憂
自らの変わらぬ欲求と、着々と積み上がっていく年齢の狭間で。 2023年が終わる。 昨年2022年の暮れ、私は2022年のことを「人生で最も濃い一年の一つであっただろう」と評した。一方で今年2023年はどうか。社会人2年目を迎えた私であったが、「2022年に実施し…
自分の存在が大きく動いた一年だった、と思う。 2022年が終わる。 軽く振り返ってみれば、これまでに経験のなかった様々なことが起こった一年であった。間違いなく、人生で最も濃い一年の一つであっただろう。 幸い、卒論に追われていた昨年と違い、若干の余…
3月25日の卒業式をもって、私は大学を卒業した。 大学在学の4年間を通して、私はさまざまなことを学び、さまざまな形で成長した。その一方、余裕なく努力が苦手で独りよがりな人間になってしまい、人間関係への自信を喪失していた。 徐々に常識を身につけて …
そろそろ、真面目に危機感覚えないとやばいよね。 ※最初に断言しておくが、私自身は肉体的にも精神的にも男性を自認しており、また恋愛対象・性欲対象は異性であると自覚している。 ホワイトデーなんてあったね 3月14日。いつも通りの1日である。 ……え、ホワ…
「自己肯定感が高い人間」だと自覚していたものの……。 自己愛の強さ 突然であるが、私は自分のことが大好きである。……ナルシシストのような言い方だが、実際間違ってはいない。 社会学を専攻しつつ、他の学問にも少しだけ触れてきた自分のことが好きだ。今の…
「ダラダラすること」も学生の特権なのにね。 「学生のうちにしかできないこと」を詰め込んで 現在私がやっている最長片道切符の旅、これは56日という意外と長くない有効期間の中、長大な区間を乗り通さねばならない旅である。 すなわちこの旅の実行には、ま…
もうすぐ21歳らしいね。来年卒業らしいね。 3月は別れの季節である。ちょうど今日、東京大学でも学位授与がなされ、4年生の先輩方が社会あるいは大学院へと巣立っていく。 ……ふと考える。ここで別れていった先輩方とは、今後関わることはあるのだろうか。今…
2020年最後25分になってから書き始める文章。 2020年が終わる。 一言で言って仕舞えば、今年は「波乱の1年」だった。当然である。 新型のウイルスが世界中で大流行し、我々の「普段の生活」は失われた。「当たり前」が崩れ去り、数々の予測できなかったよう…
特定個人を好きになれるって、それだけで素晴らしい能力だよね。……と、個人に対して無関心な私は思うのでありました。 個人への無関心 つくづく私は、自分以外の個人に対する関心が薄い人間だよな、と思う。 私には、恋人がいない。昔から常に一緒にいる「竹…
選択とはすなわち、何かを犠牲にすること。その犠牲は取り戻せるかもしれないが、若さそして人生は有限である。 「やりたいこと」ってなんだ? 某活していると、「なぜここを志望したのか」ということが問われることも多い。その中で私は、「自分は何をやり…
くそ。もともと誘うの苦手なくせに、さらに状況悪化しやがって。 COVID-19流行の落とした、1つの影 先日最後のレポートが終わり、私もついに夏休みに突入した。Sセメスターで書いたレポートは総計20本以上、字数の合計は80,000字以上。我ながらお疲れさまで…
「物語」と、それに伴う時間の不可逆性の自覚が、不思議な心のざわめきを引き起こす。 心のざわめき? 最近、心のざわめきが何かと止まらない。 とはいっても、「胸騒ぎ」のように何か心配ごとゆえに不安が高まっているわけではない。でもだからといって、自…
もっとうまい生き方を、したかった。 「欲張り」の頭の中 私は、とてつもなく欲張りだ。 勉強したい。社会学の勉強をしたい。社会学以外の勉強もしたい。週20コマとって、いろいろな分野を学びたい。本を読んで知識を深めたい。資格や検定試験の勉強をしたい…
「物語」の主人公にならなければ。 私は「常識人」「まとも」です 〇〇唯一の良心。××の常識人。真面目。比較的まとも。普通の人間。 これは、私が他の人から評価を受ける際によく聞く言葉である。 なおこのほかにも「拗らせ」「残飯処理班」「バ畜」「遠距…
今回の文章も、めちゃくちゃ下品になりますが悪しからず。 [憂3]や[憂4]、[憂8]もご覧あれ。 utok-travelandthinking.hatenablog.com utok-travelandthinking.hatenablog.com utok-travelandthinking.hatenablog.com ※最初に断言しておくが、この文章…
コミュニケーション自体は好きなのに、普通のコミュニケーションが苦手な、めんどくさい人間です。 精神不安定な理由 COVID-19流行のせいで自宅に引きこもること、はや3週間。 当初は溜め込んでいたやるべきことの処理に勤しんだり、久々の時間的余裕を満喫…
素直に「悲しみ」や「怒り」の感情を抱けなくなって、かわりに「諦念」「怖れ」「嫉妬」「メタ的思考」とかが増えたのかも。 「死」の捉え方 中学校時代の級友が、亡くなった。突然のことだった。 つい3ヶ月前、成人式の時に会って話したばっかだった。身長…
「大人になる」ってなんだったんだろうか。 2020年3月19日、私は20歳の誕生日を迎えた。成人したのである。 「大人になった」のである。 制限行為能力者を脱した。飲酒できるようになった。いろいろなところで親の署名が不要になった。クレカの利用枠引き上…
「いい人」で何が悪い? 手前味噌っぽいが、私は人から「いい人」と呼ばれることが多くある。それは自分でも認める。 この「いい人」というのは、まじめに授業を受け、人の要望を基本的に聞き入れ、仕事を回収し、滅多に怒らず人を対等に扱い、人を嫌ったり…
いくら自己肯定感が高くても、他人からの承認がないと不安。気持ち悪いようだけど、言わせて欲しい。 ※最初に断言しておくが、この文章の内容は決して私の肉体的・精神的性自認である「男」に限定していない。ただし、私自身は肉体的にも精神的にも男性を自…
誘うってさ、意外と難しくない? 「誘う」という行為、これはそんなに単純じゃない行為だと思っている。私はこの行為、結構苦手だ。 誘う時、その人が自分に誘われて不快に思わないか、自分とともに行動して本当に楽しいのか、ということを考えてしまうから…
年上が後輩? 同期が違う学年? 誰に敬語使う? 難しい。 今回は、本来書く予定だった記事から大幅に変更してお送りする。 [論11]で「組織のあり方」について述べたが、どこの組織においても敬語の使用を伴う「上下関係」というものが存在する。 utok-trav…
バ畜だからといって、働くのが好きなわけではない。 先日、アルバイトの意義に関して思うことを述べた。そこに書いた通り私はアルバイトは非常に有意義なものと考えているし、実際現在でも(厳密には「アルバイト」の形式ではないにしろ)続けている。 しか…
非リア芸、アイデンティティにしすぎちゃダメ。 [憂3]の記事で書いたように、私は恋愛ができない。 utok-travelandthinking.hatenablog.com ゆえに当然のごとく恋人いない歴=年齢である。[憂1]の記事でもちょっと触れていたが、このように自分が「未リア…
今回の文章は若干下品な部分も含むこと、あらかじめご了承いただきたい。ドン引かないでほしい。書いていて自分でも考えがうまくまとまらず駄文となってしまったが、お許しいただきたい。もともとこのテーマはもっと後の時期に書くつもりだったが、最近思う…
決して休まない夏休みが今、始まる。 ついに8月に入り、いよいよ夏休み感が増してきた。 さて、私は夏休みの間に何をすればいいのか。とりあえず列挙してみよう。 資格試験の勉強、委員会の業務、サークルの合宿と業務、ひとり旅に友人との旅、ボランティア…
夏休み最初の本日の記事では、これまでの2Sの生活をまず振り返ってみたい。 「人生の夏休み」とも言われる大学生活、その中でも特に楽だと言われる「2Sセメスター」。それが静かに幕を閉じた。前期教養の授業がほぼ終了したも同然である。 そして今度は、「…