どこかの元T大生の思考

不定期です。旅行と考えることが好きな元T大生が、たまーに駄文を公開します。旅の記録を語る[旅]、何かに対する見解や主張をぶつける[論]、自分の生き方について思いを巡らせる[憂]、趣味などについて書き散らす[雑]の4つのカテゴリーで。

[憂26]2022年を振り返って

自分の存在が大きく動いた一年だった、と思う。

 

 

2022年が終わる。

軽く振り返ってみれば、これまでに経験のなかった様々なことが起こった一年であった。間違いなく、人生で最も濃い一年の一つであっただろう。

幸い、卒論に追われていた昨年と違い、若干の余裕がある。この一年を振り返った方が良い気がして、重い腰を上げ、久々にブログ記事を書くことにしてみた。

 

 

卒論執筆という学び

 

思えば2022年は、完成間際の卒業論文に画竜点睛を加えるところから始まった。

卒論という厄介な存在は、本来2021年中に片付けてしまう予定であった。しかし私の怠惰、及び時間ギリギリまでこだわろうとする性格が災いし、12月31日になっても僅かに埋まらない部分があった。私の正月は、その部分を埋め、また文章全体を一読して修正するところから始まった。幸い大方は2021年中に片付けていたので、1月2日には修正完了し、製本の依頼をすることができた。1月4日、製本できた卒論を受け取り提出、これをもって私の卒論との戦いは終わりを告げた(厳密にはその後の発表会用のスライド準備等があったが)。

 

私はアカデミアに進むわけではないので、学術的な論文をしっかりと書くのはこれが最初で最後かもしれない。その一度の機会の中で、自分で問いを立て、先行研究にあたり、問いを検証するための社会調査を行い(※私の専攻は社会学)、その結果を理論枠組みと接合させながらまとめ、期限内に形にして提出するという、とてつもなく貴重な経験をした。社会学という学問の性質上、どうしても自らの意見が前面に出てきそうになることはあれど、それが単なる「意見」でなく「仮説」あるいは「考察」となるよう工夫が必要であった。いかに適切な文章を書くか、というのはこのブログの執筆にあたって役立ったかもしれないし、それ以上に今後の社会生活においてかなり大事な能力となるかもしれないと考えると、卒論執筆によって貴重な学びを得たものだと思う。

思い返せば、私の論文は十分に「学術的」と言えるような内容・方法論ではなかったかもしれない。しかし、そう思える時点で既にある程度「学術的」な手法を認識しているというものであり、かつそれに対するリスペクトを身につけているということである。

 

学術的な方法論へのリスペクトと、文章執筆における注意点への気づき、2021年から2022年にかけて得られたこれらは一生忘れないでいたい。

 

 

最長の旅という計画

 

2022年を語る上で欠かせないのが「最長の旅」である。前の記事でまとめたように、1月19日夜から3月24日まで、中断を挟みつつ65日間にわたって日本国内を旅したものである。その主目的はもちろん「最長片道切符」を用いた旅の遂行であり、無事やり遂げることができた。この旅を通して、目標であった「学生生活中のJR全線完乗(※西九州新幹線開業前)」「学生生活中の全都道府県宿泊」を達成することができた。……もう懐かしいレベルである。

 

旅慣れているものにとって、長旅はかなり「作業」の側面が大きいものであり、これを通して「人生が変わった」とまでは言えない。しかしながら、様々な予定との折り合いをつけながら、期限(切符の有効期限は56日間)内に目標を達成しようとするその営みは、間違いなく楽しいものであった。「楽しい」でなく「学んだ」ところがあるとすれば、「日本」という単一の国における様々な姿を見たことによる気づきと、複数の予定に折り合いをつける計画の能力であろうか。

 

2022年で一番大きなイベントであったと言っても過言でない長旅、これによって得られた楽しさや学びはずっと忘れたくないし、おそらく忘れないと思う。

 

 

就職という変化

 

2022年がこれまでと大きく異なったのは、自らが「学生」という身分を離れたことである。

 

社会人になって私が思ったのは、私は「自由」をかなり愛していたということである。学生の間はかなりフラフラしており、そこに深い楽しみを覚えていたのが私であったのだ。それに対して社会人となると当然の如く「責任」がまとわりついてきて、迂闊な行動を取ることができない。

しかしながら当然であろうが、人間が成長するには「責任」を取るため適切な行動を取れるようになることが大事である。

 

9ヶ月が経ってなお、私は一人前の社会人とは口が裂けても言えないような状態だが、そろそろしっかりと「自由」への憧憬を捨て、「責任」を背負う覚悟を決めねばならないのかもしれない。

 

 

一人旅という継続

 

「学生」の身分を離れてもなお、私は一人旅が好きで、一人旅を休暇を使って実行してきた。それに、また別の記事で書くと思うが、一人旅における新たな目標も見つけてしまった。

 

立場としては学生ほど「自由」ではないが、その中でも自らの趣味を「自由」に実行する、それは十分に可能だと改めて気づいたし、今後も自身の人生を豊かにするためにずっとそうでいたい。

 

 

清算」の年

 

2022年は、意外と「清算」の年だったのかもしれない。卒論完成によって大学での学びを一旦まとめ、「最長の旅」によって自身の国内旅に一つの区切りをつけ、大学卒業と就職によって過去の自分との繋がりを一旦断つ。

それでもなお一人旅は続くし、自分という存在は2021年も2022年も2023年も連続しているものである。

 

ちなみに2018年は「遭遇」、2019年は「発散」、2020年は「集中」、2021年は「準備」の年であったか。3年間の経験を経ての2021年の「準備」が目指した先が2022年であり、実際にその準備の成果を発揮することができたのではないかと思う。

 

でも、当然2022年への未練もある。2023年こそは、と思うことも数多ある。この想いは今日をもって「清算」してしまうのではなく、2023年に受け継ぎ、より良い人生を作っていきたい。

 

 

2022年度になってから私のブログの読者となってくださった皆さまへ

結局、皆さまが読むようになってくださってから記事を一本も出せておらず、申し訳ありません。書きたいことは山ほどあるし、2023年はもう少し文章に対して真摯に向き合おうと思いますので、今後の記事にご期待いただけると幸いです。

 

皆さま、2022年は大変お世話になりました。

2023年も変わらず、どうぞよろしくお願いいたします。

[旅59]最長(片道切符)の旅:総括

最長片道切符を使った「最長片道切符の旅」でありつつ、その間に他のコンセプトの旅も実行した「最長の旅」となった。

 

 

期間

 

最長の旅全体の期間:2022年1月19日(-2日目)〜2022年3月24日(62日目)

最長片道切符の有効期間:2022年1月22日(1日目)〜2022年3月18日(56日目)

なお、-2日目は自宅から成田まで移動したのみである。

 

自宅に帰っていない期間を一つの「幕」とすると、以下のようになる。

第1幕:2022年1月19日(-2日目)〜2022年2月3日(13日目):稚内→長岡/岩手/スキー

第2幕:2022年2月5日(15日目)〜2022年2月10日(20日目):長岡→南浦和/新潟足止め

第3幕:2022年2月12日(22日目)〜2022年2月13日(23日目):南浦和越生

第4幕:2022年2月14日(24日目)〜2022年2月15日(25日目):越生→八王子/富士五湖

第5幕:2022年2月16日(26日目)〜2022年3月6日(44日目):八王子→厚狭/四国/岐阜県

第6幕:2022年3月7日(45日目)〜2022年3月18日(56日目):厚狭→肥前山口/八重山

第7幕:2022年3月19日(57日目)〜2022年3月24日(62日目):富山県/沖縄本島/首都圏

 

期間中、以下のような用事があったため、それに配慮して最長片道切符の旅を進める必要があった。

オンラインのアルバイト:2022年1月22日(1日目)夜、2022年2月12日(22日目)午前、2022年2月17日(27日目)、2022年2月18日(28日目)夜、2022年2月25日(35日目)夜、2022年3月7日(45日目)夜、2022年3月15日(53日目)夜、2022年3月16日(54日目)夜

卒論報告会(オンライン):2022年1月25日(4日目)夕方→2022年1月28日(7日目)午後、2022年2月4日(14日目)

高校の友人とのスキー(南魚沼):2022年2月1日(11日目)〜2022年2月3日(13日目)

課外活動関連(オンライン):2022年2月4日(14日目)夜、2022年2月8日(18日目)夜、2022年2月9日(19日目)昼、2022年2月11日(21日目)朝、2022年2月14日(24日目)昼、2022年2月17日(27日目)、2022年2月22日(32日目)夜、2022年3月1日(39日目)昼、2022年3月18日(56日目)夕方

家族でのあしかがフラワーパーク訪問:2022年2月11日(21日目)

対面のアルバイト(都内):2022年2月16日(26日目)、2022年3月19日(57日目)

家族旅行(岐阜県):2022年3月3日(41日目)〜2022年3月6日(44日目)

サークルの卒業旅行(八重山):2022年3月8日(46日目)〜2022年3月12日(50日目)

大学の先生の最終講義(都内):2022年3月19日(57日目)夕方

高校の友人との旅行(富山県):2022年3月20日(58日目)〜2022年3月21日(59日目)

大学の友人との旅行(沖縄本島):2022年3月21日(59日目)〜2022年3月23日(61日目)

免許更新(鴻巣):2022年3月24日(62日目)

 

 

コンセプト

 

・最長片道切符の経路を、途中区間の放棄なしに全て通る。

・これまで宿泊したことのなかった都道府県全てに宿泊する。また、大学生になってから宿泊したことのなかった都道府県全てに宿泊する。

・[雑22]にも書いたように、JR全路線を完乗する。

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・可能な限り、在来線特急を使わない。

・(-1日目に決定)最長片道切符経路上の全ての駅に、「駅メモ」でアクセスする。可能な限りチェックインする。

・(0日目に決定)最長片道切符の経路を移動している間は、個室あるいは半個室の環境で就寝する(ネットカフェの通常のブースでは寝ない)。

・(3日目に決定)最長片道切符で通過する「都道府県庁所在地の代表駅」すべてで途中下車し、下車印をもらう。

・(25日目に決定)1人で宿泊したことのなかった都道府県全てに宿泊する。

・(33日目に決定)1人で店で飯を食べたことのなかった都道府県全てで1人で飯を食べる。

・(53日目に決定)最長片道切符ゴールの肥前山口駅では無効印をもらう。

・上記を、上に整理した各種の用事に出席しながらこなす。

 

 

遂行旅程

 

56日目までの旅程素案は[雑20]で示した通りである。

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実際のルートを「幕」ごとにまとめてみた。ピンが立っているのが宿泊地。21日目のルートと、自宅あるいは友人宅がある部分(星マーク前後)は省いている。

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このうち最長片道切符の経路のみを抽出して、一日ごとに色を変えて示すと、以下のようになる。「幕」が切り替わる駅を星マークで示している。

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最長片道切符の経路自体は以下の通りである。

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以下、1日ごとの記録。

 

-2日目:家→公津の杜〔快活CLUB成田ニュータウン店〕

-1日目[札幌]:公津の杜→成田空港→(peach新千歳空港→《新千歳空港→留萌学割切符》新札幌(札幌市営地下鉄乗りつぶし・周辺観光・真駒内↔︎(バス)定山渓)→白石→森林公園〔快活CLUB厚別東店〕

0日目[留萌]:森林公園→深川→道北バス留萌→《萌えっ子フリーきっぷ》(沿岸バス)雄冬→(沿岸バス)豊富→稚内〔THE STAY WAKKANAI〕

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1日目道北稚内新旭川→北見(オンラインでの用事)〔東横INN北見駅前〕

2日目道東北見→網走(周辺観光)東釧路→帯広〔東横INNとかち帯広駅前〕

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3日目道央帯広→富良野旭川→深川(深川→(道北バス)留萌→深川)岩見沢→沼ノ端→白石→札幌〔快活CLUBすすきの店〕

4日目道南札幌札幌市電乗りつぶし・周辺観光)倶知安長万部→(特急)新函館北斗新函館北斗→函館(卒論報告会)〔ホテルシャロームイン2〕)

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5日目[函館]新函館北斗(《はこだて旅するパスポート1日用》函館→(バス)湯の川→函館→木古内→(バス)函館→(藤城支線経由)森→鹿部→函館→函館どつく前・谷地頭・函館夜景→函館→新函館北斗新青森→盛岡〔快活CLUB盛岡大通店〕

6日目陸奥盛岡→好摩→大館(大館↔︎東能代弘前(周辺観光)→川部→深浦→東能代→秋田→羽後牛島〔快活CLUB秋田牛島店〕

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7日目出羽羽後牛島→村上(卒論報告会)→坂町→米沢→新庄→横手〔快活CLUB横手店〕

8日目[岩手]横手→ほっとゆだ(入浴)→北上(《いわてホリデーパス》《ほっとゆだ→横手→大曲→盛岡→北上学割切符》北上→花巻空港→花巻(マルカンビル大食堂)→釜石→盛→気仙沼→一ノ関→(在)北上→横手〔快活CLUB横手店〕)

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9日目陸奥北上(横手→大曲→盛岡→(幹)北上)→(在)一ノ関→古川→小牛田→石巻→松島海岸(周辺観光)→仙台→白石蔵王→福島(福島↔︎飯坂温泉→大河原〔快活CLUB大河原店〕

10日目岩越大河原→岩沼→いわき→郡山→新津→長岡〔スーパープライスホテルインパクト2022〕

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11日目(2/1)〜13日目(2/3):長岡(長岡→(幹)越後湯沢(スキー3日間)〔舞子の宿キラク2泊〕→家〔家〕)

11日目:長岡駅(JR上越新幹線越後湯沢駅(バス)舞子スノーリゾート〔舞子の宿キラク

12日目:舞子スノーリゾート〔舞子の宿キラク

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13日目:舞子スノーリゾート(バス)越後湯沢駅(JR上越線高崎駅(JR八高線小川町駅東武東上線)家〔家〕

14日目(2/4):長岡(家(卒論報告会・オンラインでの用事)〔家〕)

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15日目[新潟]長岡(家→高崎→(幹)浦佐→(幹)長岡)燕三条→新潟→吉田(吉田↔︎弥彦)→柏崎(柏崎→(バス)日吉町〔OYO ビジネスホテルちとせ〕)

16日目:柏崎(柏崎営業所入口→(バス)柏崎駅前→(バス)長岡駅前/長岡駅東口→(バス)栃尾車庫前→(徒歩)中央公園前→(バス)長岡駅前→(バス)センタープラザ前→(バス)与板仲町→(バス)魚の市場通り→(バス)長岡駅前→(バス)喜多町→(バス)中央通長浜)〔OYO ビジネスホテルちとせ〕

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17日目:柏崎(日吉町→(バス)柏崎)→宮内(宮内→柏崎→吉田→新潟→新発田→新津→長岡→(バス)東川崎三叉路〔快活CLUB長岡川崎店〕)

18日目信越宮内(東川崎三叉路→(バス)長岡→宮内)越後川口→飯山かまくら村)上越妙高糸魚川フォッサマグナミュージアム南小谷→松本(オンラインでの用事)〔Hotel M Matsumoto〕

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19日目[上信]松本→篠ノ井→長野→高崎→上毛高原→越後湯沢(越後湯沢→(徒歩)ガーラ湯沢→越後湯沢)→新前橋→前橋(周辺観光・オンラインでの用事)→小山→自治医大(周辺観光)→宇都宮〔パークプラザ宇都宮〕

20日北関東宇都宮→(在)安積永盛→水戸→新松戸→南浦和南浦和→家〔家〕)

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21日目:南浦和(家(オンラインでの用事)→あしかがフラワーパーク→家〔家〕)

22日目千葉南浦和(家(オンラインのアルバイト)→南浦和→赤羽→池袋→田端→秋葉原→佐倉→佐原(周辺観光)→松岸→成東→大網(大網→千葉〔快活CLUB千葉中央店〕)

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23日目[都心]大網(千葉→大網)→勝浦(勝浦朝市)安房鴨川(周辺観光)→館山(周辺観光)蘇我→東京→神田→代々木→新宿→西国分寺武蔵浦和→大宮→(幹)熊谷→倉賀野→越生越生→家〔家〕)

24日目武相越生(家→越生東飯能(周辺観光)→拝島→立川→武蔵小杉→品川→川崎→尻手→浜川崎→鶴見→横浜→磯子→大船→藤沢(オンラインでの用事)国府津→御殿場→沼津→富士→入山瀬(さわやか富士鷹岡店)甲府甲府酒折〔快活CLUB甲府上阿原店〕)

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25日目富士山甲府(玉諸小学校前→(バス)甲府→山梨市(周辺観光)→大月(大月→富士山→(バス)山中湖周辺→(バス)河口湖→大月)→八王子(八王子→家〔家〕)

26日目[駿豆]八王子(家→都内対面の用事→八王子)→新横浜→小田原→(在)熱海→(在)三島→新富士→静岡→六合〔快活CLUB島田店〕

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27日目[遠江]六合(オンラインでの用事)→(在)豊橋→豊川〔快活CLUB豊川インター店〕

28日目愛知南信豊川→辰野→岡谷→塩尻→奈良井(奈良井(周辺観光)塩尻→(バス)贄川→奈良井→金山(オンラインの用事)→名古屋→四日市〔快活CLUB四日市西新地店〕

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29日目紀勢四日市→亀山→津(周辺観光)多気多気→鳥羽(周辺観光)→(徒歩)中之郷→宇治山田→(徒歩)伊勢市多気→新宮→紀伊勝浦〔民宿こいで〕

30日目[和歌山]紀伊勝浦→串本(周辺観光)→御坊(御坊→西御坊→(徒歩)紀伊御坊→御坊)→和歌山→高田→奈良〔bnb+奈良sarasa

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31日目阪奈滋賀奈良→新今宮→福島(福島→野田→福島)→大阪→京橋→木津→柘植(柘植→亀山→桑名→大垣→(新垂井線)米原→貴生川→柘植)草津膳所〔快活CLUB大津膳所店〕

32日目岐阜北陸膳所→山科→近江塩津米原→岐阜→猪谷→富山→新高岡(新高岡→高岡→戸出(オンラインでの用事)〔快活CLUB高岡戸出店〕)

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33日目[金沢]新高岡(戸出→城端→新高岡)→金沢(金沢↔︎(バス)湯涌温泉西金沢新西金沢→鶴来→野町→新西金沢→福井(福井→三国→あわら湯のまち(周辺観光)→福井口→勝山→福井)〔快活CLUB福井駅前店〕

34日目京都兵庫福井→敦賀→東舞鶴→綾部→二条(二条→(バス)西賀茂車庫前(MKバイキング上賀茂)→(バス)東山三条→(徒歩)三条京阪→二条)→京都→(幹)新大阪→新神戸西明石→兵庫(兵庫→和田岬→(徒歩)兵庫)→神戸→尼崎→福知山〔ニコニコカプセルホテル〕

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35日目鳥取福知山→浜坂(浜坂↔︎(バス)湯村温泉鳥取→郡家(郡家↔︎若桜東津山→姫路→(在)上郡→岡山(オンラインの用事)(岡山→高松〔快活CLUB瓦町駅前店〕)

36日目[土讃]岡山(《琴平→後免学割切符》瓦町→長尾→瓦町→琴電志度→瓦町→琴電琴平/琴平→後免→(徒歩)後免町高知城前(周辺観光)→伊野→大橋通(周辺観光)→(徒歩)堀詰→はりまや橋→桟橋通五丁目→(徒歩)桟橋車庫前→高知駅前→蓮池町通〔ファンキータイム追手筋店〕)

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37日目[松山]岡山(《伊予大洲今治学割切符》はりまや橋→(高速バス)松山市/松山市駅道後温泉(周辺観光)→松山市駅/松山市郡中港/伊予市伊予大洲伊予長浜(ショッパーズ)→松山/JR松山駅前→古町→高浜→(バス)松山観光港→(バス)松山市いよ立花→(バス)南石井→(徒歩)乙井橋→(バス)松山市駅→古町→横河原→石手川公園〔快活CLUB松山大街道店〕)

38日目岡山岡山松山市駅本町六丁目→(徒歩)松山→(特急)今治→(高速バス)福山→岡山)→津山(津山↔︎林野)→新見→倉敷→(在)三原〔快活CLUB三原店〕)

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39日目広島三原→竹原(周辺観光)海田市→広島→向原(オンラインでの用事)備中神代伯耆大山→松江(松江→(バス)玉造温泉→(徒歩)玉造温泉→松江)〔松江アーバンホテル2号館〕

40日目島根松江→益田→津和野(周辺観光)→山口(周辺観光)新山口本由良宇部→居能→雀田(雀田→長門本山→(徒歩)雀田)→小野田→厚狭(厚狭→下関→小倉→(夜行バス))

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41日目〜50日目:厚狭((夜行バス)家族旅行4日間〔岐阜県内3泊〕→首都圏〔家1泊〕→サークル卒業旅行6日間〔沖縄県内5泊〕→福岡空港→(徒歩)柚須→吉塚→下関→梶栗郷台地〔快活CLUB下関綾羅木店〕)

41日目:(夜行バス)京都駅(JR東海道本線名古屋駅JR中央本線)中津川駅(自家用車)苗木城跡(同)下呂温泉大江戸温泉物語下呂新館〕

42日目:下呂温泉(自家用車)飛驒古川(同)飛驒高山〔ワットホテル&スパ飛騨高山〕

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43日目:飛驒高山(自家用車)白川郷(同)神岡(同)飛驒高山〔ひだホテルプラザ〕

44日目:飛驒高山(自家用車)松本(同)家〔家〕

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45日目:家(東武東上線朝霞台駅/北朝霞駅(JR武蔵野線東松戸駅(京成成田スカイアクセス線)成田空港(peach新石垣空港(バス)石垣市街(オンラインの用事)〔ゲストハウス&ダイビング シーコロ〕

46日目:石垣市街(徒歩)石垣港(フェリー)久部良港(バス)祖納(バス)与那国空港RAC新石垣空港(バス)サンエー前〔ホテルリゾートイン石垣島

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47日目:サンエー前(バス)石垣港(高速船)西表大原港/仲間川マングローブクルーズ(レンタカー)浦内川観光(同)白浜港(連絡船)船浮港(同)白浜港(レンタカー)星砂の浜(同)ラ・ティーダ西表リゾート〔ラ・ティーダ西表リゾート〕

48日目:ラ・ティーダ西表リゾート(レンタカー)由布島(同)西表大原港(高速船)波照間港(送迎車)ハウス美波(レンタサイクル)日本最南端の碑(同)ハウス美波〔ハウス美波〕

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49日目:ハウス美波(送迎車)波照間港(高速船)石垣港(同)竹富港/竹富島(同)石垣港(バス)平得北(レンタカー)琉球観音埼(同)石垣市街〔東横イン石垣島

50日目:石垣市街(レンタカー)川平湾(同)新石垣空港peach福岡空港(徒歩)柚須駅(JR篠栗線吉塚駅(JR鹿児島本線/山陽本線下関駅(JR山陰本線梶栗郷台地〔快活CLUB下関綾羅木店〕

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51日目長門厚狭梶栗郷台地/松風町入口→(バス)唐戸(関門トンネル人道・唐戸市場)→(バス)下関→厚狭)→美祢(美祢↔︎(バス)秋吉台長門市長門市→仙崎→(徒歩)王子山公園→(バス)長門市→幡生→下関→門司→西小倉→行橋〔快活CLUB福岡行橋店〕

52日目豊州行橋→佐伯→(特急)日向市(ナガノヤ)→宮崎(宮崎→宮崎空港田吉志布志南宮崎→宮崎)〔東横イン宮崎駅前〕

utok-travelandthinking.hatenablog.com53日目南九州宮崎→都城→吉松→隼人→鹿児島→(在)川内→新八代宇土宇土↔︎三角)(オンラインのアルバイト)〔快活CLUB熊本宇土店〕

54日目筑紫宇土→(在)久留米→夜明→田川後藤寺新飯塚→折尾→吉塚桂川→原田→博多(博多→(バス)赤坂門(オンラインのアルバイト)〔UNPLAN Fukuoka〕)

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55日目肥前博多大濠公園→博多)新鳥栖肥前山口早岐諫早肥前山口→有田→伊万里唐津→天神(周辺観光)→友人宅〔友人宅〕

56日目:友人宅→福岡空港→(JAL羽田空港→家(オンラインでの用事)〔家〕

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57日目:家(東武東上線など)都内(対面のアルバイト・大学の先生の最終講義)(東京メトロ丸ノ内線新宿駅(夜行バス)

58日目:(夜行バス)金沢駅(レンタカー)ひみ番屋街(同)雨晴海岸(同)宇奈月温泉〔ホテル黒部〕

59日目:宇奈月温泉/宇奈月温泉駅地鉄本線)新黒部駅/黒部宇奈月温泉駅JR北陸新幹線)大宮駅(JR京浜東北線)東京駅(JR総武線快速/成田線)成田空港(peach那覇空港(レンタカー)万座毛(同)ロイヤルビューホテル美ら海〔ロイヤルビューホテル美ら海〕

60日目:ロイヤルビューホテル美ら海/美ら海水族館(レンタカー)古宇利島(同)新山そば(同)億首川マングローブ林(同)CAVE OKINAWA(同)おもろまち東横イン那覇新都心おもろまち

61日目:おもろまち(バス)金城ダム(徒歩)儀保駅ゆいレール牧志駅(徒歩)牧志公設市場(徒歩)美栄橋駅ゆいレール那覇空港peach)成田空港(JR成田線/総武線快速)東京駅(JR中央線上野原駅(同)四方津駅/コモアしおつ(同)八王子駅JR横浜線古淵駅〔快活CLUB古淵駅前店〕

62日目:古淵駅JR横浜線横浜駅(JR横須賀線武蔵小杉駅(JR相鉄直通線)羽沢横浜国大駅(同/埼京線)大宮駅(JR高崎線鴻巣駅(バス)埼玉県免許センター(免許更新)(バス)鴻巣駅(JR高崎線上野駅東武東上線など)家utok-travelandthinking.hatenablog.com

 

 

記録

 

特記なき限り、最長の旅期間(65日間)中の記録。

 

総移動距離:27,554kmGoogleマップのタイムラインから判定)

  • 最長片道切符による移動距離(代行バス含む):10,153kmGoogleマップのタイムラインから判定)
  • 鉄軌道による移動距離(代行バス・代行タクシー除く):14,949kmGoogleマップのタイムラインから判定)

 

乗車した列車の本数(代行バス除く):494本

  • 最長片道切符で乗車した本数(代行バス含む):300本ちょうど

乗車した路面電車の本数:21本

乗車したバスの本数(高速バス・代行バス含む):92本(留萌十字街→幌延深地層研究センター前→豊富駅を1本とする)

搭乗した航空機の本数:7本(NRT→CTS、NRT→ISG、OGN→ISG、ISG→FUK、FUK→HND、NRT→OKA、OKA→NRT)

乗った船の本数:12本(遊覧船含む)

 

宿泊回数:54回

  • 快活CLUBに泊まった回数:24回成田ニュータウン、厚別東、すすきの、盛岡大通、秋田牛島、7日目横手、8日目横手、大河原、17日目長岡川崎、千葉中央、甲府上阿原、島田、豊川インター、四日市西新地、大津膳所、高岡戸出、福井駅前、高松瓦町駅前、松山大街道、三原、下関綾羅木、福岡行橋、熊本宇土古淵駅前)
  • 快活CLUB以外のネットカフェに泊まった回数:1回(高知)
  • 東横インに泊まった回数:5回北見駅前、とかち・帯広駅前、49日目石垣島宮崎駅前、那覇新都心おもろまち
  • 東横イン以外のビジネスホテル(客室バストイレ付き)に泊まった回数:2回(函館、10日目長岡)
  • 温泉付きホテルorリゾートホテルに泊まった回数:6回(下呂、42日目飛驒高山、43日目飛驒高山、西表、宇奈月、美ら海)
  • カプセルホテルに泊まった回数:4回(松本、宇都宮、福知山、松江)
  • ドミトリーに泊まった回数:3回(稚内(相部屋客無し)、奈良(半個室)、54日目福岡(部屋貸切))
  • その他宿泊施設に泊まった回数:8回(11日目南魚沼舞子(スキーヤー向け宿)、12日目南魚沼舞子(同)、15日目柏崎(風呂共用の格安ホテル)、16日目柏崎(同)、南紀勝浦無人民宿)、45日目石垣(ゲストハウス)、46日目石垣(ウィークリーマンション風)、波照間(コテージタイプ))
  • 友人宅に泊まった回数:1回(55日目福岡)

夜行バスに乗った回数:2回(小倉→京都、新宿→金沢)

自宅で夜を明かした回数:8回

 

ホームに降りた駅数(路面電車の電停除く)(同じ駅を重複計上しない):467駅

  • 駅構外に出た駅数(路面電車の電停除く)(同じ駅を重複計上しない):402駅
  • 駅スタンプをもらった駅数:239駅

最長片道切符でホームに降りた駅数(稚内駅除く・厚狭駅含む):327駅

  • 最長片道切符で駅構外に出た駅数(同):272駅
  • 最長片道切符に途中下車印を押してもらった駅数:251駅
  • 最長片道切符で駅スタンプをもらった駅数(同):215駅

最長片道切符経路上で「駅メモ」のチェックインに失敗した駅数:13駅(黒田原、板橋、千葉みなと、十島鶯巣、長森、美作大崎、西勝間田、勝間田、林野、内名、植村、諏訪)

 

物を落とした回数:8回(帯広で東横インのカード、安房鴨川でLightningケーブル、品川でスタンプ帳、熱海で最長片道切符、塩尻で浜松土産、おそらく福井でナイロンタオル、おそらく福知山でUSB→コンセントの変換パーツ、湯村温泉でポケットWi-Fi)(ナイロンタオルとパーツ以外は回収)

誤乗した回数:1回大阪府の福島駅)

乗り遅れた回数:2回勝浦駅新大阪駅

 

出発前含む、最長の旅に関係のある費用全合計:584,053円

 

 

旅程評価

 

・上に書いたコンセプトのすべてにそぐう旅程としては、かなり良いものであった。旅程策定能力を遺憾無く発揮できたと思う。

・ただ、41日目は夜行バスを大阪駅で下車してそこからJRで移動した方が、早く中津川駅に到着できた。この点に限れば、最良の旅程では無かったと思う。

・また、16日目・17日目の2日間にわたり新潟で足止めを食らったため、後から考えると15日目・16日目は大人しく家に滞在して、17日目に家→長岡→新潟→柏崎→宮内→長岡と進むのが賢明だったと判断される。あるいは栃尾や与板や寺泊への訪問をしたい場合、15日目は家に滞在して、16日目に家→長岡→栃尾・与板・寺泊→長岡、17日目に長岡→新潟→柏崎→宮内→長岡と進むのが適切だった。しかし上越線運転再開がいつになるかを予知することは難しく、これに関しては理想の旅程を実現できなかったのはやむを得ないと思う。

・なお、柏崎の宿は最悪だった。長岡(川崎)の快活CLUBに泊まるのが適切だった。

 

 

雑感

 

・かなりの覚悟を持って挑んだが、楽しかったことは間違いない。ただ、それは私が限界旅に慣れているから・暇つぶしの方法を心得ているからであり、当然ながら全人類が容易にできる旅ではない。

・相変わらずの強運に恵まれた。健康体で、一切の区間放棄も無く最長片道切符の旅を完遂できたのは、幸運であったと言うほかない。もしも三重県訪問が無くなっておらず旅程の余裕が無かったら、飯山線区間(2/4乗車予定だったが2/4〜2/7は運休)を放棄することを強いられていたかもしれない。

・当然だが、異常な額の金がかかった。貯金は消え去った。ただ、金の使い道としては間違っていなかったと思うし、一切後悔はしていない。

・あまりにも長い旅ゆえに、出発前に旅程を確定させることはできず、旅をしながらその先の区間の旅程を確定させねばならなかった。旅程の確定でかなりの時間が取られ、なかなか気が休まらなかった。

・加えて「この先に通る予定の区間で運休が発生しないか」というのに常に神経を尖らせることとなり、寿命は縮まった気がする。「最長片道切符の旅」という縛りがなければ別ルートでの迂回は容易なのだが、この縛りがあるがゆえにルートは1つになってしまい、運休が発生すると非常に渋い。

・「Googleマップのタイムラインで位置情報を記録する」「駅メモで行く先々の駅にチェックインする」これらを-2日目あるいは-1日目の時点で発想していた私は天才である。おかげで旅がよく記録できた。感謝。

・途中で「北海道フェア」だの「九州物産展」だのを見ることもあったが、「こここないだ行ったぞ」「こここれから行くぞ」などと思えるのはなかなか面白かった。

・大学のレポートや課外活動の作業などがあったため、ノートパソコンを手放せなかったのは非常に負担となった。荷物が重くなる。

・かなりの期間を不在にすることとなったため、またスキーや家族旅行で現地合流という一般的でない手法を取ることになったため、周囲にはかなりの迷惑をかけることになった。謝らねばならない。

・間違いなく、一生忘れない思い出となった。

[論31]働く意味を探して

勤労が生活の中心となる40年間を迎えるにあたって。

 

 

全日制の学生からフルタイムの労働者に変わる、これは人生において経験される変化の中でもかなり大きなものだと思う。

一般的に「真っ当な生き方」と呼ばれる生き方をする場合、生活において最も時間を割く存在が「勉学」や「研究」でなく「勤労」となり、それがリタイアするまでの間ずっと長く続く。

「〇〇大合格」や「××のテーマの研究を進める」や「△△に就職する」といった比較的明確な目標があった学生時代と比べ、自身の人生を自身で切り開かねばならない度合いが強まり、自由の増大とともに責任も増大する。いわば、人生の目標が見つけづらくなる。

そして勤労の意味合いが、以下のように変わってくる。

 

大学時代の私は、「4年間しかない大学生活を充実したものとして過ごす」を大きな目標として過ごしてきた。その際、「4年間」という制約が自分自身を動かす原動力となり、「このセメスターを逃したらもう履修できないだろう」と考え多くの講義を履修したり、学生時代全都道府県宿泊・JR全路線完乗達成を目指して半ば計画的に行動したりできた。

そしてそういった行動を実行するにあたっては、お金が必要であった。その活動資金を調達するために、私はアルバイトをするに至った。

アルバイトを行う最大の目的は「学生としての営みにおける目標達成に必要な資源を調達すること」、すなわちアルバイトという勤労は「生活の中枢となる存在を実行するためにやらねばならないもの」「目標達成のための手段」であり、それ自体が生活の中心あるいは目的であったわけではなかった。またアルバイトをする意義として「人生経験を積むこと」というのも考えたが、それは私にとってはあくまでも目標達成のための資金調達に付随するものであり、必要資金の調達という範囲を超えて「人生経験」のために労働することは「生活の中枢となる存在」すなわち学生生活を侵食するものであるが故に全く望ましくない、とすら考えていた。

(こういう「アルバイトは生活の中心でない」という考え方ができるのは、安くない学費については親が工面してくれた(自分は学費以外の費用だけを負担すればよかった)ため調達すべき資金が多額でなく済んだという、恵まれた家庭環境のおかげであるというのは重々承知の上である。)

 

一方でフルタイム労働者となると、その社会人生活は早期退職しなければ40年弱は続くわけであり(将来的な労働力不足でもっと長く続く気もする)、人生における目標として例えば「20代のうちに〇〇をする」と言ってもストレート大卒就職の場合は7~8年間残っている。自分自身を動かす原動力たり得る「この間にこれをやらねば」みたいな制約が、学生時代と比べて若干緩まる気がする。もっとも結婚して家庭を持てば「子供を養う」というのが目標……というか半ば義務のようなものとして立ちはだかるが、20代とりわけ20代前半前半のうちの結婚なんてもはや「大多数の人がやるもの」ではない。

その制約が緩まった環境で、フルタイム労働者となるため一般的に給与は学生時代より高くなり、必要な活動資金を上回る額が手に入りやすくなる(しかし薄給ゆえ手に入らない可能性もあるというのが業界あるいは日本経済全体の問題ではある)。というかアルバイトのようにシフト増加で調整することができないため、「必要な資金分だけ働く」ということが難しくなる。

勤労は「生活の中枢となる存在を実行するためにやらねばならないもの」というより、「生活の中枢」となる。「目標の達成のための手段」であれば良いけれども、その「目標」は見つけづらくなる。

 

私は例えばティッシュ配りのアルバイトを断続的に続けていたが、これは「生活の中枢となる存在を実行するためにやらねばならないもの」「目標達成のための手段」だからこそ耐えられたものである。私はティッシュ配りに何の楽しさもやりがいも感じなかった(社会への貢献という意味での存在意義がまるで感じられなかった)が、ただ「必要資金を調達して別の目標を達成するために必要な分だけやればいい」という事実があったが故に、お金だけを求めてそれに従事することができた。「人生経験を積む」という理由もつけて自分を納得させることもできた。

しかしながらそれをフルタイムの勤労で「生活の中枢」として実行せよと言われたら、どれほど金がもらえようと私は拒否するだろう。何の楽しさもやりがいも感じられないものが生活の中心になり、それを(そもそも「目標」を見つけづらい環境で)「目標達成のために必要な分だけ実行する」ことも難しい、そんな状況は苦痛でしかない。

 

必要最低限の稼得を超えた勤労の目標、見つけることが容易でなくなる中でどうやって見つければ良いのだろうか。それは家庭を持てば見つけやすくなるだろうが、多くの人は就職後すぐに家庭を持つに至るわけではない(し、私自身は[憂]で散々述べたような属人的なdisabilityを抱えているが故に家庭を持つに至ることが困難と認識している)。

いろいろ考えて、結局「やりがい」が重要なのではないかという単純な結論に至ってしまった。もはや考えれば分かること過ぎて説明するまでもないが、仕事の中で「自分の仕事は個人/社会に〇〇というインパクトをもたらすのだ」という認識が得られれば、まさにボランティア活動参加のモチベーションのように、「仕事をすることで〇〇というインパクトをもたらす」それ自体を目標とすることができる。勤労を「目標のため必要な金を稼ぐための手段」というより「目標のため自分が職業人として行動するための手段」として捉えるということだ。もちろん「やりがい」という綺麗事だけで勤労という苦痛をこなすことは困難だし、「やりがい搾取」は望ましくないだろうが、それでも仕事に「やりがい」を見出すことは重要なのだろうと改めて思う。

「自分の仕事は個人/社会に〇〇というインパクトをもたらすのだ」という点は、実際にそういうインパクトをもたらさないとしても、そう認識できれば良いのだろう。というか、自分をそう認識させることでいわば「騙す」ことが、フルタイムの労働者であり続けるためには必要なのかもしれない。

 

私は、まだ家庭を持つことを諦め切れてはいないが、一生を独身で過ごすこともある程度覚悟している。しかし独身で過ごすとなると、「自分の生活費だけ稼げればいいんだからパートタイマーでも良くない?」「苦労してフルタイムで働く必要なくない?」などと思ってしまうことも今後あるんじゃないか、と思っている(今はまだ思っていない)。そもそも「自分が今後生きる意味」それ自体を疑問に持ってしまうかもしれない。

ただし子孫を残さない中で「自分が生きた意味」をこの世に残すためには、私の性格では結局フルタイムの労働者としてそれなりの働きをすることが一番良いのではないか、と現時点で思っている。「自分が生きた意味」を残すためにフルタイムの労働者であり続ける、いつか「フルタイムの労働者であり続ける」が目的になってしまい真の目的を忘れてしまうかもしれないけど、そのために「やりがい」で自分を「騙す」ことは今後続ける必要がありそうだ。

 

缶コーヒーで有名なジョージアのコピーといえば、「世界は誰かの仕事でできている。」である。

私が漫画アプリcomico連載作品で一番好きな作品『パステル家族』で、主人公の明河原マヨは「働いている人はみんなカッコいいです(んだよ)!」という素敵な言葉を言っている(4話、29話など)。

どちらも些細な言葉かもしれないけど、「自分が世界の一部を作っている」「働いている自分はかっこいい」こういうのでも、今後働く上での割と大きなモチベーションになるのかもしれない。

 

「自分が生きた意味」をこの世に残すため、仕事に「やりがい」を見出して勤労のモチベーションを維持して、今後働いていきたい。

 

……まあ、大学卒業直後の自分がこう思っているだけであり、1年後や5年後や10年後の自分が同じことを考えているかは当然分からない。その時私がこの記事を読んでどう考えるかは、少し楽しみではある。

[旅58]最長の旅:57日目〜62日目(2022/3/19〜2022/3/24)

前の記事

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最長の旅の記録について

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ここからは「最長片道切符の旅」ではないので、ダイジェスト版で。

 

 

57日目(3/19)

 

都内での用事→都内から金沢への移動

1日分の遂行旅程概要:家(東武東上線など)都内(対面のアルバイト・大学の先生の最終講義)(東京メトロ丸ノ内線新宿駅(夜行バス)

 

 

 

58日目(3/20)

 

石川県での1人での店での食事→北陸鉄道浅野川線乗りつぶし→高校の友人との旅行1日目

1日分の遂行旅程概要:(夜行バス)金沢駅(レンタカー)ひみ番屋街(同)雨晴海岸(同)宇奈月温泉〔ホテル黒部〕

 

 

 

59日目(3/21)

 

高校の友人との旅行2日目→宇奈月から成田空港への移動→大学の友人との旅行1日目

1日分の遂行旅程概要:宇奈月温泉/宇奈月温泉駅地鉄本線)新黒部駅/黒部宇奈月温泉駅JR北陸新幹線)大宮駅(JR京浜東北線)東京駅(JR総武線快速/成田線)成田空港(peach那覇空港(レンタカー)万座毛(同)ロイヤルビューホテル美ら海〔ロイヤルビューホテル美ら海〕

 

 

 

60日目(3/22)

 

大学の友人との旅行2日目

1日分の遂行旅程概要:ロイヤルビューホテル美ら海/美ら海水族館(レンタカー)古宇利島(同)新山そば(同)億首川マングローブ林(同)CAVE OKINAWA(同)おもろまち東横イン那覇新都心おもろまち

 

 

 

61日目(3/23)

 

大学の友人との旅行3日目→山梨県での1人での店での食事→神奈川県での1人での宿泊

1日分の遂行旅程概要:おもろまち(バス)金城ダム(徒歩)儀保駅ゆいレール牧志駅(徒歩)牧志公設市場(徒歩)美栄橋駅ゆいレール那覇空港peach)成田空港(JR成田線/総武線快速)東京駅(JR中央線上野原駅(同)四方津駅/コモアしおつ(同)八王子駅JR横浜線古淵駅〔快活CLUB古淵駅前店〕

 

 

 

62日目(3/24)

 

相鉄直通線乗りつぶし→免許更新

1日分の遂行旅程概要:古淵駅JR横浜線横浜駅(JR横須賀線武蔵小杉駅(JR相鉄直通線)羽沢横浜国大駅(同/埼京線)大宮駅(JR高崎線鴻巣駅(バス)埼玉県免許センター(免許更新)(バス)鴻巣駅(JR高崎線上野駅東武東上線など)家

 

 

 

最長の旅、おわり!

 

 

次の記事(総括)

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[雑37]バイトの振り返り

4年間、いろいろな職種を経験してきたものだ。

 

 

かつて私は、なかなかに気持ち悪い記事を書いていたようである。

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上に「配達」と買いているが、私は現在Uber Eatsの配達パートナーとして東京のシェアサイクルを使って配達を行なっている。これ、好きな時間でできるから私にとっては本当に良い金稼ぎだ。特に夏なんか暑いし結構疲れるけど、その分運動になるわけだし、時給換算でも良い方だし。それに夜の東京とか、風があると意外と快適だし夜の景色は面白いよ。

あと、7/29までは主にコンビニのバイトをやっていた。1Aセメスターから週1回7時間で始めて、3月の後半は週2回7時間ずつ、2Sセメスターは週2回6時間入っていた。時給1,000円で安い。

また派遣会社にも登録していて、たまに早朝にティッシュ配りをしている。去年の夏休みには派遣で引っ越し、事務所や学校の備品移転、作業服や宅急便の仕分け、ピッキング、家電量販店の呼び込み、パン工場、料理の仕込みなんかもした。

これと別に、教育系バイトもやったことがある。今年1月までは家庭教師をやっていて、これまで3人の生徒を受け持ったことがある。個別指導塾でも1ヶ月だけバイトしたことがある。だが理由があって辞めた。

この時に「経験したアルバイト」として書いていたのは、これだけである。

 

一方、私は他に以下のようなアルバイトも経験したものである。

 

・選挙出口調査関連

1日だけ。詳しい業務内容はここでは話せないが、かなりの高給。正直、楽しかった。

 

・バスターミナルの案内

少しの期間だけ。お客様への案内と、バスの入線場所の指示。辛い仕事ではなかったが、同僚が嫌いだった(身も蓋もない)のでシフトに入らなくなった。

 

・スキー場の駐車場運営

泊まり込みで2日間だけ(勤務翌日に無料でリフトに乗せてくれてスキーできる)。お客様の車の誘導。日中のみながら二交代制だったため、かなり楽だった。

 

・地域密着の広告代理店

総務省管轄の「ふるさとワーキングホリデー」にて長野県に行った際、1週間ほど。事務作業と現場設営の両方。学園祭の委員をやっている私にとって、かなり楽しい仕事ではあった。

 

・大学の新入生事業

毎年3〜4月。新入生への入学準備説明会や講習会のスタッフ。同じ大学のメンバーしかいないので、正直なところ安心感がすごかった。

 

・大学のキャンパスツアー

3年生の春から2年間。学生ガイドとキャンパスツアー運営。上に同じく安心感がすごかったし、自分が大学を発信する最前線にいるのが楽しかった。

 

・レジャープールの案内スタッフ

3年生の夏休み。資格持ちの監視員ではなく、ウォータースライダーの案内や子ども向けプールの監視。日焼け対策をしないと悲惨なことになった。

 

・飲食店

3年生の冬から1年間ほど。フロアスタッフ。タブレット端末導入でフロアの仕事は過去より楽だったはずなのだが、それでも最低賃金でやるにはしんどかった。

 

・某世界的スポーツ大会の会場運営

4年生の夏。選手等に対する会場内の案内等。とてつもなく貴重な経験となったし、ボランティアと違って(業務内容も違うが)有給かつかなりの高給。

 

・ワクチン接種会場の運営

4年生の夏。ティッシュ配りと同じ派遣会社で、会場内誘導等。屋内なので真夏でも快適ではあった。

 

・年賀状の仕分け

4年生の冬。詳しい業務内容はここでは話せないが、給料それほど高くないといえめちゃくちゃ楽しかった。卒論に追われている時期だったので、かなり精神的に追われながらのバイトだったけど(なぜそんな時期にバイトする)。

 

もはや「バイト色々やったから人間的に成長できた」とか書く気はないが、まあ様々な職業世界を知ったことで「あらゆる仕事をしている人に最大限の敬意を抱くようになった」というのはかなり事実だと思う。

貴重な経験をさせてもらったものだ。

[旅57]最長片道切符の旅:55日目〜56日目(2022/3/17〜2022/3/18)

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最長片道切符の旅の記録について

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55日目(3/17)

 

ブロック:肥前

旅程素案:博多→新鳥栖肥前山口早岐諫早肥前山口→有田→伊万里

遂行旅程概要:博多大濠公園→博多)新鳥栖肥前山口早岐諫早肥前山口→有田→伊万里唐津→天神(周辺観光)→友人宅〔友人宅〕

旅程変更:「宿泊地を伊万里から福岡市内に変更

 

夕方に福岡居住の友人に会う予定(急遽生やした)をこなしつつ、「1人で店で飯を食べたことがない県」佐賀県で飯を食べる時間を確保しつつ、特急料金の必要な在来線特急を使わない、そのためには始発新幹線で行動を開始する必要があった。

 

○05:40大濠公園→05:49博多

420C・福岡市地下鉄空港線普通福岡空港行きワンマン・福岡市地下鉄1000系(1015)6両編成

空港線博多方面行き始発。連結部の壁が阪急みたいな茶色になっている。車内にて、JR九州ネット予約を使い、新鳥栖駅までの新幹線自由席特急券を購入。

 

博多駅到着、券売機で特急券を受け取り、新幹線ホームへ。

 

◎294. 06:10(+21)博多→06:23(+19)新鳥栖

5307A・九州新幹線つばめ307号鹿児島中央行き・N700系8両編成

点検車両の故障のため発車遅れの見込み……だと?こりゃ6:30新鳥栖発の長崎本線には乗れねえな、その次の6:46発か。…‥え、全然発車しないんだが?これもしかして6:46にも間に合わないとかもある?そうなったらめちゃくちゃ困るんだが。

21分遅れで発車。……さて、間に合うのだろうか。

 

新鳥栖駅到着。爆速で乗り換え。……間に合った!

 

◎295. 06:46新鳥栖→07:08佐賀

2829M・長崎本線普通佐賀行き・813系(クロスシート)3両編成

中高生が多い。中原駅で中学生(靴が白かったからたぶん)が下車し、代わって高校生が乗車。

 

佐賀駅到着。大量の中高生が下車していき、自分も下車。佐賀駅下車・下車印回収をもって、最長片道切符にて通過した全都道府県庁所在地の駅(青森駅浦和駅長崎駅・四国4県と沖縄県以外)にて、下車印を得たこととなった。

ここで、店に入って朝食を食べる。できれば別の店にしたかったが、他になさそうなので大分同様にここでもミスドに入る。今度はドーナツと「四川担々まぜ麺」を購入することとした。なかなかにうまい。

飯を済ませると、少し時間があったので駅南側を散策してから、駅に戻る。

 

◎296. 07:47佐賀→08:03肥前山口

2831M・長崎本線普通肥前山口行き・811系(ロングシート)4両編成

バルーンさが駅を視認しつつ通過。

 

肥前山口駅到着。ゴールなのでまた戻ってくる駅だが、その時には「途中下車印」はもらわないので、このタイミングで下車印をもらう。駅スタンプも回収。

 

◎297. 08:11肥前山口→09:01早岐

927M・佐世保線普通早岐行きワンマン・817系(クロスシート)2両編成

この列車を逃すとゴールが遅れる、本日始発で行動しなければならない元凶。

iPhoneの充電がどう頑張ってもできず、これはついにコード逝かれたかと考える。大町→有田は後でも通るから駅メモのチェックインはその時で大丈夫だが、有田→早岐の途中駅が渋い。……なんか復活した。よかった。

 

早岐駅到着。駅前にスーパーがあるとはこりゃ便利な駅だ。

3/3(京都→中津川)と3/14(宮崎空港線日南線)に使って3回(日)分残っていた18きっぷ、その1回分を肥前山口→有田と伊万里姪浜(学割乗車券使用で合計1,730円相当)を進む本日に使うこととした。時間に若干余裕があったのでここから佐世保に寄り道することとして、18きっぷで改札に入る。

 

○09:16早岐→09:27佐世保

4001M・佐世保線特急みどり佐世保行き・787系6両編成

乗車券のみで特急の自由席に乗車できる区間。車窓にはロードサイド型店舗が見える。

 

佐世保駅到着。おい佐世保駅よ、日本最西端とか嘘を言うな(JR駅最西端ではあるけど)。佐世保バーガーを買いたかったんだが、駅の中にあるログキットは木曜定休、商店街側の店は10:00開店で10:09の出発に間に合うか怪しい、したがって泣く泣く断念。佐世保バーガーを食べるチャレンジ、3回目の長崎県訪問にして3回目の失敗である。

アーケード商店街の方へと歩く。想像以上にでかいアーケード。路面電車除き日本一駅間距離が短い、松浦鉄道西九州線佐世保中央駅中佐世保駅を歩くなどして、佐世保駅に戻る。

 

○10:09佐世保→10:23早岐

4225D・佐世保線区間快速シーサイドライナー長崎行きワンマン・YC1系2両編成

やはりロードサイド型店舗の多さよ。

 

早岐駅到着後、同じ列車で最長片道切符の経路を進める。

 

◎298. 10:25早岐10:31ハウステンボス

4225D・大村線区間快速シーサイドライナー長崎行きワンマン・YC1系2両編成

海沿い。

 

ハウステンボス駅到着、下車。人めっちゃいる。下車印が欲しかったが、大量の観光客に追われる有人改札みどりの窓口は非常に慌ただしそうであり、改札を出てしばらく待って、人流が収まってからみどりの窓口で下車印をもらう。この駅、JR九州管内のみどりの窓口廃止したらやばい駅トップファイブに入るだろ。

ハウステンボスが意識された駅舎を出て、運河を渡ってハウステンボスの方へ。見える光景は完全にテーマパークであり、入園しないくせにこういう雰囲気好き〜〜〜って気分になってた。修学旅行だかで来ていると思われる制服集団がいて、とても良かった。

滞在時間が1時間だけなので、入園料は惜しむ。「入園料無料のエリアがある」みたいな話を聞いたことがあるが、どこなのかよく分からない。無料のエリアについて調べると……なんだ、ハウステンボス駅からかなり離れたエリアなのか。そこまで行っている時間は無さそうなので訪問は諦めるも、とりあえずその方向へとハウステンボス外周道路を歩き出す。途中で謎の施設があるなーと思ったらJRAの施設だった。ホテルからエントランスまでの送迎バスとすれ違った。……今度はちゃんと時間を確保して、ゆっくりとハウステンボスを楽しみたいものよ。

エントランスの近くに、テイクアウトの店があった。「佐世保バーガー」がメニューにあったので思わず頼んでしまう。出来上がりを待つ間にハウステンボスのゆうちょ銀行ATMを使うなどしてから、佐世保バーガーをテイクアウトして、駅の方に戻る。

駅のホームからはハウステンボスのホテルがよく見える。写真を撮ろうとしたが、「ホーム上からの写真撮影はおやめください」的な注意書きがあった。

 

◎299. 11:30ハウステンボス→12:26諫早

4227D・大村線区間快速シーサイドライナー長崎行きワンマン・YC1系2両編成

海沿い。

……あれ、この列車ってそういや快速じゃん。竹松駅から大村駅の間って駅あったっけ。……うおー諏訪駅駅メモの)チェックイン忘れた。なぜか昨年の3/8にチェックインしてるけど。あの時の自分、ありがとう。

 

諫早駅到着。西九州新幹線の駅がほぼ完成してやがる。でも駅ロータリーはまだ供用開始前なのね。

時間があるので散策。適当に歩いていたが、旧市街地まで行くには少し遠いことが分かったので、中途半端なところで引き返す。

諫早駅東口の近くにスーパーがあり、そこで飲み物と食料(パン)を確保してから、駅に戻る。そして長崎県の土産としてカステラを駅ナカで購入し、ホームへ。

 

◎300. 13:17諫早→14:52肥前山口

2860M・長崎本線普通鳥栖行きワンマン・817系(ロングシート)2両編成

ワンマンとか案内しつつ車掌がいた。肥前長田駅の前で車内検札。チャック袋の中に入れてたからか「18きっぷ?」と聞かれたがそうじゃないんですね。印は大きいので、経路表示の3枚目に押してもらう。

小江駅小長井駅で換気のため全てのドアが開く。小長井駅で前に座っていたサラリーマンが席を移動。正面に海が見えるようにか。肥前大浦駅の前(小長井駅の方が近い)で特急列車退避のため停車。多良駅でも全てのドアが開く。

列車はどんどんゴールに近づいていく。自分は日記の整理を続ける。肥前白石駅で4分ほど停車。……やっぱゴールが近づいてくるとソワソワするものね。

 

ついにゴール・肥前山口駅に到着。めちゃくちゃ感動する……かと思ったけど、意外とあっさりとした心情だった。家に帰るまでが旅、無事に帰るまで油断はできぬ、って感じか。

切符に無効印をもらい、北口へ。最長片道切符の旅ゴールを示すいろいろな写真を撮影。周辺にウロチョロしている人がいたが、同じく最長片道切符の旅ゴール者だろうか。

いろいろな写真を撮影しているうちに、いつの間にか次の列車の時刻が近づいていた。18きっぷで改札を入る。全然ゆっくりできないゴールである。

 

○15:10肥前山口→15:47有田

2937M・佐世保線普通早岐行きワンマン・817系(クロスシート)2両編成

筑肥線乗りつぶしつつ夕方に福岡に着くには、この列車に乗らねばならない。……あ、肥前山口駅ゴール後に駅スタンプもらいそびれた、まあ今朝もらってるし良いか。

 

有田駅到着、乗り換え。松浦鉄道の車両はバス同じく交通系ICカードが使える仕様だったが、先に車両前方の読み取り機にタッチしようとしてしまい、運転手に「後ろでタッチして」と言われるなど。恥ずかしすぎる。

 

○15:51有田→16:14伊万里

631D・松浦鉄道西九州線普通伊万里行きワンマン・松浦鉄道MR-600形(MR-621)単行

 

地域に愛されてる路線なんだろうな。

 

伊万里駅に到着、乗り換え。『ゾンビランドサガ』の聖地巡礼マップを確認。

当初案では伊万里のネカフェで一泊する予定だったが、肥前山口駅到着が15時前と早かったし、これから友人と福岡で会う予定を立てたので、筑肥線で福岡方面へと向かう。

 

○16:21伊万里→17:13唐津

2530D・筑肥線[山本から:唐津線]普通唐津行きワンマン・キハ125形単行

18きっぷで進む。Y-DC125。同業者(乗りつぶしオタク)みたいな人がいた。

 

唐津駅到着、下車。駅を出てすぐにゾンビランドサガのパネルを発見。唐津も聖地だな。

 

○17:30唐津→18:09筑前前原

368C・筑肥線普通筑前前原行きワンマン・103系(赤)3両編成

唐津駅を出てしばらくすると、車窓には虹の松原。そんなにめちゃくちゃ分かりやすいってわけじゃなかったけど。

 

筑前前原駅で乗り換え。

 

○18:10筑前前原→18:45天神

540C・筑肥線姪浜まで]/福岡市地下鉄空港線姪浜から]普通福岡空港行きワンマン・福岡市交通局1000系6両編成

九大学研都市駅、やはりいつか降りてみたい……。

 

天神駅到着、有人改札にて姪浜→天神の運賃を支払う(姪浜までは18きっぷ)。

改札近くにて友人と2年ぶりの再会。開口一番、私が急遽訪ねることになったことへの文句的なものが出てきたが、まあこれに関しては私が100%悪い。突然の「会える?」に対応してくれた彼にひどく感謝である。

夕食は天神の店でもつ鍋。やはりもつ鍋は素晴らしい。お互い身上話が好きな部類なので、彼の愚痴的な話をいろいろ聞く。楽しい。

本日の宿について聞かれ、「決めてない」と答える。「もしかして、泊めてもらうことって可能ですか?」突然会うって話以上の無茶振り。彼は少し部屋を整理する時間が欲しいとの条件のもと、承諾してくれた。マジで感謝。てか予め言っとかなくてすまん。

 

食べ終え、駅の方へ。少し雨が降っていた。

 

最寄駅まで移動。

 

部屋を片付けるのを20分ほど待ってから、部屋に入る。彼は私なんざ比べ物にならないくらいのオタクである。部屋には大量のポスター類。

 

 

56日目(3/18)

 

ブロック:なし

旅程素案:伊万里唐津→博多→(夜行バスorフェリー)

遂行旅程概要:友人宅 →福岡空港→(JAL羽田空港→家(オンラインでの用事)〔家〕

旅程変更:「前泊地が伊万里から福岡市内に変更」「帰宅手段を航空機に変更し、本日中に帰宅

 

夜中2時くらいまで話を続け、寝る。寝袋を持ってて貸してくれたの、ガチでありがたい。

8時前に起き、出発準備。感謝の意を示すため1,000円(安い)を起き、見送られて出発。

 

できるものなら東京九州フェリーとかで帰りたかったものだが、あいにく本日午後と翌日日中に用事があるので、午前中の航空機で福岡空港から帰ることに。JALカードnavi会員特典、3,000+αマイルでJAL便に乗れるという最強の存在。

福岡空港までは地下鉄空港線で移動。6日前の12日には福岡空港柚須駅を歩いていたので使っておらず、このタイミングで地下鉄空港線完乗。

 

出発1時間前に空港に到着、そこから土産を買うべく旅客ターミナル内を歩く。定番・博多通りもん、祖母家に渡す用・博多の女、そして夜中1時くらいに友人から存在を教わった桔梗信玄餅(山梨土産)もどき・「筑紫もち」を購入。

のんびりしていたら意外と時間が無くなっていた。急いで搭乗手続きを開始し、手荷物検査場に並んでいると、JALのスタッフから呼び出される。なんかまずいことしたか?と思ったが、どうやら座る予定の席の前が濡れており、座席を変更して良いかとのこと。当然承諾し、再び手荷物検査へ。座席変更とは、ちょっと珍しい体験だ。

搭乗口にて出発を待ち、しばらくしてから搭乗開始。peachのせいぜい座席6列の機体に慣れてた身としては、最大座席11列の機体にはめちゃくちゃ興奮する。

 

○10:00福岡空港(FUK)→11:35羽田空港HND

JL308・エアバスA350-900

さらば、福岡。このタイミングでようやく旅の終わりを感じる……かと思いきや、石垣出発時ほどでもなかった。なんだろう、福岡には「すぐに来れる」ってイメージがあるから?

機内ではまず昨日諫早で買ったパンを、朝食として食べる。続いて機内Wi-Fiにつなぎ、本日夕方提出の課外活動関連の書類を書き進める。睡眠不足ゆえか、途中で微睡む。

ドリンクサービスが回ってきて、ジュースを頼んで飲む。やはりフルキャリアは素晴らしいですね。……ところが天候不良のためサービスが早めに終了し、カップは回収されず。着陸後に、離陸直後化粧室がしばらく使えなかったことと合わせてお詫びされた。

到着直前、粋なアナウンスを聞く。そうか、今って彼岸始めか。てかこれってJAL単独便じゃなくてワンワールドアライアンスのコードシェアだったのか。

 

羽田空港到着。搭乗口近くの店で何か昼食でも買おうかと思ったが、閉店中のようだったのでやむなく諦め、外に出る。

JALなので到着は第1ターミナルだったが、東京モノレール乗りつぶしのために第2ターミナルまで歩く異常行動を実施。羽田空港、やっぱおもしれえな。

第2ターミナル駅改札近くのローソンでおにぎりを買い、駅の中へ。

 

○12:09羽田空港第2ターミナル→12:28浜松町

1206・東京モノレール羽田空港線空港快速浜松町行きワンマン・東京モノレール10000形(10075)6両編成

○12:32浜松町→12:37有楽町

1210G・山手線[東海道本線]内回り・E235系(ウグイス色)11両編成

モノレール乗るの楽しい、となんとも幼稚なことを思いながら都心へ。

 

有楽町駅近くのファミマにてファミチキを買って食べてから、埼玉の自宅に帰る。

 

自宅到着後は15時から、オンラインの用事。

それが終わると……今度は翌日からの旅に向けて荷造りを始める。

 

そう、「最長片道切符の旅」は終われど、「最長の旅」はまだ6日間続くのである。

 

 

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東北・北海道乗りつぶし

 

期間:2021年9月8日(1日目)〜2021年9月14日(7日目)

コンセプト:「北東パスを使って、東北・北海道の未乗区間をできるだけ乗りつぶす」「14日午後の浦和での用事に出る」

 

1日目:埼玉県の自宅(東武東上線など)池袋駅(JR湘南新宿ライン/宇都宮線黒磯駅JR東北本線)福島駅(JR山形線新庄駅(JR陸羽西線/羽越本線酒田駅(同)羽後牛島駅

2日目:羽後牛島駅(JR羽越本線秋田駅(JR奥羽本線)横手駅(JR北上線北上駅JR東北本線小牛田駅(JR石巻線/気仙沼線柳津駅(同BRT)気仙沼駅(JR大船渡線一ノ関駅JR東北本線盛岡駅IGRいわて銀河鉄道線/青い森鉄道線)筒井駅

3日目:筒井駅(青い森鉄道線野辺地駅(JR大湊線大湊駅(同)野辺地駅青い森鉄道線青森駅(JR津軽線三厩駅(バス)龍飛岬(同)三厩駅(徒歩)青函トンネル本州側入口(同)津軽浜名駅(JR津軽線青森駅(JR奥羽本線弘前駅(同)鷹ノ巣駅(同)新青森駅

4日目:新青森駅JR北海道新幹線)新函館北斗駅(JR特急北斗)南千歳駅(JR特急おおぞら)釧路駅(JR花咲線根室駅(同)釧路駅

5日目:釧路駅(JR釧網本線)網走駅(レンタサイクル)卯原内サンゴ草群落地(同)道の駅流氷街道網走(同)網走駅(バス)女満別空港peach)成田空港(JR成田線/総武本線/総武線快速錦糸町駅東武東上線など)埼玉県の自宅

6日目:埼玉県の自宅(東武東上線など)大宮駅(JR宇都宮線黒磯駅JR東北本線郡山駅(JR磐越西線会津若松駅(JR只見線小出駅(JR上越線六日町駅北越急行ほくほく線/JR信越本線直江津駅(トキ鉄妙高はねうまライン春日山駅/上越市役所前

7日目:上越市役所前(徒歩)直江津駅(JR信越本線/北越急行ほくほく線六日町駅(JR上越線高崎駅(JR高崎線)大宮駅(JR京浜東北線)浦和(東武東上線など)埼玉県の自宅

 

 

東武乗りつぶし

 

期間:2021年9月26日(1日目)〜2021年9月27日(2日目)

コンセプト:「東京スカイツリー天望回廊付き東武本線乗り放題デジタルきっぷを使って、東武鉄道を乗りつぶす」「27日昼に友人と中目黒で食事をする」

 

1日目:埼玉県の自宅(JR川越線など)大宮駅(東武野田線春日部駅東武伊勢崎線/日光線柳生駅/三県境/渡良瀬遊水池(同)東武日光駅(同)新栃木駅東武宇都宮線東武宇都宮駅(同/東武日光線栃木駅(JR両毛線佐野駅東武佐野線葛生駅東武佐野線館林駅東武伊勢崎線茂林寺前駅(同)押上駅/東京スカイツリー/業平橋駅(東武伊勢崎線曳舟駅東武亀戸線亀戸駅東武東上線など)埼玉県の自宅

2日目:埼玉県の自宅(JR川越線奈など)大宮駅(東武野田線春日部駅東武伊勢崎線太田駅東武桐生線赤城駅(同)太田駅東武小泉線東小泉駅(同)西小泉駅(同)館林駅東武伊勢崎線北千住駅東京メトロ日比谷線中目黒駅東武東上線など)埼玉県の自宅

 

 

北海道・福井一人旅

 

期間:2021年10月21日(1日目)〜2021年10月27日(7日目)

コンセプト:「オンライン授業を受けながら旅をする」「新日本海フェリーに乗船する」「越美walkをする」「JR日高本線福井鉄道名鉄の一部路線・東海交通事業城北線を乗りつぶす」

 

1日目:埼玉県の自宅(東武東上線など)日暮里駅(京成本線/アクセス特急)成田空港(peach)釧路空港(高速バス)帯広駅(バス)帯広神社(同)もりの山(同)オベリベリ温泉水光園(同)帯広駅(同)白樺通18条

2日目:白樺通18条(徒歩)帯広駅(バス)然別湖(同)道の駅うりまく(同)帯広市内(同)陸別(同)帯広駅(同)白樺通18条

3日目:白樺通18条(バス)帯広駅(徒歩)緑ヶ丘公園(バス)広尾(同)襟裳岬(同)様似(同)浦河(同)三石温泉(同)静内(同)鵡川駅(JR日高本線苫小牧駅(同)浜厚真駅(徒歩)苫小牧東港新日本海フェリーすずらん

4日目:(新日本海フェリーすずらん敦賀港(バス)敦賀駅

5日目:敦賀駅JR北陸本線武生駅/越前武生駅(福井鉄道田原町駅(徒歩)福井駅JR北陸本線越前花堂駅(JR九頭竜線九頭竜湖駅(バス)前坂家族旅行村(徒歩)下在所(バス)北濃駅(長良川鉄道美濃太田駅(JR太多線可児駅

6日目:可児駅/新可児駅名鉄広見線御嵩駅(同)犬山駅名鉄犬山線犬山遊園駅(徒歩)犬山城(同)犬山遊園駅名鉄犬山線/各務原線名鉄岐阜駅名鉄名古屋本線名鉄一宮駅(名鉄尾西線津島駅名鉄津島線/名古屋本線名鉄名古屋駅(同)知立駅名鉄三河線豊田市駅名鉄豊田線/名古屋市営地下鉄鶴舞線八事駅名古屋市営地下鉄名城線平安通駅名古屋市営地下鉄上飯田線/名鉄小牧線犬山駅名鉄犬山線江南駅(同)東枇杷島駅名鉄名古屋本線西枇杷島駅(徒歩)枇杷島駅東海交通事業城北線勝川駅(夜行バス)

7日目:(夜行バス)新宿駅東武東上線など)埼玉県の自宅

 

 

西日本どこでも大移動2021

 

期間:2021年11月3日(0日目)〜2021年11月8日(5日目)

コンセプト:「JR西日本のどこでもきっぷを使って友人と2泊の旅行をする」「オンライン授業を受けながら旅をする」「1日目日中は別行動をする」「JR西日本管内までの交通手段を速くかつ安くするため、往復夜行バスを使う」「JR西日本管内の未乗区間をできるだけ乗りつぶす」「早朝の竹田城跡に行って雲海を見る」「石川県に宿泊する」

 

0日目:埼玉県の自宅(東武東上線など)新宿駅(夜行バス)

1日目:(夜行バス)京都駅(JR特急はるか)関西空港駅(JR特急はるか)和泉府中駅JR阪和線)鳳駅(JR羽衣線東羽衣駅/羽衣駅(南海本線新今宮駅(JR大阪環状線大阪駅JR京都線新大阪駅(JR山陽新幹線徳山駅(JR岩徳線岩国駅(JR山陽本線)横川駅(JR可部線あき亀山駅(徒歩)河戸帆待川駅(JR可部線)広島駅(JR山陽新幹線博多駅(JR博多南線博多南駅(同)博多駅

2日目:博多駅(JR山陽新幹線岡山駅(JR特急やくも)安来駅(JR特急スーパーまつかぜ鳥取駅(JR山陰本線和田山駅

3日目:和田山駅(JR播但線竹田駅/竹田城跡(同)和田山駅(同)姫路駅(JR山陽新幹線新大阪駅(JR特急スーパーはくと大阪駅(JR大阪環状線大阪城公園駅/大阪城公園(徒歩)大阪城北詰駅(JR東西線大阪天満宮駅(同)新福島駅/福島駅(JR大阪環状線新今宮駅(同)大阪駅(JR特急サンダーバード)京都駅(JR湖西線大津京駅(同)京都駅(JR特急サンダーバード金沢駅/近江町市場(JR特急能登かがり火)和倉温泉駅のと鉄道七尾線七尾駅(JR七尾線)千路駅(同)徳田駅(徒歩)八幡

4日目:八幡(バス)七尾駅のと鉄道七尾線穴水駅(同)西岸駅(同)穴水駅(無料観光バス)能登長寿大仏(同)能登ワイン(同)穴水駅のと鉄道七尾線能登鹿島駅(同)穴水駅のと鉄道のと里山里海号)能登中島駅(同)七尾駅のと鉄道七尾線和倉温泉駅(徒歩)和倉温泉(バス)ひみ番屋街(徒歩)氷見駅(JR氷見線伏木駅(徒歩)中伏木駅万葉線)越ノ潟駅(徒歩)海王丸/海王丸駅(万葉線高岡駅(夜行バス)

5日目:(夜行バス)新宿駅東武東上線など)埼玉県の自宅

 

 

茨城一人旅

 

期間:2022年1月14日(1日目)〜2022年1月15日(2日目)

コンセプト:「茨城県に宿泊する」「茨城県内の普通鉄道路線を乗りつぶす」「社会実験中のひたちのくにめぐりん号に乗車する」「筑波山に登る」

 

1日目:埼玉県の自宅(東武東上線など)秋葉原駅(TX)つくば駅(ひたちのくにめぐりん号)いばらきフラワーパーク(同)筑波山神社入口(徒歩)筑波山頂(同)筑波山神社入口(ひたちのくにめぐりん号)茨城空港(同)水戸駅(JR水郡線上菅谷駅

2日目:上菅谷駅(JR水郡線水戸駅(JR常磐線取手駅関東鉄道常総線下館駅(JR水戸線/常磐線勝田駅ひたちなか海浜鉄道那珂湊駅(徒歩)大洗磯前神社(同)かねふくめんたいパーク大洗(同)大洗シーサイドステーション(同)大洗駅鹿島臨海鉄道大洗鹿島線鹿島神宮駅(同)水戸駅(JR常磐線龍ケ崎市駅/佐貫駅関東鉄道竜ヶ崎線竜ヶ崎駅(JR常磐線)日暮里駅(東武東上線など)埼玉県の自宅

 

 

この茨城一人旅から帰ってきた4日後に、最長片道切符の旅に向けて旅立つ。