山

1717C・高山本線普通高山行きワンマン・キハ25形2両編成

オールロングシート2両。

長森駅のところでiPhoneの不調か突如電波が切れ、駅メモ長森駅のチェックインに失敗。しかしやはり黒田原駅十島駅と同様、過去にチェックインしたことがある駅だった。2018年3月の3日間、今のところ最長片道切符経路上のチェックイン失敗をカバーするのに、1日1駅ずつ役に立ってしまっている。那加駅でかなりの高校生が下車。……高校生がいっぱい乗っている状態だと、弁当を食べようにもなんか食べづらいな。

美濃太田駅では21分の停車時間があったため、下車印回収。駅前にも少し出てみたが、雪が厄介だったので撤退。Wi-Fiが繋がるので、列車の中で旅のツイートをする。行き違い列車の遅れにより4分遅れで美濃太田駅を発車。

古井駅ではかなり高校生が乗車。列車は山の方に入っていくが、下麻生駅近くになってもWi-Fiがつながるとは強い。上麻生駅でそれなりの高校生が下車し、さらに特急と行き違い。上麻生駅を過ぎてから車窓が一気に峡谷になった。というか駅間めっちゃ長いな。白川口駅でさらに多くの高校生が下車し、ここでようやく昼食を食べる。飛騨金山駅で残りの高校生が下車。……やばい、睡眠時間足りなかったのか動悸がする。前に座っていた中高年の夫婦は下呂駅で下車。飛騨萩原駅でかなりの高校生が乗ってきた。そして飛騨宮田駅で多くが下車。高山本線、トンネルの中でもなぜか電波がよく通じるのすごいな。

久々野駅では24分停車したが、面倒だったので車外には出なかった。おそらくワンマン列車の乗り方を分かっていない男性2人組が1両目前のドアのところにいて、女子高生がドアを内側から開けてあげていた(がこの男性2人組、整理券はどうするのだろう)。

 

高山駅到着。ボタン押さなくてもドア開いたわね。

駅を出て、次の列車までの40分ほど散策する。駅を出てすぐ、高山が聖地の『氷菓』のポスターを発見。そこからさらに中心地の方に歩く中で、「舞台めぐり」のチェックインがとてつもなく進む。中心地には『氷菓』関連の資料などを置いた施設(飛騨高山アンテナショップ まるっとプラザ)もあり、これ見てたらめちゃくちゃ時間つぶせるだろうなーなど考えつつ、時間が限られているのですぐに出る。その施設で軽食でも買おうかと思っていたが、どうやら軽食の提供は時間的にもう終わったとのことで、何も買うことなく。郵便局があったのでそこでATMを使用してから、駅に向かう。

 

◎202. 16:07高山→17:10猪谷

1829D・高山本線普通猪谷行きワンマン・キハ25形クロスシート)2両編成

キハ25形2両編成だがクロスシートクロスシートの車両だと、ドア上の表示は「締切中」だけ表示できる簡易的なやつじゃなくて、ちゃんとした電光掲示板になるのか?

打保駅、待合室みたいなやつの入口が雪に埋もれてて、入れなそう。面白い。

 

猪谷駅到着。面倒なので駅の外には出ずに、そのまま富山行きに乗る。

 

◎203. 17:18猪谷→18:19富山

871D・高山本線普通富山行きワンマン・キハ120形(緑)2両編成

JR西日本。発車前の車内自動放送で、「痴漢などの行為を見かけた時」というのも「急病のお客さま」と同じく「運転士に連絡してください」とアナウンスされた。

発車してすぐ、なんか車窓の川幅広いなーと思ったが、地図を見る限りだと予想通りちょっとしたダム湖らしい。笹津駅、なんか街っぽいぞ。ドアは自動では開かない。出た、キハ120系の「ドアが一旦内側に開くことがあります」という放送。越中八尾駅で突然多くの乗客が乗り込んできた。

 

富山駅到着。まずは工事で大きく変わった北口側に行ってから、南口に戻ってアニメイトの近く(それなりに富山駅から離れている)まで歩き、「舞台めぐり」のチェックインを完了させる。次いでその近くの富山中央郵便局で、ATMを使う。そして富山駅の方に戻り、富山駅近くの「ガッツリ!えびすこ」で富山ブラックを食べる。背脂の乗ったスープが美味しく、白米を入れつつ完飲してしまった。体に悪い。

e5489で新高岡までの新幹線自由席特急券を購入し、富山駅で発券して、新幹線改札を入る。

 

◎204. 19:41富山→19:50新高岡

729E・北陸新幹線つるぎ729号金沢行き・W7系12両編成

W7系

 

新高岡駅到着。駅前のイオンモールに行けるものなら行きたかったが、雪が厄介そうだったので行かず。

ここから城端線を乗りつぶす。在来線(城端線)のホームに行くが、……単式ホームかつ改札なしなのかショボい。

 

○20:10新高岡→20:13高岡

354D・城端線普通高岡行きワンマン・キハ47形(朱)2両編成

キハ40よ久しぶりだな。なんだかんだでボックス席が最低一人ずつは埋まってた。

 

終点の高岡駅に到着。一旦改札を出て、戸出駅までの切符を購入して、改札に再び入る。iPhoneのストレージが足りなくなっており、写真は全然撮影できず。

発車予定時刻になっても動かないから氷見線と乗り間違えたかと一瞬思ったが、あいの風とやま鉄道線の7分遅れの列車を待ってから発車するようである。実際に7分遅れで発車。

 

○20:16(+7)高岡→20:33(+7)戸出

357D・城端線普通城端行きワンマン・キハ40系(朱)2両編成

キハ40系だが、40形か47形かは把握していない。車両は(確か)高岡駅まで乗ってきたのと違うやつ。

 

戸出駅に到着。ここから快活CLUB高岡戸出店まで、雪の中を10分ほど歩く。靴がやばい。

個室に入り、21:30から例の課外活動のミーティング。それほど時間がかからずに終了し、翌朝に備えて早めに就寝。

 

 

次の記事

utok-travelandthinking.hatenablog.com

[論28]某活を終えて

改めて、かなりひどい日々だった。

 

 

かつて[論21]という攻めた記事を書いた私も、将来のために某某活動をやらざるを得なくなった。

utok-travelandthinking.hatenablog.com

 

これを終えた私がメモに書き殴ったのが、以下の点である。

 

・「素直すぎて嘘をつけない」「志望度アピールが微妙」「逆質問で福○厚生を聞く」「自身の体調について素直に答える」「知ったかぶりをする」「期限ギリギリに提出する」「親の承諾を受けていなくて回答に困る」「ホスピタリティが足りない(←は?)」←これが私の落ちた理由である

 

・勘違いするな、求められるのは「素直な人」じゃなくて「従順な人」だ

・体験記は生存バイアスまみれである、イキリたい奴らが書くんだよ鵜呑みにするな、失敗体験記こそ参考にしろ

・「マッチング」とは言うが、ありのままの自分を出してもどこともマッチングしないことがある、いかに自分の許容範囲で自分を偽るかだ 囚人のジレンマ、自分を偽れ

・すぐにやることは「嘘をつけるようになること」「嘘をつくことに罪悪感を覚えなくなるようにすること」「嘘を嘘と見抜く力を身につけること」「人を信じないことに慣れること」である

 

・自己分析とか言うけど、どうせ自己分析に先立って「行きたいところ」があるでしょ? ならそこが求める姿に自分を近づけるのみだよ 別に自己分析を真面目にやってそれに合うところを選ぶのも良いけど、別に儲かるわけでないところがヒットすることもあるだろう

 

・恋愛のようなものだ、例えば「賢い人」と「自分に尽くしてくれる人」のどちらを選ぶかといったら後者だろ? 乱暴で強そうな奴がモテるだろ? 正直すぎる人より自分に都合の良いこと言ってくれる人の方がモテるだろ? そういうことだよ

 

・私はやればできる天才かつオタクかつ強運かつ初対面の人とのコミュ力がある人かつ要領が良い人だったからだらけてても乗り切ったけど、そうでもなかったらちゃんと努力するか目標を下げなきゃいけない、そういう世界

・「私を評価しない社会が悪い!」と思うようになれば病まないですむ、楽しめれば勝ち

 

・そういう社会から逃げたかったら医師や法曹や公認会計士とか士業に進むのが最善だし、そういう社会を変えたかったら嘘発見機を発明した方が早い

 

・オタク性が生きるところもあるよ、ただしそれに巡り会えるかどうかは別問題

・意外と、学業の話をちゃんと聞いてくれるところ、自分の失敗談を話しても評価してくれるところもあるよ、ただしそれに巡り会えるかどうかは別問題

 

……こうやって列挙していると改めて感じるけど、あんなこともう二度とやりたくないな。

[旅42]最長片道切符の旅:29日目〜30日目(2022/2/19〜2022/2/20)

前の記事

utok-travelandthinking.hatenablog.com

最長片道切符の旅の記録について

utok-travelandthinking.hatenablog.com

 

 

29日目(2/19)

 

ブロック:紀勢

旅程素案:名古屋→亀山→津(周辺観光)→新宮→紀伊勝浦

遂行旅程概要:四日市→亀山→津(周辺観光)多気多気→鳥羽(周辺観光)→(徒歩)中之郷→宇治山田→(徒歩)伊勢市多気→新宮→紀伊勝浦〔民宿こいで〕

旅程変更:「前泊地が名古屋から四日市に変更」「駅メモの温泉むすめコラボイベントのミッションをこなすため、多気で最長片道切符を中断して鳥羽に寄り道

 

深夜、4日後の23日(33日目)に宿泊する福知山のカプセルホテルを予約してから、就寝。

起床。無料朝食の食パンを食べ、お得なパックが適用となる8時間を少しだけ超過して、店を出る。

近鉄四日市駅方面に歩いてみる。JR四日市駅周辺よりよっぽどこっちの方が栄えている。例のごとく「舞台めぐり」でのアニメイトへのチェックイン。

しばらく散策したのち、JR四日市駅へ。タイミングが悪く、列車の到着までしばらく待つこととなった。

 

◎168. 08:33四日市→09:00亀山

4309M・関西本線普通亀山行き・211系(湘南色セミクロスシート)4両編成

移動。

 

亀山駅に到着。工事中。一昨年の3月に訪問した際から、かなり変わっている様子だった。

 

◎169. 09:23亀山→09:42津

919C・紀勢本線普通鳥羽行きワンマン・キハ25形2両編成

ここからロングシート地獄が始まる。2両編成にしてはかなりの乗客。

 

津駅に到着。県庁所在地の駅ながら、途中下車したことがなかった。そのため途中下車。

駅を出て、中心市街地の方に歩く。かつての近鉄伊勢線の跡と見られる道路を見る。津中央郵便局を使う。市役所を遠くから眺める。

津の中心市街地が津駅から離れていることもあり、のんびりしていたら時間が無くなっていた。バスで駅に戻ることとし、近くのバス停へ。……時間になったのにバスが来ない。……え、これ大丈夫か?

 

○10:23(+4)三重会館前→10:29(+3)津駅前

三重交通津駅前—片田団地線(泉ケ丘団地経由)津駅前行き

4分遅れでバスが到着・出発。乗車予定の紀勢本線は10:34津駅発だったので、間に合わないことを覚悟。

 

津駅前に到着。なんとか間に合いそうだ。急いでホームへ。時間があったら近鉄ホームも少し見にいきたかったが、そんな余裕はなかった。

 

◎170. 10:34津→11:14多気

921C・紀勢本線普通鳥羽行きワンマン・キハ25形2両編成

なんとか乗車成功。

松阪駅で7分の停車時間があったので、少し下車してみる。下車印をもらおうとしたが、最初に近鉄管理の北口の方に出てしまった。

 

多気駅到着。ここで最長片道切符を中断し、鳥羽の方面に向かう。最長片道切符で改札を出て、そのまま窓口で鳥羽駅までの切符を買い、駅前の風景を見てから(Yショップがあった)、鳥羽駅までの切符で入って車両に戻る。

 

○11:33多気→12:20鳥羽

921C・参宮線普通鳥羽行きワンマン・キハ25形2両編成

先程までと同じ列車に乗車。鳥羽駅手前の池の浦シーサイド駅があったあたり、車掌から見える海の景色が良かった。

 

鳥羽駅到着。駅メモの温泉むすめイベント(鳥羽温泉)のミッションのため、まずは駅近くのチェックインスポットまで歩く。それから鳥羽マリンターミナル(フェリーターミナル)も少し覗いてみた。

続いて昼食を摂るべく、鳥羽駅前の鳥羽1番街ショッピングモールへ。昨日のご飯がショボかったので今日は金かけても良いだろうと思い、海鮮を食べることに。「味佐々」に入店。どれを注文するかで迷ったが、伊勢志摩地方の郷土料理だという「手こね寿司」にした。めちゃくちゃ美味かった。

それから駅メモのミッションのため、南の方に歩く。歩いている途中に雨が降り始める。「真珠島」が気になっていたが、閉館中というのでスルー。城山公園に登り、チェックインを済ませてミッションをすべてクリアし、「♡TOBA」の巨大モニュメントを撮影し、近鉄中之郷駅へと向かう。中之郷駅鳥羽水族館の最寄駅であり、橋上駅舎があるだけでなく、横の道路から直接対面式のホームにスロープで入ることができた。

 

○13:52中之郷→14:09宇治山田

4380・近鉄志摩線[鳥羽まで]/鳥羽線[鳥羽から]普通伊勢中川行きワンマン・近鉄1259系(1267)2両編成

近鉄で移動。時間に余裕があったため、伊勢市を少し歩くことにした。

 

伊勢市駅でなく、その手前の宇治山田駅で下車。やはり立派な駅舎だ。

雨の中、外宮の方面へ歩く。しかし時間が限られていたのと、外宮は過去参拝したことがあるのとで、鳥居を見るくらいにして伊勢市駅方面へと歩く。

伊勢市駅に到着するも、列車の発着までかなり時間があった。時間に余裕があれば乗車したかった南伊勢町方面へのバスが、ちょうど出るようだったので、そのバスが発着するバス停に行ってみる。……伊勢市駅の駅舎から最低3回も信号付きの横断歩道渡らなきゃいけないの、めんどくさすぎんか。「これに乗れば南伊勢町に行けるんだけどな……」と思いつつ、そのバスを見送る。

駅に戻る。ご当地グルメ伊勢うどんの要素を一切吸収していなかったので、ギフトキヨスクで「ベビースター伊勢うどん味」を購入。そして指定席券売機多気駅までの切符を発券し、ホームへ。

 

○14:56伊勢市→15:20多気

934D・参宮線普通亀山行き・キハ25形2両編成

最長片道切符の経路の方面へと戻る。

 

多気駅到着。乗り換え。時間に余裕はなかった。

 

◎171. 15:23多気→19:00新宮

333C・紀勢本線普通新宮行きワンマン・キハ25形2両編成

この列車を逃すと、南紀勝浦の宿のチェックイン時間に間に合わなくなる。間に合って良かった。

おなじみオールロングシート多気駅の時点で女子高生が3名乗車していた。多気駅の3駅後の栃原駅、勝手に多気町だと思ってたけど大台町だった。三瀬谷駅、駅前にマックスバリュなどの商業施設があり、女子高生1名含むかなりの乗客が下車。伊勢柏崎駅では9分ほどの停車時間があり、女子高生1名が下車した後に私も途中下車してみる。ここにも南伊勢町に行くバスの停留所(ただし1日3便)があるので、それを見てから列車に戻る。列車は山を抜け紀伊長島駅に出て、「どこまで乗るんだ?」と疑問だった女子高生1名を紀伊長島駅で下ろし、ここから沿岸部を走行。尾鷲駅を過ぎ、車窓は暗くなっていく。3日後の23日(33日目)に泊まる福井駅前の快活CLUBを予約。二木島駅、カーブ半端ない。新鹿駅の停車時間で一旦降りてみるが、ホームが低くて車両との間にめっちゃ段差ある。新鹿駅、かつては有人駅だったんだろうな。新鹿駅を過ぎると車窓が暗くなってきたこともあり、10日(20日目)の常磐線快速以降サボっていた、時刻表に乗車した列車をマーカーで記録する作業を再開。

熊野市駅に到着。ここで20分の停車時間があったため、2年前に熊野市を訪問した際の記憶を頼りに、駅近くのローソンへ歩いて行く。パリチキを購入し、駅に戻る。熊野市駅には北山村のバスの乗り場もあった。

列車は熊野市駅を出発し、熊野灘に沿って暗闇を走っていく。時刻表マーカー記録の作業が捗る。

 

新宮駅到着。爆速で乗り換え。

 

◎172. 19:02新宮→19:28紀伊勝浦

2344M・きのくに線紀勢本線]普通紀伊田辺行きワンマン・227系(緑)2両編成

どうやらこれに乗って終点で乗り換えれば、今日中に和歌山まで行けるらしい。だがそこまでは行かぬ。

 

紀伊勝浦駅に到着。雨が降っていた。

駅メモの温泉むすめイベントは南紀勝浦温泉でもやっており、まずはそれのミッションをこなすために歩く。ミッションをクリアしつつ港の方に行くと、足湯があった。どうやら朝から営業しているらしいので、明日朝に入っていこうと考える。

線路を挟んで港と逆側にある宿まで、1kmほど歩く。宿は、タブレット端末を操作するだけでチェックインが終了するシステムだった。

荷物を宿に置き、夕食の調達へ。店がやっていればそこに入りたかったものだが、紀伊勝浦駅から港に歩いた際にもあんまり店がやっている気配がなかったので、近くのディスカウントストア(エバーグリーン勝浦店)で調達して宿で食べることとした。半額シールの貼ってある中華丼やおにぎりやパン(翌朝分)を購入し、宿に戻る。宿にはコインランドリーは無いが近くにあるらしく、このタイミングで洗濯してしまおうかとも考えたが、2日後の快活CLUB大津膳所店まで待つこととした。

夕食を食べ終わってもまだ21時くらいであり、この旅にしては珍しく夜にかなりの余裕がある日となった。早めに就寝。

 

 

30日目(2/20)

 

ブロック:[和歌山]

旅程素案:紀伊勝浦→串本(周辺観光)→御坊(御坊↔︎西御坊)→和歌山→高田→奈良

遂行旅程概要:紀伊勝浦→串本(周辺観光)→御坊(御坊→西御坊→(徒歩)紀伊御坊→御坊)→和歌山→高田→奈良〔bnb+奈良sarasa

旅程変更:「御坊での動きを若干変更」

 

6時過ぎに起床。6:38にはチェックアウトを完了させ、港の方へと歩く。そして予定通り、足湯を楽しむ。

満足したところで、紀伊勝浦駅へと歩き出す。

 

◎173. 07:15紀伊勝浦→07:53串本

2324M・きのくに線紀勢本線]普通紀伊田辺行きワンマン・227系(緑)2両編成

紀伊勝浦駅では駅名表が見つからず、写真を撮影できないままの出発となった。昨日買ったパンを朝食として車内で食べる。

太地駅はやはりクジラの絵が描かれている。時間があったらここでも下車したかったけどなあ。

 

本州最南端の駅・串本駅で途中下車。ここからバスで潮岬を目指す。

バス停でバスを待っていると、おばあさんに声をかけられた。串本の中心市街の方に向かうらしい。おばあさんのお子さんが浜松に住んでいるらしく、しかし「串本より寒い」と言っているらしく、それほど串本が温暖であるというようなことを言っていた。確かに暖かいよな、コートが完全に邪魔になってる。おばあさんは別のバスに乗って、私より一足先に駅前を去っていった。

 

○08:20串本駅→08:37潮岬観光タワー

串本町コミュニティバス潮岬線潮岬観光タワー行き

コミュニティバスに乗車。乗車のタイミングで、くしもと観光周遊バス「まぐトル号」の1日券(コミュニティバスも使える)を購入。乗客は自分のみ。

 

潮岬観光タワーのところに到着。早速芝生を突っ切り、潮岬の方へ歩いていく。……いやー、太平洋だね!大海原だね!ついに本州最南端に来てしまった。しばらく、手すりに寄りかかって海を眺めていた。

9時から「潮風の休憩所」が使えるようになり、少しだけそこを眺めてから、潮岬観光タワーの方(道路の方)に歩いていく。潮岬観光タワー、営業してないのか……「タワーバーガー」試してみたかったのに残念だ。「エルトゥールル館」にも入れない、悲しい。また次の機会に。

隣の「南紀熊野ジオパークセンター」は営業しており、さらに入館無料だったので、喜んで入る。良さげな展示がいろいろあった。時間が限られていたのでじっくりとはみられなかったが、とても良い内容だった。

 

○09:20潮岬観光タワー/南紀熊野ジオパークセンター前→09:45(-5)樫野埼灯台

くしもと観光周遊バス「まぐトル号」串本駅行き

潮岬から大島方面へ向かう。乗客は自分のみ。

「出雲」で「いたうも」と読む地区があった。潮岬から大島に渡る際、くしもと大橋を通過。

 

バス停は樫野埼灯台よりかなり手前であり、下車してから樫野埼灯台の方面へと歩く。道中にはトルコ軍艦(エルトゥールル号)遭難慰霊碑やムスタファ・ケマル・アタテュルク騎馬像があった。トルコ記念館やドンドゥルマ(トルコアイス)の店もあったが、とりあえずスルー。途中にあったマンホールで、謎の南京錠を踏む。

樫野埼灯台の手前には、旧官舎が保存されていた。何があるんだろうなーと入り口を覗こうとしたら、中にいたおじさんに「100円でぜひ中に入ってみてみてください」と言われた。スルーしようかとも一瞬思ったが、折角なので見ていくことに。中ではおじさんが、この旧樫野埼灯台官舎について熱く説明してくれた。かなり面白かった。

説明がひと段落ついてから、樫野埼灯台に上る。ここは灯台に上って眺望が楽しめるのが良い。

旧官舎で時間が取られたため時間があまり無く、急ぎ目でバス停の方に戻る。ただ、欲しいと思ったので、途中の店でドンドゥルマを学生価格300円にて購入。食べながら歩く。

バス停に到着。黒猫がいた。

 

○10:30樫野埼灯台口→10:50(-4)串本駅

くしもと観光周遊バス「まぐトル号」串本駅行き

相変わらず乗客は自分のみ。

くしもと大橋の入口の交差点名、「くしもと大橋入口」とかじゃなくて普通に地名なんか。

 

終点の串本駅で下車。串本駅出発まで1時間くらいあるし、観光スポットの一つとして気になっていたので、歩いて橋杭岩の方に向かう。

それなりに歩き、ようやく橋杭岩の目の前に到着。景勝地。面白い光景だ。

橋杭岩は道の駅が観光拠点となっている。本来であれば道の駅で軽食を買って食べたかったが、軽食は販売中止中とのこと。しかし何らかの形でマグロに関連したものを買いたいと思い、つまみになりそうな「ひとくちまぐろ」を購入。同時に本州最南端到達の証も購入した。

バスを待つ。……待ってたら、なんか「筑波大学」って前面に掲示された大型バスが来たぞ。……うーん、まぐトル号、発車予定時刻を過ぎてるのに来ない。

 

○11:25(+5)橋杭岩→11:30(+5)串本駅

くしもと観光周遊バス「まぐトル号」串本駅行き

5分遅れくらいで発車。串本駅へと向かう。

 

再度の串本駅。なお発車までに時間があったので、近くのスーパー(オークワ)に行って飲み物(緑茶)とおにぎりを調達。

駅に戻り、列車に乗り込む。

 

◎174. 11:59串本→13:19紀伊田辺

2330M・きのくに線紀勢本線]普通紀伊田辺行きワンマン・227系(緑)2両編成

紀伊半島の沿岸部をどんどん進んでいく。車窓の景色はとてつもなく良い。天気にも恵まれている。白浜駅アドベンチャーワールドを意識したであろうイラストが描かれており、観光地感があった。

 

紀伊田辺駅で下車。駅スタンプと下車印を回収し、すぐに乗り換え。iPhoneのストレージがいっぱいの状態であり、駅の写真の撮影に失敗。

 

◎175. 13:25紀伊田辺→14:15御坊

2358M・きのくに線紀勢本線]普通御坊行きワンマン・227系(緑)2両編成

相変わらずのオールロングシートワンマン列車。前面に張り付いている中年男性がいたが、岩代駅までにいつのまにか下車していた。岩代駅で整理券の仕組みをよく把握していない4人の集団が乗車し、次の駅で下車。印南駅では、登山客っぽい身なりの高齢者の団体が乗車。さらに稲原駅で、うるさい若者女性集団が乗車。

 

御坊駅到着。一旦改札の外に出てから、紀州鉄道線に乗るために駅構内に戻る。

 

○14:28御坊→14:36西御坊

紀州鉄道線普通西御坊行き・紀州鉄道KR301系単行

乗りつぶし紀州鉄道めっっっっちゃおっっっっっっっそい。

 

終点の西御坊駅に到着。「日本一短いローカル私鉄」完乗。ここは『AIR』の聖地らしいが、あいにく未視聴である。

駅を出て、街を歩く。なかなか良い雰囲気の街。「御坊」の由来になったであろう本願寺日高別院も見た。

あまり離れていなかったので、せっかくなら西御坊駅以外を使おうと考え、紀伊御坊駅に向かって歩くこととした。紀伊御坊駅南側の通りでは、音楽が流れていた。地方都市にありがちなやつ。

紀伊御坊駅に到着。硬券の切符を買い、また駅スタンプをもらったほか、鉄道むすめ・日高かすみのアクリルスタンドも購入。鉄道むすめのグッズを買ったのは、11月にのと鉄道の西岸まはるのファイルを買って以来2回目か。

 

○15:13紀伊御坊→15:18御坊

紀州鉄道線普通御坊行き・紀州鉄道KR301系単行

列車はのんびり走っていく。

 

御坊駅到着。駅前を散策し、せっかくなので駅前の名産品店で「飲むみかん」を購入してから、JRのホームに戻る。

 

◎176. 15:33御坊→16:36和歌山

374M・きのくに線紀勢本線]普通和歌山行き・223系4両編成

車内でも🦀の案内が流れてきて草、と思ったらJR西日本だからか日本旅行のツアー(かにカニエクスプレスのやつ)の宣伝になった。車掌が切符の検札に回ってきた。「冷水浦」って「しみずうら」って読むのか。冷水浦駅手前、リゾート地っぽいのが見えた。海南駅駅名標はラインカラーじゃなくて青なのか。

 

和歌山駅到着。「舞台めぐり」のアニメイトのチェックインを済ませてから、駅ナカの「丸美商店」で和歌山ラーメンを食べる。素朴な味わい。

食べ終わり、列車の発車までそれなりに時間があったので、西口を少し散策。出たよ「モータープール」、これを見ると関西に来た感じがする。

和歌山駅に戻り、中間改札を抜け、和歌山線のホームへ。

 

◎177. 17:27和歌山→19:39高田

1470M・和歌山線普通高田行きワンマン・227系(緑)2両編成

車内では、3/2(山口県)から3/3(家族旅行)にかけての行動計画をひたすら考える。最長片道切符を山口県内で中断して、そこから翌日昼に中津川あるいは下呂に到着する、それが可能となる経路の中で最安はどれだろうか。

停車時間の長い五条駅で下車印をもらおうとするも、定期券を購入していると見られる人が窓口(駅員)を占拠していたので、間に合わなそうと考え結局諦めた。

 

高田駅到着。乗り換え時間はわずか。

 

◎178. 19:41高田→20:23奈良

572T・万葉まほろば線[桜井線]普通奈良行きワンマン・227系(緑)2両編成

3/2から3/3にかけての行動計画を、引き続き考える。夜行バスに乗車する前提のもと、6通り(2日:山口県内→広島or山口県内→小倉の2通り、3日:京阪神下呂or京阪神→中津川or名古屋→中津川の3通り)の経路を考えて比較したが、その中で最も安いのが「山口県内から小倉まで行って、そこから京都まで夜行バスに乗車し、そこからJRで中津川まで行く」であったので、この経路に決定。この場合、最長片道切符の経路を中断するのは、山口県厚狭駅となる。(この旅程を遂行するのは40日目〜41日目の3/2〜3に該当しており詳しくは[旅47][旅48]で述べる。)

utok-travelandthinking.hatenablog.com

utok-travelandthinking.hatenablog.com

 

奈良駅に到着。とりあえず歩いて宿に向かい、チェックイン。20時までなら無料でランドリーを使えたのか、残念だ。

チェックイン終了後、夕食を食べに外出。近鉄奈良駅前に店舗があったので、天理スタミナラーメンを食べることに。うまい。21時を過ぎても店内で飲食ができるとは、奈良県素晴らしい。

夕食を食べ終え、宿に戻り、アニメを観てから就寝。

 

 

次の記事

utok-travelandthinking.hatenablog.com

[雑29]「僕」の手記①(日常)

0.

かつて、「自分を主人公とした物語を書く」みたいなことを抜かしていた人間がいた。有言不実行な彼の思いを継いで、ここに筆を走らせることとしよう。

utok-travelandthinking.hatenablog.com

僕は、彼から生まれた存在である。僕が僕の経験としてここに描くものは、7割ほどは彼が実際に経験した事実、3割ほどは創作である。7割ほどは事実なので、どれが事実なのか見抜くことを、楽しんでいただきたい。(ちなみに登場人物の名前はすべて架空である。)

僕が語り手の短編集、という形になる。番号のついた短編の複数を、その時の気分で抽出して、こういう記事にまとめてみる。一般的な「物語」を語れるほど僕は発想が豊かではないので、脈絡も伏線もない短編の積み重ねになるが、まあ良いだろう。

 

 

1.

僕の名前は「加多愁斗」だ。彼の本名を相当いじると、この名前になるみたいだ。

 

5.

僕の嫌いなもの?言うまでもなく「猫」である。あと、アレルギーでもないくせに、なぜか蕎麦も好きじゃない。

……この二つの要素を兼ね備えた人、なかなかいないと思う。たぶん日本人としての人生の99%損してる。

 

17.

高校時代まで「二次元」には全然触れなかった。だが大学受験が終わった直後、何の魔が差したのか突如アニメを見始めた。ゆる○ャン△だのよ○もいだの豊作だった、2018冬だったのが良くなかった。その後は合法的にいろいろな作品を視聴するようになった。

ゆえに僕は、オタク歴の浅い人間である。さらにグッズや円盤に全然投資しないニワカ。

 

18.

我が家は全員がオタクである。オタク趣味に対して理解がありすぎる。その中でも弟の佐叶は、ゲームに特化したオタクだ。

家族旅行の際、某アニメのキャラが描かれたラベルの水を見た母親が、「佐叶の好きそうなのがあるよ」と言った。温泉むすめのパネルを見た時も同様だった。……いや、単に萌えキャラってだけなら、むしろ僕の方が弟より好きかもしれんよ。

 

19.

ちなみに母親は腐の人。

 

22.

僕には先島という、高校時代からの友人がいる。医学部に通う先島は、「文系の話は分からない」を口癖とする、相当癖のある人間だ。

 

24.

僕は先島と一緒に、成田空港に行ったことがある。この時、別に成田空港からどこかに飛び立つわけではなかった。しかし先島はスーツケースを持っており、大荷物であった。

先島はスーツケースとともに、ターミナル間を移動するバスに乗り込む。僕らのやっていることは単なる「成田空港観光」なのに、スーツケースを持って成田空港を移動する先島の姿は、さながらこれから海外に飛び立つ人間のようだった。まさかバスの運転士も、先島が飛行機を一切使わないで東京に帰る人間だとは、思わなかったであろう。

 

26.

先島といえば、あるエピソードが強烈だ。

高1の頃。僕らはどういうわけだか、クイズをしていた。その時に出されていたのは、「霊柩車」が答えになる問題だった。しかし誰も答えず、答えが分かったものの自信のない土田氏(一緒にクイズをしていた)が、「村井さん(同じくクイズをしていた)が毎日見てるやつですよ」と言った。しかし答えは「霊柩車」であり、葬儀関係の職業ってわけでもない村井氏が毎日見ているはずもなかった。土田氏は、おそらく別のものと勘違いしていたのだと思われる。俄然爆笑が起き、「霊柩車を毎日見るわけないだろー」という雰囲気になった。僕も笑った。

その時先島が、「霊柩車を舐めてると死ぬ」という不穏すぎる言葉を口にした。真意は不明であり、かつ先島は普段から謎の言葉を発する人間だったので、僕をはじめ周囲の人間はこれを軽くあしらった。

翌日。夢に「09車」なる謎の存在が登場した。たぶん「れいきゅうしゃ」。僕は昨日の出来事を思い出し、おもしろおかしくて笑った。この時の僕は、「れいきゅうしゃ」を確実に舐めていた。

……しかし翌々日もその次の日も、僕の夢に「09車」は登場した。どうやら村井氏も同様の現象に悩まされているらしい。さすがに不審になって先島にこのことを相談したが、先島は「霊柩車を舐めてると死ぬ」としか言わなかった。次の日もまたその次の日も、「09車」は夢に登場することをやめなかった。ついに私は夢の中で、「09車」に轢かれて生死の境を彷徨った。僕は反省して、心の中で「れいきゅうしゃ」に謝ることとした。

翌日から、夢に「09車」が登場することは無くなった。「心の中で謝るだけで良いのかよ」って感じだし、「09車」が結局何だったのかは分からないが、不気味だったことは間違いない。

先島、お前は一体何者なんだ。

 

27.

先島に「救急車に乗った回数」でマウントを取られた。でも全然悔しくねえな。と思ったら今度は「霊柩車に乗った回数」でマウントを取られた。お前、もしかして一回天に召されたのか……と思ったが、親戚の方の不幸の際に同乗したらしい。……反応に困るからそれでマウント取るのやめろ。

 

30.

先島は、交際2年半の彼女がいると言っている。癖のある先島の彼女だから、相当癖のある人間なんだろうとは思う。

 

31.

……「先島にも彼女がいるのになんで僕には」と思ったら僕を殴りてえ。本人から失礼します、鏡をよくご覧なさい、本人から失礼しました。

 

32.

先島に「彼女がいる」という事実を信じないのが、高校からの友人・藤井である。「お前が彼女だと一方的に思ってるだけ」と、先島に向かって言う。

 

33.

藤井は、僕より常識人だが、時に過激な考えの持ち主となる。「恋人いたことない奴を人間として欠陥あるとみなすのは訳分からん」という点で、僕と藤井は同盟を結んでいる。

 

35.

藤井の高校時代といえば、毎週水曜日だけ部活に来ずに早く帰っていたことが印象的だ。その理由について藤井は、「男優の仕事があって」と言っていた。

冗談だと思いつつ藤井の本名でググってみると、確かに出演情報がヒットした。……高校生が何やってるんだよおい、って思ったけどたぶんこれ同姓同名の別人だわ。にしてもすごい偶然だな。それに気づいて使う藤井も藤井だが。

 

36.

ところで藤井は某有名人と名前が1文字だけ違う。しかも誕生日が同じ。なんたる偶然。

 

41.

藤井と一緒にドルヲタ趣味をやっている友人が、負山である。

 

42.

負山は僕や先島や藤井より常識人だが、どういうわけだか「社会人として働いている姿」が一切想像できない。先島がヤバそうな医者として働いている姿だって想像できるのに、負山の働いている姿はガチで想像できない。これは先島や藤井との共通認識である。

 

46.

2026年7月26日早朝。通勤客で混み合うJR東日本埼京線各駅停車新木場行き、その10号車にて、ある男が突如死亡した。

男の名は、負山。類い稀なる美貌を有しながら、その内には類い稀なる肉欲をも有する若者であった。

彼にとって、痴漢は毎日の営みの一つに過ぎなかった。北与野駅にて女性専用車両に乗り込み、進行方向右側の扉から進行方向左側へと車内をかき分け進み、そこに佇む女性に対して巧みな技を繰り出す。あまりにも巧みな技に、被害を受けた者は声を上げることすらできなかった。彼は痴漢を訴えられることなく、多くの女性を毎日弄び、それを悦びとしていた。埼京線の右側の扉ばかり開くという特性が、彼の営みを支えていた。

そんな彼が、突如亡くなった。

死因は心停止。どうやら行為に及んでいた最中に、突如天に召されたらしい。

もともと彼は心臓に疾患を抱えていた。そしてこの7月26日、彼は勤め先において重要な商談を抱えていた。並々ならぬ緊張感により心臓は異常な状態になっていた。一方で彼は痴漢というルーティーンを欠かすことはできず、その興奮をそのままに行為に及んでしまった。

警察は、痴漢被害を受けた女性に事情聴取を行った。加害者の男が突如死亡したことに対して、彼女の顔は衝撃と困惑を浮かべていた。女性は何も語らなかった。

埼京線の車内に残ったのは、男の屍と体液、そして「巧みな痴漢魔・負山」に対する恐怖とその死に対する安堵であった。

↑このような物語を先島と藤井に唆されて書いたことがある。我ながらひどすぎる。負山には深く謝罪したい。というか、今の社会にこんな文を出したら、間違いなく「女性の権利を侵害している!」って叩かれる。

 

67.

僕がまだ小さかった頃。クリスマスが近づくと、父と母は僕と弟に向かって、あることを言った。それは、「悪いことをするとヨンタさんにさらわれるよ」というものであった。ヨンタさんというのは、黒い服を着たおじさんだという。

良いことをした子にはサンタさん、悪いことをした子にはヨンタさん。僕はヨンタさんにさらわれるのが怖く、「良い子」であろうとした。

……今考えれば、なかなかに滑稽な話である。「サンタ」の「サン」を「3」として、それを「4」に置き換えて「対照的な人物」を作り上げる。親の発想の上手さに、今では驚かされる。そんな存在を怖がっていた子どもの僕も、なかなか可笑しい。

……おや、誰か来たようだ。ちょっと待ってくれ、……上下黒でかなり怪しげな人だな。……なに、「加多四太」だって?僕の父の従兄だって?……こりゃたまげた。ヨンタさんは実在したのだ。……ちょっと待ってくれ、僕は貴方に連れ去られる義理はない。……おいやめろ、やめろ、離せ!おい!

……ふう、危ないところだった。……もしかしたらあの頃の両親の注意は、ガチの注意喚起だったのかもしれない。

 

70.

中学時代までの僕は「あること」をしていた。この「あること」のおかげで、僕は礼儀を覚えた。この「あること」のために対策したおかげで、僕は密かな特技を持ち、これは中学の文化祭で役立った。この「あること」のために移動したおかげで、僕は旅の趣味を覚えた。この「あること」のおかげで、僕はある有名人と話すことができた。

さて、この「あること」とは何でしょう?

 

74.

誰もいないと思って「キエエエエエエエエエエ」って叫んだら、通行人がいた。その人は、この世のものではないものを見る目を僕に向け、早足で去っていった。いやあ、ゴミを見るような目を向けられるって、ゾクゾクするよね。……おいやめろ、僕は不審者じゃない。

……おや、パトカーが来たようだ。

 

75.

職質されても、学生証を見せればこっちのものよね。……あれ、学生証家に忘れた。

 

76.

突然ですけど、すき家吉野家松屋だとどれが一番好きですか。僕はみそ汁がついてくるので松屋が一番好きです。

 

77.

……○○○県警にだけはお世話になりたくなかった。

 

78.

家の近くに30km/h制限の下り坂がある。私は自転車でそこを下っている時、自動車と同じくらいのスピードを出している。免許を取る前は「うおー30km/hも出てるのか速いな」と思っていたが、免許を取ってから「えこれって50km/hくらい自転車で出してるってことよなやべえな」と気づいた。

 

92.

とある名簿を眺めていたら「加多四太」という名前が目に入った。見なかったことにした。

 

98.

僕が苦手なことの一つ「麺を人並みにうまく啜る」……お前日本人だよな。

 

105.

サハリンにフェリーで行こうとしたら、運航断念された。韓国に行こうとしたら、日韓関係がとんでもなく悪化した。台湾に行こうとしたら、パンデミックが始まった。

僕、海外に出られない呪いにかかってるっぽい。

 

106.

国内旅行となると、私は異常な強運を発揮する。集合に1時間以上寝坊したけどギリギリ間に合ったこと、ちょうど居合わせたおばあさんにタクシーに同乗させてもらって運賃も全額払ってもらったこと、本来予約の必要なデマンドバスをたまたま予約なしで捕まえたこと、キャンセルしようと思った航空便が欠航になって手数料無しで払い戻しを受けられたこと、雲海の名所で一発で最高の日を当てたこと、長らく運転見合わせだった区間が自分の乗車予定列車から運転を再開したこと、などなどいろいろ。

 

107.

フェリーが出港する瞬間ってエモいよね。ここから離れ、どこか遠くに行ってしまう感じ。航空機の離陸も然り。

 

112.

サークルの旅行の、ある日のこと。

その日のアクティビティが終わり、夕食や入浴も済み、夜のミーティングも終わった。皆は明日に備え、早々と床についた。僕もそれに従い、安寧の地たる布団にくるまった。

……眠れない。

寝る直前に画面を見過ぎたか。否、そんなことは日常茶飯事だ。それ如きで入眠できなくなるほど僕は柔ではない。入浴から時間が立っていないため、身体が熱っているのか。否、それはおそらく違う。僕より30分遅く上がってきた先輩も、堂々と寝息を立てている。周囲の音に阻害されているのか。否、そんなはずはない。幸いにも同室の輩は皆、うるさいいびきを立てるような奴ではない。……となれば、頭が勝手に考え事を始めたのか。

眠れないとき、僕は布団を離れてリフレッシュする。自宅にいるときは、台所に行って水を一杯飲むのが決まりだ。さて、今日は自宅でなく宿に泊まっている。台所なんて気軽に入れるものではない。そうなると……。

デッキの扉を開けると、そこには闇の世界と、ぽつぽつと灯る暖色の常夜灯。あたりは夜の静寂に包まれ、ただ虫の単調な声だけがわずかに響いていた。都会から離れた夏の空気は、まるで「蒸し暑さ」という概念を捨ててきたかのように澄んでおり、涼しい風が肌を掠めた。

手すりに寄りかかり、虚空を見つめる。思えば僕の人生も、いろいろあったものだ。このサークルに出会ったのも、偶然の出来事であった。そしてこの自分が今後目指すべき姿とは……

「先輩も寝れないんすか?」聞き慣れた声。振り向くと、そこには僕が最も信頼を寄せる後輩がいた。アイロンをかけて延ばしたようなサラサラの髪、少し磨けば鏡になりそうなほどつやつやで綺麗な肌、この世の闇を知らなそうなまっすぐな瞳、天から引っ張られているのかと思うくらいの身長と背筋の良さ。いわゆる好青年である。しかしながら彼の瞳の奥には、何か悲しみのようなものが浮かんでいた。「そうだよ、そっちもかい?」「はい、なんか考え事しちゃって。」

「俺らって何のために生きてるんですかね。」突然重い問いが発せられた。後輩に何が起こったのか探りたい思いもあったが、事情を察して思いとどまる。「さあね。たぶんその答えを見つけるために生きてるんだと思うよ。」適当に答えてしまった。「それは分かるんすよ、でもその答えって生きてる間に見つかるんすかね?」分からないけど、見つかる可能性を信じて生きるしか無いんじゃないかな。「それが信じられなくなったら先輩ならどうしますか?」……信じられないと思ったことがないねえ僕は。僕は自分1人の人生に関しては楽観的な人間だった。「まず今の自分は、絶対に見つからないと断言できるほど未来を知らん。でも、少し生きればそれだけの未来が知れる。じゃあもうちょい生きようって感じだね僕は。」深く考えて出た言葉ではなかったが、僕は気づいたらそう答えていた。……しばしの沈黙。後輩は虚空を見つめたままで、その口元に動きの気配は見られなかった。

無言で男二人、夜の闇を見つめて佇む。建設的なやりとりが生まれることはない。「無言」という名のコミュニケーション。それを邪魔するものは他になかった。ただひたすら、時間だけが過ぎていった。その空間に心地よさすら感じる僕が、そこにはいた。

「先輩、いろいろ話したいことがあるんすよ。」後輩が口を開いた。「立ってるのもアレだし、座りませんかね。」デッキの椅子に座る。「先輩の目標って何ですか?」「生きてるって一番感じる瞬間って何よ?」「休学しようと思うんですけど、どう思います?」「僕は経験ないんだけどさ、好きな人と付き合うってどんな感じよ?」「先輩の怒った姿見たことないっすけど、どうやったら怒らなくなりますか?」「自分らに今できることってなんなんだろうね?」いろいろなことを話した。

「いやーなんかいろんなこと考えたら疲れますね、そろそろ寝ますか」そうだな。「なんかありがとうございました」いやこっちもいろいろ話して面白かった。「おやすみなさい」おやすみなさい。僕も寝るか。

夜中に男二人、人生に関する深い内容をまじめに語り合う。これもまた、一つの青春の形かもしれない。

 

113.

いやーしかしなんというか、可愛い女の子は目の保養になりますね。僕如きでは到底手の届かない存在だと認識してるけど。

 

114.

僕は女子高生の制服が好きなのか、スカートが好きなのか、女性がネクタイをしている姿が好きなのか、「若い女性」一般が好きなのかよくわからん。

 

122.

「はにほへといろはにほへといろははろいほへとには」よっしゃ、『ゆうがたクインテット』の冒頭を噛まずに歌えたぞ。

 

123.

君が代をカラオケで歌うとき、どうしても90点が超えられない。愛国心不足か?そんなことはないはずだ。

 

127.

大学で失神し、人生3回目の救急車。これで救急車に乗った回数で他人にマウント取れるようになったぜ。……いや先島じゃないんだしやめとこ。

 

130.

初対面の人に頭良いマウント取ったら、「死ねばいいのに」と言われた。ぴえん

 

131.

ほぼ初対面からイベントで少しだけ仲良くなった人から、「彼女いたことなさそう」と言われた。ぱおん

 

134.

Aさんは、僕の所属団体αの新歓イベントで初めて会い、所属団体ω(のちに僕もAさんもやめた)の新歓で再会して、そこから仲良くなりました。年を経るごとに人数が減少していくαで、最後まで一緒に頑張った仲間の一人でした。

Bさんは、僕の所属団体βにおける先輩でした。βでは2年生の代・3年生の代で原則全員が役職を持つのですが、同じ役職(Bさんが僕の上司的ポジ)になりました。Bさんとその親友のZさんは、僕のことを「話しやすい」と評してくれました。

Cさんは、僕の所属団体γの同期です。僕のことを信頼しているらしく、サシでのご飯に誘われたことが複数回ありました。

Dさんは、僕の所属団体δの同期です。示し合わせていないにもかかわらず、免許合宿で偶然遭遇しました。進路が似ていることもあり、進路の相談に乗ってもらったことがあります。

Eさんは、僕の所属団体εの同期です。新歓期に僕から積極的に話しかけました。僕がεで企画を立てた際、その下見に「他の人の企画じゃ行かないから」と言ってついてきてくれました。

Fさんは、αで同じ担当を務めた仲間で、互いに信頼し合っています。講義を一緒に受けたことが複数回あります。

Gさんは、β(のちにGさんもやめた)とγの同期であり、ある時からαの同期にもなりました。さらには就職先も一緒です。

Hさんは、αの同期であると同時に、アルバイトの同期でもあり、他の課外活動のチームメンバーでもあります。互いに深い議論を交わすことができます。

Iさんは、僕が免許合宿で出会った人です。同じ日に入校して同じ日に卒業予定の人々の中で、僕と宿が同じなのはIさんだけでした。Iさんは友人と一緒に来るつもりが「裏切られた」らしく1人で来ており、仲良くなりました。

Jさんは、γの後輩であり、γにおける僕の役職の後任者です。γの企画で会うと話しかけてくれます。仲の良い友人がεにおり、その友人からは「Jさんが先輩に会ったことを報告してきた」と言うことをたまに聞きます。

さて、AさんからJさんのうち、僕の恋人にあたる人は誰でしょう?……ってか。誰でもねえよこのやろう。というか「僕の恋人にあたる人」は現在も過去も存在したことがねえよばかやろう。

 

173.

絶望する瞬間第13位「神社があるのに手元に5円玉がない」。

[旅41]最長片道切符の旅:27日目〜28日目(2022/2/17〜2022/2/18)

前の記事

utok-travelandthinking.hatenablog.com

最長片道切符の旅の記録について

utok-travelandthinking.hatenablog.com

 

 

27日目(2/17)

 

ブロック:[遠江]

旅程素案:三島(オンラインでの用事)新富士→静岡→(在)豊橋or豊川

遂行旅程概要:六合(オンラインでの用事)→(在)豊橋→豊川〔快活CLUB豊川インター店〕

旅程変更:「前泊地が三島から六合に変更」「快活CLUBの個室に泊まるため、宿泊地を豊川に確定」

 

静岡県島田市にて10:00~12:00・12:00~13:00・14:00~15:00・15:00~16:46・18:00~20:00とオンラインの用事をはしごしてから、愛知県に向けて移動することとなった。どうかしてるぜ。

 

朝はむしろいつもより余裕があったので、8時くらいに起床して、のんびりと無料朝食のパンを食べる。朝食を終えるとアニメを観ながら、いずれ宿泊する南紀勝浦・下関周辺・宮崎県内の宿をチェックしつつ、3/14から3/18までの九州島内での旅程を考える。

10時になったので、用事に出る。バイトの研修であり、話し方についてワークなどをやりつつ学ぶ。

12時になったので途中で抜け、別の用事に出る。これまでも度々あった課外活動のミーティングであり、延長して昼食の時間が短縮されるのが怖かったが、時間内に終了。しかしそのミーティングの結果を14時までに反映させるのが私の役割であり、ミーティング終了とともに私の孤独かつ急を要する作業が始まる。若干のずれを直すなど細かい作業もしていたら、どんどん時間が過ぎていく。結局昼食の時間は十分に取れそうもなく、快活CLUBのハイカロリーなトルコライスを頼んで爆速で食べ、作業に復帰。なんとかして14時までに間に合わせたが、疲労がえげつなかった。

14時から別の用事だが、これは課外活動の報告会。なんとか間に合わせた資料を画面共有し、他のメンバー4人とともに発表を進めていく。指示されていた時間内に発表を終え、質疑応答に入ったが、……参加者からの反応が芳しくないぜ。司会がある参加者に「なんか質問はないか」と雑なフリをして、ようやく我々に対して質問というより意見が投げかけられた。議論が紛糾するとかは全然なく、15時に終了。

学生だけで少しだけ振り返りを行った後、15時からまた別の用事。これは10時から12時に出てたやつと同じ。話し方に関するワークショップをやって、16:46に終了。

しばらく平穏な時間。ここまで慌ただしくしていた間に来ていたメールに目を通す。昼食がかなりボリューミーだったこともあり、夕食は食べず。

1時間少しの平穏は終了し、18時からまた別の用事。例の課外活動関連。報告会が終わった後なので肩の荷は下りていた。20時に終了。

 

オンラインのすべての用事が終わったので、快活CLUBを退店。20時間26分の長時間の利用だった。なんか楽しかった。

目の前の六合駅へ。相変わらず、ありえないくらいの近さだ。

 

◎155. 20:14六合→21:02浜松

837M・東海道本線普通浜松行き・211系(湘南色ロングシート)3両編成+313系3両編成

真っ暗な中を列車は進んでいく。5日前、千葉県を移動していた時の分の旅ツイートをする。

 

浜松駅に到着し、改札を出る。浜松駅、これまで青春18きっぷで静岡を横断した時に複数回通ってきたけど、改札を出るのは地味にこれが初めて。最長片道切符の経路上の政令指定都市の中心駅、全部下車したいと思ったもので。駅北口に出てすぐに感じたが、浜松は都会だった。

遠鉄の新浜松駅の方に歩いてみる。遠鉄って高架だったのか、てか地方鉄道と思えない駅の都会っぽさ。エヴァの聖地の一つが天浜線天竜二俣駅らしく、遠鉄と天浜線天竜浜名湖鉄道)の共通フリー切符の広告がデカデカと掲示されていた。そして浜松は『ガヴリールドロップアウト』(ガヴドロ)の舞台のモデルであり、新浜松駅や浜松駅の近くが聖地の一つ。

南口に行ってみる。ご当地グルメ浜松餃子を手に入れたかったものの、まん防なので店は全然開いておらず。浜松餃子無人販売所があったが、当然冷凍餃子。餃子本体を手に入れることは諦め、駅ナカの21時半まで営業のギフトキヨスクに入り、浜松餃子の「ポテあられ」を調達。同時にうなぎパイ、というより(うなぎパイが高かったので)ミニうなぎパイとサブレやクッキーの詰め合わせを購入。

 

◎156. 21:37浜松→21:48弁天島

983M・東海道本線普通豊橋行き・313系3両編成

浜名湖の近くを西に進んでいく。

 

弁天島駅で下車。ここには海水浴場があるのだが、まさに大勢の海水浴客を捌くために使われてたんだろうな、と思わせる広い改札口(跡)がホーム上にあった。同じくホーム上にある自動改札機(とはいえ扉は無く常時開いている)のところを通り、階段を下って構外に出る。

駅の入り口の壁に、ガヴドロのめちゃくちゃ色褪せたポスターが貼ってあった。この弁天島駅はガヴドロの「舞天島駅」のモデルである。しかし放送から5年も経ったらねえ……。

駅南側の国道を渡り、南の海岸の方に出る。この沖合には鳥居があり、鳥居のある風景は『ゆるキャン△』アニメ2期でも登場した。なんならゆるキャン△のモデル地だとめちゃくちゃ主張している看板すらある。夜であたりは真っ暗なのだが、鳥居はライトアップされていた。ゆるキャン△のキャラ5人が集結したパネルも設置されていた。……どうやらSwarmによると、ガヴドロについても同様にパネルが設置されているらしい。まあ期間限定だったのかなーとか思って歩いていたら、こちらもキャラ4人が映ったパネルがあった。浜松市、なかなかタイアップに力入れてるじゃねえか。

「舞台めぐり」のアプリでガヴやらサターニャやらラフィやらのARと一緒に風景写真を撮り、弁天島駅に戻る。

 

◎157. 22:15弁天島→22:36豊橋

985M・東海道本線普通豊橋行き・313系3両編成

やはり車掌は真っ暗。千葉県の分の旅ツイートを続ける。

 

豊橋駅に到着。改札を出る。駅メモで「豊橋駅」のほかに「新豊橋駅」と「駅前電停」にもチェックインしようとして、無事成功。できるのなら豊橋鉄道市内線を乗りつぶしたかったけど、そんな時間は無し。西口側に、謎にフォルクスワーゲンの車が展示されていた。

 

◎158. 23:00豊橋→23:13豊川

565M・飯田線普通新城行きワンマン・313系2両編成×2

名鉄と共用しているホームに入り、列車に乗り込んで、豊川へと向かう。

 

豊川駅到着。駅東口すぐにあるネカフェの「亜熱帯」を眺めつつ、さらに駅から離れている快活CLUBに向かう。最長片道切符の旅の間、泊まる場所を消灯できる部屋に縛っているから快活の完全個室にしているんだけど、その縛りがなければ駅近の亜熱帯の方が良かったね。

10分以上歩き、快活CLUBへ。夕食を食べていなかったが、特に腹は減っておらず、すぐに寝る。

 

 

28日目(2/18)

 

ブロック:愛知南信

旅程素案:豊橋or豊川→辰野→岡谷→塩尻→名古屋

遂行旅程概要:豊川→辰野→岡谷→塩尻→奈良井(奈良井(周辺観光)塩尻→(バス)贄川→奈良井→金山(オンラインの用事)→名古屋→四日市〔快活CLUB四日市西新地店〕

旅程変更:「前泊地が豊川に確定」「忘れ物を取りに行くため、塩尻駅に後戻り」「安くするため、宿泊地を名古屋から四日市に変更」

 

始発列車で飯田方面に進むため、朝早くに起床。

6時からの無料朝食を待たずに店を出て、豊川駅方面に歩く。少しでも長く睡眠時間を取ろうとした結果、豊川稲荷の方に足を伸ばす余裕はかけらもなかった。

 

◎159. 06:14豊川→09:08天竜峡

501M・飯田線普通天竜峡行き・313系2両編成

3時間の長時間乗車、開始。車掌が乗務している。

新城駅のあたりから、車窓の地面が若干雪で白くなる。三遠南信地域って雪積もるのか。……と思ったが、山の方に入っていっても特に雪景色にはならず、雪がわずかに残っている程度のまま。

昨日の昼から快活CLUBのソフトクリーム以外食べていないので、流石に腹が減っていた。昨日浜松で買った「浜松餃子ポテあられ」(2袋入り)の1袋と、同じく昨日買ったクッキー(うなぎパイなど詰め合わせに3袋入り)の1袋を車内で食べる。また、本日の行程の中でどこで下車してどこで泊まろうかと考え、調べる。とりあえず奈良井は予定通り寄ることにして、飯田線沿線は(調べた駒ヶ根の観光地が駅からアクセス悪そうだったので)飯田市街を歩くだけにとどめて、宿泊場所は(名古屋に安くてまともな宿が無かったので)四日市の快活CLUBにした。

列車は、橋を渡ると思わせといて渡り切らないまま元の岸に戻る名所「第六水窪川橋梁」へ。そして水窪の街に入っていく。山中に現れるそれなりの規模の街・水窪水窪駅を過ぎると飯田線は長大なトンネルに入り、トンネルを抜けると天竜川沿岸の大嵐駅。ここから飯田線秘境駅の点在する区間を走っていく。……鶯巣駅、電波入らず駅メモのチェックインに失敗した、秘境駅じゃないくせに。

乗車しながら、翌日19日(29日目)の三重県内での行動計画を練る。その日のうちに南紀勝浦まで進むことに加え、駅メモの温泉むすめイベントのため鳥羽に行くことはほぼ確定だった。2020年度の課外活動でお世話になった南伊勢町にも行きたいと思い、鉄道駅から南伊勢町まで通じる路線バスを調べるも、行ってたら南紀勝浦到着が深夜になりそうだったので諦めた。南紀勝浦の宿については、候補が2つあったがそのうち1つが満室になったようなので、もう1つの方の宿を予約。最長片道切符の経路(松阪あるいは多気)から鳥羽までの交通手段としては近鉄とJR参宮線があり、近鉄はその2日後(21日・31日目)も使う可能性があったので、使えるのでは?と思って近鉄の3日間フリーきっぷを調べてみるも、元が取れなそうなので使わないことにした。

 

いろいろと調べていたら、列車は天竜峡駅へ。乗り換え。

駅から天竜川(天龍峡)はそれなりに近いのだが、時間があまりにも微妙だったので駅からほぼ離れず、乗り換え先の列車に乗り込む。

 

◎160. 09:14天竜峡→09:40飯田

1509M・飯田線普通飯田行き・213系(湘南色)2両編成

2ドアでオールクロスシートってなんか急行形っぽいな。

本日の昼食については、塩尻駅の異常に狭い駅そばで食べることとした。

 

飯田駅に到着。なんか萌えキャラいるなーと思ったら、「飯田丘のまちフェスティバルマスコットキャラクター」の「ナミキちゃん」だった。駅舎内に売店があったため、後で戻ってきた時に軽食でも買うかーと思いながら、駅舎を出る。

市街地を歩いてみる。ザ・地方都市という感じ。めちゃくちゃ良い。てか商店街にもナミキちゃんいる。恐るべし、飯田。そこからどこに行くかは特に決めていなかったが、飯田城跡があるようなので歩いてそこに行ってみることに。「天空の城」(ホテル)があった。神社があった。近くには「赤門」があった。

市街地に戻り、「並木通り」を歩く。りんごの並木って謎いな。マンホールにもりんごの絵があった。それなりに時間が余っていたので、飯田郵便局へ。近くにラウンドアバウトがあった。でかい郵便局。ATMを使用。

飯田駅に戻る。……なんと、駅舎内の商店がやってないではないか。どうやら11時前後は営業を休止しているらしい。じゃあ他の店で何か買うかーと思い、駅前の土産屋に入るも、軽食として良さげなものはない。塩尻まで食べ物は諦めることとし、大人しく飯田駅の待合室で待つ。何かの取材が入っていた様子で、カメラマンとリポーターがいた。

 

2番線に、乗車予定の岡谷行きの列車が到着しようとしていた。この列車について、なぜか「折り返し」を強調する駅員アナウンス。……なるほど、本来は天竜峡駅からの列車がそのまま岡谷行きになるのに、今日は違うのか。

2番線に行こうと跨線橋を渡る。線路を見ると、そこに来たのは長野色の列車。絶望のオールロングシート。岡谷行きのはずなのに、列車のドアは開いたのに、ホームで待っている人が誰も乗らない。「車内点検を行いますのでご 乗 車 で き ま せ ん」という車掌と、「ご乗車になってお待ちください」と言う飯田駅。……どっちだよ。清掃員と話しつつ「何も聞いてません」的なことを言っていた車掌。……カオス。しばらく待たされ、発車予定の2分前にようやく乗車。

「折り返し天竜峡行き」として1番線に到着した313系、「岡谷」の方向幕を掲げていたが、ちゃんと「天竜峡」に変わった。本来この列車が岡谷まで行く予定だったんだよな。いったい何があったんだよ。

列車は発車の気配もなく、定刻を4分過ぎても何の案内もなし。11:27にようやく車掌によるアナウンス。……車両故障かい。車両故障のために、天竜峡駅岡谷駅の列車が飯田駅で分断され、かつ遅延したのだと思われる。「乗り換えが発生しました、お手数をおかけしました」と言うだけで謝罪しない車掌(良いと思う)。てか遅れについては無視なのかよ。

 

◎161. 11:21(+11)飯田→13:55(+3)岡谷

221M・飯田線[辰野まで]/中央本線[辰野から]普通岡谷行き・211系(長野色ロングシート)3両編成

11分遅れで飯田駅を出発。ドアは自動扱い。

謎に電波の悪い元善光寺駅伊那大島駅で遅れが5分縮まったと思ったら、伊那本郷駅で結局5分待たされることに。10分遅れのまま伊那福岡駅へ。駒ヶ根駅からは定刻通り発車できる見込みとのことだが、すなわち駒ヶ根駅では停車時間を短縮させるからエクストリーム途中下車(元々10分の停車時間で途中下車しようと思っていた)は不可能ってことか。沢渡駅で突如大量の女子高生が乗ってきた。ねみい。伊那北駅で行き違い列車7分遅れにつき、こちらも結局6分ほど発車遅れる。

岡谷駅での接続は所定で行います」その「所定」とはどっちの意味なんだよ。調べる。……へえ、「所定接続」という鉄道用語があるのか。

ドア開放やっぱ足元寒いわ。伊那松島駅で謎に乗務員交代。沢駅のあたり、車窓に雪がちらほら。沢駅と宮木駅で女子高生が多く下車。辰野駅で謎に押しボタン式になるドア。結局辰野駅は4分遅れでの発車となった。

 

岡谷駅到着。スピード乗り換え。

 

◎162. 13:59(+1)岡谷→14:09塩尻

1539M・中央本線普通長野行き・211系(長野色セミクロスシート)4両編成

塩嶺トンネルも笹子トンネル同様、電波通るんだな。夕食をどこで食べようか、など考え始める。

 

塩尻駅に到着。トイレを済ませ、駅スタンプと下車印を回収し、早速駅そばに。改札の横にある塩尻駅の駅そばは、改札内側の飲食スペースが1人入れる程度のスペースしかなく、入り口が異常な狭さになっている。私はそばが好きでないので、月見うどんを頼んで食べる。駅そばのうどん、という感じの無難な味。

食べ終えると、駅周辺を散策。駅東口で「ワイン樽を設置する工事」を行っているようだったが、なんなんだよ。山賊焼きも塩尻ご当地グルメだったなーと思いつつ、うどんを食べたばかりで腹が空いていないのでスルー。駅に戻り、「日本でここだけ ホームのブドウ園」に行ってみるも、冬なので面白くない(それはそう)。

別のホームに停車していた、中津川行きの列車に乗り込む。さらばJR東日本

 

◎163. 14:50塩尻→15:13奈良井

1832M・中央本線普通中津川行きワンマン・313系2両編成

贄川駅、普通に雪積もってておもろい。天気はめっちゃ晴れてる。

 

奈良井駅到着、下車。……あれ、浜松で買ったお菓子どこやったっけ。列車に戻って座席の周辺を探すも、無い。……もしやこれ、塩尻駅の駅そばに忘れてきたか。駅か駅そばに問い合わせようとするも、電話番号は非公開の模様。……往復運賃の方がお菓子の値段より若干安いだろうし、取りにいかないのも店に迷惑だし、戻って取りに行くことにするか。

とりあえず奈良井駅を出て、奈良井宿の散策を始める。雪のせいで路面が悪くて歩きづらいけど、めちゃくちゃ良い雰囲気。郵便局が景観配慮型。SNSキャンペーン的なやつをやって、奈良井宿観光案内所にて景品であるファイルをGET。しかし、奈良井宿観光案内所めちゃくちゃ入り口が低くて入りづらい。

忘れ物を取りに行くため、予定より大幅に短い時間で奈良井宿探索を切り上げ、奈良井駅に戻る。

 

○15:57奈良井→16:21塩尻

1833M・中央本線普通松本行きワンマン・313系2両編成

忘れ物奪還のため、失意の移動。

ここで、奈良井宿にてコミュニティバスのバス停を見つけたことを思い出し、「もしや忘れ物奪還後の塩尻→奈良井の移動はバスでも可能なのでは?」と考える。調べると、塩尻駅で急げばどうやら可能そうだし、運賃も鉄道より安くなる模様。ただし奈良井駅での鉄道との接続が良くなさそうであり、贄川駅でバスから鉄道に乗り換えるのが無難だと思われた。

 

塩尻駅到着。爆速で駅そばへ。……やっぱりあった。浜松餃子のやつとうなぎパイなどを無事回収。

爆速で駅東口のバス停へ。……バス、まだいる。乗り込む。

 

○16:25塩尻駅前→17:10(-2)贄川駅

塩尻市地域振興バス「すてっぷくん」楢川線(奈良井宿方面)権兵衛橋行き

乗客は年寄りだらけ。車窓を眺めつつ、うとうと。

 

贄川駅で下車。早着。「贄川宿」があったらしいが、全然観光化されてない。駅の待合室で列車をおとなしく待つ。

 

○17:20贄川→17:28奈良井

1836M・中央本線普通中津川行きワンマン・313系2両編成

車両の行き先表示がフルカラーLED。最長片道切符は奈良井駅で途中下車扱いのままなので、奈良井駅までは運賃を払って乗車。

 

◎164. 17:29奈良井→18:51中津川

1836M・中央本線普通中津川行きワンマン・313系2両編成

奈良井駅で運賃を精算し、同じ列車に今度は最長片道切符で乗車。木曽路の車掌を楽しみたかったが、車窓はどんどん暗くなっていく。

 

津川駅に到着。夕食のために下車。

ご当地グルメの「とりトマ丼」を食べたかったが、提供している店は軒並み休業の模様。残念。どうやらショッピングセンター(ルビットタウン)があるようなので、とりあえずそこまで歩くことに。……お、中にスガキヤがあるみたいじゃないか。ということでスガキヤで夕食を食べることにした。あんかけ温野菜ラーメン480円。

夕食を食べ終え、歩いて中津川駅に戻る。駅前の百貨店跡っぽい建物の1階部分、営業時間終了して閉鎖されていたが、地元の坂下高校の高校生による「リニアと共に坂下高校生が描く未来」という展示が見えた。そうか、中津川ってリニアの駅ができる予定なんだよな。

津川駅ベルマートキヨスクはまだ営業していたので、栗きんつばかっぱえびせん天むす味を買ってみる。

 

◎165. 20:00中津川→21:13金山

2762M・中央本線快速名古屋行き・211系(湘南色ロングシート)4両編成×2

きんつばを食べる。かっぱえびせん天むす味は取っておく。乗車中、4日後に宿泊予定の快活CLUB高岡戸出店、3日後に宿泊予定の快活CLUB大津膳所店、2日後に宿泊予定の奈良の格安ドミトリーを予約。

21時から、バイト関連のオンラインミーティングがあった。私は特に発言しなくて良いが、アドバイスのために列車内から参加。

 

ミーティングの途中、金山駅にて下車。発言できる環境に。それからしばらくして、ミーティングは終了。

改札を出て、金山駅周辺を散策する。ここでもアニメイトがあったので、「舞台めぐり」の『となりの吸血鬼さん』のチェックイン。

 

◎166. 21:58金山→22:02名古屋

1102M・中央本線通名古屋行き・313系3両編成×2

中央本線東海道本線の重複区間。この区間中央本線として切符を発券していたので、中央本線に乗車。

 

名古屋駅に到着。改札を出て、ここでもアニメイトのチェックイン。かろうじて駅ナカのギフトキヨスクが営業していたので、世界の山ちゃんコラボの手羽先しっとりせんべいを購入。

ホームへ。

 

◎167. 22:35名古屋→23:14四日市

2361M・関西本線区間快速亀山行きワンマン・313系2両編成

真っ暗な中を西へ向かう。通過駅があるので、駅メモのチェックインをしそびれないように最新の注意を払う。

 

四日市駅到着。駅員?による謎の漫画風イラストがあった。JR四日市駅、やはりショボい……。

歩いて快活CLUBへ。立体駐車場にひっついている、なかなか面白い店舗だ。

予約していなかったが無事に個室を確保。

 

 

次の記事

utok-travelandthinking.hatenablog.com

[論27]思考を巡らせ、文章にすることの意味

思考の文章化を何のために続けるのか。

 

 

思考の文章化の意義

 

私はまさに今のように、自分の考えたことを文章化して、ブログに綴っている。

その文章化に先立って、いろいろなことに考えを巡らせて、メモしている。

 

この作業、実を言うととてつもなくめんどくさい。

自分が考えたことの羅列だけならそんなに苦しくないが、羅列された要素を連結させ、一つの文章にまとめあげることは楽ではない。そして「羅列だけならそんなに苦しくない」とは言いつつ、何かを考えることそれ自体も体力のいる作業である。

 

では、なぜそのような面倒な作業を行うのだろうか。その作業を行う意味とは何なのだろうか。

 

私はこの作業を、「自分の人生を自分で動かすために重要なもの」として捉えている。

 

私は元来人に騙されやすく、批判的思考を身につけていない大学2年の夏までの間は、「偉い人がこう言うのだから正しい」という形で価値判断を人に左右されてきた。あるいは何らかの機会で「偉い人がこう言う」というのに触れないと、それについて考えることすらなかった。いわば頭お花畑の単純な人間であり、「将来の夢」なども明確でないような空虚な人間だった。

そんな中、大学2年の夏に差し掛かろうとする時、何がきっかけだったか、自分の生き方について自ら思いを巡らす機会があった。そして「夏休みに1日1記事ずつブログを書いてみよう!」と思い立ち、思考整理というより単なる記録である[旅]カテゴリーの内容などもあったとはいえ、[論]カテゴリーなどブログを書くことで自らの思考を整理するようになった。

そのように思考を整理するようになった後、大学2年の秋からは社会学にガッツリ触れるようになった。社会学という学問の正しい在り方の一つとして、「その人の価値判断に浸かることも否定することもなく、その人の価値判断を客観的に理解しようとする」というものがあると私は考えている。このような社会学の考えに触れたからか、私は批判的思考をようやく身につけるようになり、世間一般に「当たり前」と思われるようなことに対しても疑問を抱くようになった。その疑問がどのようなものかは、文章化することで分かりやすくなった。

世間一般の「当たり前」と私の疑問の衝突が生じた事例の一つが、某活だったかと思う。私は「自分が理想と思う社会」と「実際の社会」の相違を感じた。その相違を一言で言い表すのは難しかったが、文章化したことで整理がつき、「自分が苦しく感じていたのはこういうことなんだよね」というのを改めて自分に納得させることさえできた。

自分の頭で考えるようになり、その思考をブログに文章という形でまとめるようになり、自分の生き方について改めて確認できるようになった。そしてだからこそ、「今の自分はどのような位置付けにあるのか」「今後自分はどのような人間でありたいか」などを考えることができるようになり、時に流されるままに過ごす空虚な人生でなく、自らの手で動かす人生を手に入れることができた気がする。ここにおいて、考えることも重要ではあったが、その考えを整理することも同様に重要であったのだろうと思う。

 

[憂24]でも触れたように、最近の私は異性関係について考えることそれ自体をやめ、危機感を忘れてしまっていた。

しかし[憂24]の記事を書く中で、「今の自分は良くない状況にある」ということを改めて思い出すことができ、今後すぐに行動に移すかどうかは置いといて、少なくとも「初任給が入った後の行動」については注意を払うようになった。何もやらなければ本当に何もなかったかもしれない自分の人生に、わずかかもしれないが動きが生じた。

utok-travelandthinking.hatenablog.com

 

私は怠惰な人間であり、一方で何かやりたいことがあるとそれしか見えないほど熱中する人間である。怠惰な間は下手すれば何も考えず、一方でやりたいこと(例えば最長片道切符の旅)がある間はそのこと(例えば旅程の構築)しか考えないから、自分の人生について考えを巡らすことは多くない。現に最長片道切符の旅を準備している間・遂行している間は、「どうやって期限内に経路を終わらせつつ他の用事もしっかりこなすか」で頭の中がいっぱいであり、それ以外([論]カテゴリーに書くような世間への疑問、[憂]カテゴリーに書くような人生についての思案など)に考えを巡らすことは少なかった。

でも「記事を書く」と決めてしまえば、そのために必然的に考えを巡らすことになる。その結果として、最長片道切符の旅関係以外では惰性で進もうとしていた人生に、若干の動きが加わった気がする。

 

 

文章を開示する意義

 

思考をまとめた文章を書いた上で、自分だけしか見られないようにするという方法もある。

しかしながら私は、ブログという形でまとめ、(読者は少ないが)他の人の目にもつくような形で公開している。

 

私は文章を公開することを、「単純な自己顕示欲を満たす」という側面のほか、「自分について理解してもらう」あるいは「自分の思考に対して意見を寄せてもらう」という側面においても意味があるものだと考えている。

 

私という人間の特性は、[憂]カテゴリーの記事からある程度判断できるはずだ。また私の猫嫌いは[論25]からよく読み取れると思うし、おそらく私の考え方の癖もこの文章から読み取ることが可能である。

utok-travelandthinking.hatenablog.com

このような文章を出せば、読んでくれた人の一部からは意見を寄せられることがある。例えば[論25]については、友人から「猫は可愛いしこの文章の内容にはほぼ同意しないけど、ゴキブリの扱いについては同意」という意見をいただいたことがあった。こういう意見があると、「自分の考えは偏っているとはいえ完全に孤独ではないんだな」と感じることができる。逆に「この考えはこういう理由で良くない」という意見が来たら、自分の思考を変えるかもしれない。

 

 

考えた結果として絶望してしまうこと

 

世の中、「知らなくても良いこと」あるいは「知らない方が良いこと」もあるとはいう。

 

「地方創生」について。3日後くらいの記事でまた書くとは思うが、考えれば考えるほど、いわゆる「地方」のお先は真っ暗にならざるを得ないと思ってしまう。

私の人間との関わり方について。3年前の頭お花畑の時には全然深く考えていなかったが、考えれば考えるほど、「この先自分は孤独まっしぐらでは?」と思ってしまう。

 

そうやってたまには絶望しつつもなお、考え続けることの意味の一つに、「あらかじめ絶望しておく」というのもあると思う。

 

頭お花畑の状態で、気づいたら独身。このままではやばいかもしれないとずっと考えつつ、実際に想像通りに独身。どちらの方が良いかと聞かれたら、私は後者を選ぶ気がする。

私はあらかじめ、心の準備をしておきたい。

そして絶望しても、悪あがきはできる。悪あがきがどれほどの効果を持つかは不明だが、もしかしたら事態が好転することもあるかもしれない。

 

 

余計なことをわざわざ取り上げてくる、学問のあり方

 

社会学、あるいは社会学に限らず一部の人文科学・社会科学はある程度、「知らなくても良いこと」あるいは「知らない方が良いこと」を暴いてしまう学問という側面があるような気がする。

 

もちろん、「社会では『マジョリティとなっている属性』を基準とした制度や仕組みが一般的だから『マイノリティとなっている属性』が不利になることがあるのであって『マイノリティとなっている属性』でもその身体の内に『障害』があるわけではないんだよ」など、一部の人の「生きづらさ」を説明してくれる側面もあるかもしれない。また社会学の一派は「社会改良」からスタートしており、研究成果が「社会改良」に明確に結びつくこともあるだろう。

しかしながら、例えば私の卒論は「この事例は成功事例として捉えられているけどこの点が特異だったのであって一般化は難しいね」あるいは「この方(インフォーマントの一人)の考えはある人の影響を受けているんだね」など、「そんなこと言わなくても良いだろう」ということを明らかにしている。また社会学の古典?の一つであるデュルケームの『自殺論』は、極端には「プロテスタントという宗教のあり方は自殺を抑制するには不十分」という結論を導いているとさえ言え、ここから一種の絶望を感じる人もいるかもしれない。「地方創生」を社会学的に扱った本は複数あるが、その中で私が最も筆者の推論に同意している本においては、「地方」の今後についてかなり悲観的な結論が導かれている。このような悲観的結論は、例えば遺伝の研究における「知能のそれなりの割合が遺伝によって決定する」という研究成果のように、一部の人にとっての「知らなくても良いこと」あるいは「知らない方が良いこと」の暴露とも言えるかもしれない。

 

時には悲観的な「知らなくても良いこと」をも導いてしまう、このような学問(あるいは科学的な主張)の存在意義は、特に現代社会と結びつくテーマであれば「楽観的でなく現実を見た適切な処方箋を提供する根拠を与える」という点にあるのだと思う。

 

先ほど「絶望しても、悪あがきはできる」とは書いたが、この「悪あがき」の適切なやり方の根拠を示してくれるのが、現実の科学的・客観的な分析であろう。

逆にこの分析は適切になされるべきであり、「こうあって欲しい」という思いから若干楽観的な分析がなされてしまえば、それはむしろ「処方箋」や「悪あがき」が不適切な形で存在することにつながり、結局悪い結果をもたらす可能性がある。例えば「東大男子はモテる」という不適切な分析は、東大生の男性(一部)におけるジェンダー認識が「問題」を孕むという状況において、必ずしも正しくない「処方箋」を生み出す。「東大男子は必ずしもモテない」という分析に依拠した方が、その分析は「知らなくても良いこと」かもしれないが、それを受けた「処方箋」あるいは「悪あがき」は適切なものとなるであろう。

 

 

 

考え続けていたい

 

……話が「思考」から「分析」に飛んでしまった。最後に「思考」に話を戻そう。

 

最初に言ったように、「自分の人生を自分で動かすために重要なもの」として、私は思考とその整理(文章化)を今後も継続していきたい。

そしてそれを開示することで、「自分について理解してもらう」あるいは「自分の思考に対して意見を寄せてもらう」ことを目指したい。

思考することで、「あらかじめ絶望しておく」というのも覚悟しておきたい。その絶望は、将来的には嫌でも直面するものかもしれないし。

 

こうやって言うのは簡単だろうが、いろいろなことに追われている状況だと、自分の生に関して思いを巡らす機会はなかなか少なくなる。文章化なんてもってのほかだ。

人生について思い悩むのは、だいたい暇な時なのだ。それを整理できるのも、時間がある時に限られる。

 

だからこそ、これから忙しくなる中でも、「思考する時間」「思考を整理する時間」というのは意図的に確保したいものだ。

自分の人生を自分で動かす、生きがいのある人生のために。

[旅40]最長片道切符の旅:25日目〜26日目(2022/2/15〜2022/2/16)

前の記事

utok-travelandthinking.hatenablog.com

最長片道切符の旅の記録について

utok-travelandthinking.hatenablog.com

 

 

25日目(2/15)

 

ブロック:富士山

旅程素案:甲府→山梨市(周辺観光)→大月(大月↔︎河口湖↔︎(バス)山中湖)→八王子(八王子→家)

遂行旅程概要:甲府(玉諸小学校前→(バス)甲府→山梨市(周辺観光)→大月(大月→富士山→(バス)山中湖周辺→(バス)河口湖→大月)→八王子(八王子→家〔家〕)

旅程変更:「移動しやすいよう、富士五湖周辺の移動経路をわずかに変更」

 

起床。快活CLUB無料朝食の食パンを食べる。やはりポテト欲しいよね。そして出発。甲府駅行きバスのバス停の位置が分からず焦るも、なんとか見つける。

 

○07:40(+2)玉諸小学校→08:00(+8)甲府駅南口

富士急行バス甲府駅〜富士急上阿原車庫線甲府駅南口行き

富士急バス、行先案内を中国語でもやるのか。自分が乗ったバス停から乗客はいたのに、甲府駅に着く頃にはいつの間にか乗客は自分だけになっていた。

 

甲府駅到着後、しばらく甲府を散策。県庁を発見するなど。県庁の正面玄関はどこなんだ、これか?近くに城跡の公園もあるが、2018年3月に行ったのでスルー。甲府駅北口にも面白そうなものがあった。そしてホームへ。

 

◎144. 8:33甲府→8:46山梨市

424M・中央本線普通高尾行き・211系(長野色)6両編成

甲府駅2番線から発車。山梨市駅での下車は、聖地巡礼を兼ねた駅メモの『ゆるキャン△』コラボのミッション達成のため。

 

山梨市駅に到着。出迎えてきたのは、山梨市を聖地とする『神様になった日』のポスター。館山ばりに推すな。びっくりした。駅北口の観光案内所へ。どうやらまん防地域からの客の入館自粛を要請しているようなので、入らず、扉のところに神様になった日のデジタルラリーの案内とQRコードがあったので、やることにした。各スポットのQRコードを読み取るとオリジナルの壁紙がもらえるのか、これは良いね。スポットもフルーツ公園の中とかだし。

駅周辺を出て、フルーツ公園の方に歩き始める。早速「舞台めぐり」のゆるキャン△の聖地を回収。橋を渡ると右手(北側)に公園。管理事務所的な建物に行ってみると、神様になった日のキャラの等身大パネルやポスターが並んだ部屋が。いやー山梨市めっちゃ力入れてますね。

公園はすぐに去り、歩いていく。上り坂が始まった。……暑い。遠い。これをずっと歩くってゆるキャン△の3人は元気だな。自分の体力がないだけかもしれんが。しかし坂があるということは、そこから平野の方を見下ろせば良い景色が見られるということだ。謎の展望スポットがあった。眺めはかなり良かった。さらに坂を上っていく。

 

公園に到着。しかしどこから入るのが正しいのかよく分からず。とりあえず階段を上がる。案内板を発見。公園、広い。駅メモのイベントと神様になった日のラリーの両方を済ませるため、適当に散策。どちらの作品のパネルもある場所を発見。すごい光景だ。なお、ゆるキャン△の聖地であったカフェは移転したし、その跡は工事中で入れない様子。

時間が足りないので、ほったらかし温泉への訪問は諦め、山梨市駅行きのバスが来るまで公園で時間を潰すことに。公園のさらに上の方へ。めっちゃ展望が良い。恋人の聖地か……。足湯があると聞いて期待していたが、使用休止中と。残念。その横には物販施設があったが、売店の方は工事だかのため営業休止中。残念。

神様になった日に登場する坂を下り、神様になった日のオープニング映像で出てくる箇所へ向かう。かなり遠い。到着、写真を撮る。……おっと、バス出発までの時間がないぞ。急ぎめにバス停の方向へ歩く。……あれ、バスどこに停まるんだ。適当にそれっぽい方に行くも、バス停見つからず。焦る。バス停の場所を知る。走る。バスには間に合った。

 

○10:40フルーツセンター→10:48万力公園

山梨市民バス山梨循環線フルーツ公園方面山梨市駅行き

バスに乗り、先ほど少しだけ行った山梨市駅近くの公園へ。

 

この公園も、神様になった日の聖地。ゆっくり散策。

 

神様になった日のラリーのスポットの一つが、この公園のさらに北にある神社。せっかくなので山梨市駅から乗車予定の列車を一本遅らせ、歩いてその神社に行くことにした。公園を出て北に歩くが、一回道を間違えてタイムロス。

なんとか到着。かなり坂を上る。参拝、御朱印を得る。そしてQRコードを読み取り、壁紙をゲット。

時間が限られているので、すぐ駅の方向に歩く。若干走る。

神様になった日のラリーのスポットの一つである、道の駅的な施設に入る。ここもまん防地域からの利用自粛が促されているようだが、まあいいか……。入ったらゆるキャン△のパネルがあった。写真を撮ろうとしたら店のスタッフの方から声をかけられ、どうやらSNSキャンペーンをまだやっているとのこと。そんなもの何も知らなかったが、言われるがままにツイートして、ゆるキャン△のちくわ(登場する犬)のステッカーをゲット。神様になった日の壁紙も回収。

山梨市駅に戻る。神様になった日のラリーで残っていたスポット・駅のNewDaysに寄る。QRコードを読み取り、壁紙ゲット。聖地巡礼ラリー、コンプリート。そしてホームへ。

 

◎145. 11:59山梨市→12:33大月

434M・中央本線普通高尾行き・211系(長野色セミクロスシート)6両編成

勝沼ぶどう郷駅、進行方向右側に「勝沼駅」の駅名標と公園があるが、これなんなんだろうか。廃線なんてあったっけ。笹子トンネルめっちゃ電波入ってすごい。一回アンテナの本数減ったけどすぐ戻ったし。笹子トンネルを抜けた先の郡内はそれなりに雪景色だった。

 

大月駅で下車。駅メモゆるキャン△コラボのイベントのため、富士急に乗りに行く。

少しだけ時間があったので駅前を散策し、郵便局を使う。これまでのキャッシュカードを使った大量の取引を通帳に記帳。東日本のさまざまなゆうちょ銀行ATMの店番号か見られるぜ。あれ、東横インなんてあったのか。

富士急行線の切符売り場で、バスも使えるフリーきっぷを購入。2日間有効だしそれなりのお値段。使えるものなら2日間使いたかったものだが。

 

○12:57大月→13:49富士山

富士急行線普通河口湖行き・富士急行6000系3両編成

谷村町駅、「やむらまち」って読み方だったのか。車掌、「まもなく谷村町、谷村城下町」って言わなかったか?

 

富士山駅に到着。

ここからはバスで、まずは駅メモのイベントのチェックインスポットの一つである富士宮の道の駅を目指す。……なんかバス来ねえな。遅れてるよなこれは。あ、来た。

 

○13:53(+7)富士山駅→14:08(+6)富士山レーダードーム前

富士急行バスふじっ湖号左まわり

富士山駅を7分遅れでバス出発。道の駅へ。

 

道の駅に到着、下車。まずは駅メモのチェックインを済ませる。しかしなんかやたら静かだな。……ん、工事のため臨時休業⁉︎しくったなこりゃ、飯も食えない。

流石に昼食ないのはやばいし、次の山中湖方面へのバスは1時間後と時間があるから、とりま富士山駅方面に戻って飯を調達しよう。歩くか。……うーむ、良さげな飲食店がない。行きにバス車内から見かけたスーパーで良いか。ということで、いちやまマートでパンを調達。

近くにバス停があったので、そこからバスに乗り込む。パンを食べる時間はなし。

 

○15:01(+1)いちやまマート→15:43石割の湯

富士急行バスふじっ湖号右まわり

バス、時間に制約がありすぎる。やっぱ自動車の方が観光(≠旅)には良いな、と思った。

バスは先ほど下車した道の駅のところを通り、忍野八海の前を抜けて山中湖方面に向かう。駅メモのイベントのチェックインスポット、残っている2つはバスのルート上。バス車内からチェックインを試して、無理だったらやむを得ず下車することにしよう。

1個目成功。2個目も成功。……よかった。

 

バスで訪問したのは「石割の湯」。富士山のよく見える「紅富士の湯」(1個目のチェックインスポットのところ)は火曜日定休で残念ながら入れなかったので、こちらで入浴を済ませる。

風呂の中で、これまで一人で泊まったことのある都道府県について考えていた。宿泊経験があるものの一人で泊まったことがないところは、どうやら実家のある埼玉県を除けば神奈川県・京都府山口県徳島県高知県のようである。うち京都府山口県はこの旅で潰せるし潰さなくては。神奈川県は置いといて、四国2県については「複数人で泊まったが前後は完全に単独行動だった」とは言えるか。(※なおこの後、[雑24]の「さらなる旅程変更⑥」の通り、高知県内にも宿泊することとした。)

utok-travelandthinking.hatenablog.com

 

○16:49(+8)石割の湯→17:27(+5)忍野八海

富士急行バスふじっ湖号右まわり河口湖駅行き

石割の湯を8分遅れでバス出発。平野西口の「西口」、やはり英語だとWest Gateになるのか。山中湖と富士山の車窓の光景、とてつもなく良かった。窓越しでもこの光景が見られただけで、駅メモのイベント目当て以外でここを訪れた甲斐があった。でもまた車で来たいね。

紅富士の湯、英語の案内が「ベニフジノユ オンセン」。

 

忍野八海バス停で下車。時間がないので十分には見られず、バス停に戻る。しかしなかなかバスが来ない。

 

○17:36(+6)忍野八海→18:00(+18)河口湖駅

富士急行バスA1系統河口湖駅行き

忍野八海バス停を6分遅れでバス出発。「えびす前」で謎になる中国語アナウンス。「サンパーク前」はやはり「太阳公园」だった。あ、富士吉田の方のローソンは景観配慮の色じゃなかったわ。浅間神社の存在に気づくが、まあもう社務所閉まってるだろうなと思いスルー。浅間神社富士山駅の車内アナウンス、韓国語も入ってる。富士急ハイランド、カプセルホテルなんてあったんか。富士急ハイランドを過ぎたところで綿半を発見。

 

バスを河口湖駅前で下車。

河口湖駅から乗るべき大月方面への列車が発車するまで、少し時間があった。そこで歩いて河口湖の方に行ってみる。……道めっちゃ暗いな。

しばらく歩いて河口湖に到達。良さげな大きめの宿が並んでいて明るいところがある。コンビニもある。調べたところ、どうやらちょうど来るバスで河口湖駅まで戻れるらしい。それに乗ろうとしたが、わずかに間に合わず。歩いて河口湖駅の方に戻る。

 

○19:09河口湖→19:15富士山

富士急行線普通大月行き・富士急行6000系3両編成

富士急ハイランド駅、めっちゃトーマスでおもしろ。

富士山駅周辺で夕食を食べようと、富士山駅で下車。山梨県内の普通鉄道完乗。

 

さて、駅ビルにあるうどん屋は……営業時間外じゃねーか。周りにもやってそうな良い飲食店無さそうだし(居酒屋を除く)。こりゃ夕食は家で食べることになりそうですね。

駅スタンプを押したが、潰れていてよく分からなかった。ホームに戻る。

 

○19:30富士山→19:32富士急ハイランド

富士急行線普通河口湖行き・富士急行6000系3両編成

大月方面への列車が出るまで時間があったので、一駅戻って富士急ハイランド駅に行ってみる。

 

下車。さっき通って感じた通り、やはりトーマス。富士急ハイランドって閉園時間かなり早いのな。てか入園だけなら無料なのか。てかさっきバスで通った道路の方って、駅から直接行けないのか。

 

○19:44富士急ハイランド→20:43大月

富士急行線普通大月行き・富士急行6000系3両編成

大月駅に戻る。いつも通り、今日が視聴期限のアニメを車内で観る。

 

◎146. 20:50大月→21:39八王子

2190M[高尾まで]/2190T[高尾から]中央本線中央特快東京行き・E233系オレンジバーミリオン)10両編成

乗車。四方津駅発車メロディースプリングボックスで草。

「懐かしの駅スタンプラリー」スタンプ設置駅の高尾駅で途中下車し、下車印と2種類のスタンプを回収。

 

八王子駅に到着。最長片道切符の経路はここで中断。時間があまりなかったので、急ぎ目に最長片道切符で改札を通り、Suicaで入り直す。

 

○21:49八王子→22:08国分寺

中央線[中央本線]快速東京行き・E233系オレンジバーミリオン)10両編成

最長片道切符で通らない八王子・西国分寺間に乗車する感じ。

 

国分寺駅で乗り換え。

 

○22:14国分寺→22:25東村山

西武国分寺線各駅停車東村山行き・6両編成

乗車。

 

村山駅で乗り換え。特急のせいで乗り換え時間にかなり余裕がある。

 

○22:34東村山→22:59本川

西武新宿線各駅停車本川越行き・10両編成

乗車。

 

終点の本川越駅から川越市駅まで歩き、そこから東武東上線で最寄駅へ。東上線は若干遅れが発生していた模様。

3日前に駅まで使った自転車が駅の駐輪場に置かれていたので、自転車で帰宅。というかもうバスが無くなっている時間だった。

 

 

26日目(2/16)

 

ブロック:[駿豆]

旅程素案:八王子(家→都内対面の用事→八王子)→新横浜→小田原→(在)熱海→(在)三島

遂行旅程概要:八王子(家→都内対面の用事→八王子)→新横浜→小田原→(在)熱海→(在)三島→新富士→静岡→六合〔快活CLUB島田店〕

旅程変更:「駅に近いところが良いと考え、宿泊地を三島から六合に変更

 

日中に都内でアルバイト関係の用事を済ませてから、夕方の出発である。

 

○16:58明大前→17:35京王八王子
京王線準特急京王八王子行き・10両編成

まずは京王で八王子に向かう。

 

京王八王子駅到着、駅を出て歩き始める。八王子、やはり都会。てか京王八王子駅とJR八王子駅って意外と離れてるのな。ゆうちょのATMを見つけたので使う。夕食を八王子で摂ることも考えたが、少し先まで進むことに。

 

◎147. 18:00(+3)八王子→18:12(+3)橋本

1842K・横浜線各駅停車東神奈川行き・E233系横浜線塗装)8両編成

八王子駅を定刻から少し遅れて発車。

 

横浜駅で新幹線に乗るまでかなり時間に余裕があり、横浜線の途中駅で何回か下車することが可能だった。とりあえず橋本駅で下車。下車印と駅スタンプを回収。東側の出口はペデストリアンデッキ。西側の出口はリニア開通に備えたものなのか、工事中。雨が降ってきたし、それほど散策せずにホームに戻る。

 

◎148. 18:28橋本→18:31相模原

1808K・横浜線各駅停車東神奈川行き・E233系横浜線塗装)8両編成

乗車。

 

相模原駅で下車。通過する政令指定都市の中心駅の下車印を全部得るためのものである。ここで夕食を取ることも考えたが、町田まで出ることにした。ペデストリアンデッキを少し歩いたらホームに戻り、逆側の出口の前に広がる駐輪場を眺める。

 

◎149. 18:44相模原→18:55町田

1840K・横浜線各駅停車磯子行き・E233系横浜線塗装)8両編成

淵野辺駅発車メロディー銀河鉄道999なのかよ。

 

町田駅で下車。「懐かしの駅スタンプラリー」のスタンプ回収のため。早速下車印と2種類の駅スタンプを回収。

駅の外に出る。めっちゃ都会。選挙があるようで、若い候補者が駅前のペデストリアン上で演説していた。iPhoneの調子が悪く、再起動。

iPhoneを再起動してから、まずは「舞台めぐり」『となりの吸血鬼さん』のアニメイトのチェックイン。それから夕食を食べる店をネットで探す。……ラーメンにするか。ラーメンだと、町田商店が小田急町田駅の側にある。そこに行くことにした。歩いているだけで、町田の地形(境川に向けて斜面になっている)をよく感じることができる。

入店。家系ラーメンを食べる。完まく。

雨の中、JRの駅の方面に戻る。意外と時間に余裕がなくなっていた。

 

◎150. 20:12町田→20:33新横浜

1902K・横浜線各駅停車東神奈川行き・E233系横浜線塗装)8両編成

目の前で発車され、望ましい列車より一本後になった。乗り換え駅の新横浜駅まで乗車。

 

横浜駅で下車、早速えきねっとで購入した新横浜→小田原の特急券を発券。端末の近くの、新横浜駅のメインじゃない方の改札口にて下車印をもらう。それから新幹線乗換改札の方面に向かい、駅スタンプをもらおうとするも、駅スタンプもメインじゃない方の改札口にあった模様。来た道を戻り、改札の係員に頼んで駅スタンプをGET。あまり時間がなかったためメインの改札口から途中下車することはできず、そのまま乗り換え。JR在来線のエリアからすでに、案内がめっちゃJR東海風。

 

◎151. 20:45新横浜→21:00小田原

757A・東海道新幹線こだま757号名古屋行き・N700系16両編成

久々の東海道新幹線への乗車。あっという間に小田原へ。

 

小田原駅到着。かつて散策したことがあったため散策のやる気はなかったが、少しだけ散策することにした。そして列車に間に合うように駅に戻る。伊豆箱根鉄道の改札口が面白い位置にある。

ホームに来たが、なかなか列車が来ない。とりあえず待つ。

この間に、本来三島の快活CLUBに入る予定だったものを、より豊川に近いかつ駅前にある島田(六合駅)に変更できないか?と考える。列車の乗り継ぎ的には可能である。心配なのは、予約していないため個室が空いているかどうかということ。空いてないと詰むんだよな。そう考えているうちに列車が到着。

 

◎152. 21:30小田原→22:14三島

1935E[熱海まで]/333M[熱海から]・東海道本線普通沼津行き・E233系湘南色)10両編成+E231系湘南色)5両編成

8分遅れで小田原駅を出発。

熱海駅には4分遅れで到着、5両切り離し。その間に下車印と駅スタンプを回収。下車印を押してもらったまま、最長片道切符を窓口に忘れそうになる。マジで危なかった。iPhoneのストレージがなくなったので、Suica用とTOICA用で分かれている改札の様子は撮影できず。1分遅れで熱海駅出発。温泉むすめ・熱海初夏と駅名標の組み合わせは撮影失敗。

JR東日本の車両、JR東海区間に入ったらJR東海駅ナンバリングちゃんと表示するのか。

 

三島駅に到着。本来であれば1日の旅程がここで終わる予定だったが、結局島田の快活CLUBで泊まることにしたので、乗り換えてさらに先に行くことに。駅前をガッツリ散策するだけの時間は無かった。e5489を使って静岡駅までの特急券を購入し、端末で発券。

 

◎153. 22:35三島→23:00静岡

811A・東海道新幹線こだま811号静岡行き・N700系16両編成

乗車。こちらもあっという間に静岡駅へ。

 

静岡駅で乗り換え・途中下車。家康の銅像を発見。あまり時間がなかったので、市街地の方まで出ることはできず。

 

◎154. 23:18静岡→23:40六合

853M・東海道本線普通浜松行き・211系(湘南色ロングシート)3両編成+313系3両編成

本日の目的地に向け乗車。道中、島田の快活CLUBの鍵付完全個室が埋まってしまうのが怖く、空席状況をこまめに確認していた。

 

六合駅で下車。サラリーマンっぽい人がもう1人下車。快活CLUBに行くライバル(?)ではないかと思ったので、若干急ぎ目に快活CLUBに向かおうとする。……いや快活、駅から近すぎん???

空きがあったので、無事に鍵付完全個室に入室成功。睡眠。

 

 

次の記事

utok-travelandthinking.hatenablog.com